現在最も人気の高いVRデバイスである『Oculus Quest 2(オキュラス クエスト2)』(現在はMeta Quest2)
Quest 2は本体にゲームやアプリをダウンロードすることで、ケーブル接続することを必要とせず、VR体験が楽しめることで話題になりました。
そんなQuest 2で、サバイバルホラー作品の傑作『バイオハザード4 』をVRに対応させた『バイオハザード4 VR』が2021年10月21日(木)に発売されました。
- バイオハザード4 VR販売ページ
今回は『バイオハザード4 VR』をプレイしてどのような内容だったのか、良かった所と悪かった所、感じたところをご紹介したいと思います。
そもそもバイオハザード4とは?
2005年1月27日にニンテンドーゲームキューブで、ホラーアクションアドベンチャーゲーム『バイオハザード4』が、カプコンから発売されました。
バイオ4はシリーズの第6作目で、今までの作品はホラー色の強い作品だったのに対して、アクション性の強い作品となりました。
今までバイオハザードシリーズは、ホラーゲームという印象があったのですが、アクションに路線変更してくれたおかげで、当時の私もシリーズに初めて触れることができました。
その大胆な路線変更が高評価をたたき出し、PlayStation 2、Microsoft Windows、Wii、PlayStation 3、Xbox 360、PlayStation 4、Xbox One、Nintendo Switchなど多くのプラットホームで移植されるほど人気を博しました。
そんなバイオ4が2021年にVR対応し、その恐ろしくもスタイリッシュな世界を圧倒的な没入感で体験できるようになったのです!
バイオハザード4 VRを実際にプレイした感想
今回は、遂にバイオ4VRを購入してプレイできたので、その感想についてご紹介します。
▼ゲームをスタートするとQuest 2で表現される3Dオーディオで、ガナード達の背後からの囁きの歓迎を受けます。
見慣れた教会がVR映像で表現され、いよいよゲームが始まります。
VRに合わせてグラフィックも綺麗になっているので、迫力がスゴイです!
最適なプレイ環境を選択
▼始めに、自分に合った難易度調整を行うことができ、「イージ」「ノーマル」「プロ」「ニューゲーム+(ゲームクリア後に出現)」の中から選びましょう。
▼身長の調整とプレイポジションが選択できます。
プレイポジションは「立ってプレイ」「座ってプレイ」のどちらかを選択します。
私は座ってVRゲームを遊びたいので、この機能があって助かりました。
▼聞き手の選択もできるので、左利きの方も安心してプレイできます。
▼VRのゲームプレイに慣れてない方は、移動時にVR酔いを防いでくれる「快適」を選択。
VRに慣れている方は没入感のある「フルモーション」を選択します。
VRで表現されるバイオハザード4の世界
▼ムービーが流れるシーンでは、映画を観るように映像が目の前に現れます。
▼ゲームがスタートし、通信機も自分でタップして応答します。
▼初めてこのゲームをプレイする人に、武器の使い方のチュートリアルが用意されているので安心します。
▼武器は通常版バイオ4と同様に、レーザーポインタを対象に合わせて発砲します。
そして、武器のリロードは、現実の武器と同じようなやり方なので、ものすごく楽しいです!
▼ナイフは、「スカイリムVR」のように自分で振って使用することができるのですが、速い速度で振ることで通常版バイオ4ではありえないヒット回数をたたき出すことができます。
▼ちなみに、銃とナイフは同時に扱うことができるので、近接と射撃を素早く行えるのが便利です。
▼そして最も驚いたのが、通常版バイオ4は立ち止まらないと武器を使えなかったのに、VR版では移動しながら武器を使用できるようになってます。
▼バイオ4の特徴でもある「アタッシュケース」システムも、実際に物をつかんで行うことができます。プレイヤーの整頓力が試されますね...
▼遂に村に到着したのですが、押し寄せる村人に恐怖して焦り、リロードがうまくできませんでした(笑)
▼そんな中、ショットガンを発見!
リロードも現実さながらで感動しました。
▼さらになんと、ショットガンとハンドガン両手持ちで発砲できました!
通常版では絶対できませんね...
▼戦闘後に手榴弾を発見したのですが、こちらも現実のようにピンを抜いて爆発させることができます。
▼何とかセーブができるタイプライターを発見!
こちらはなんと、自分で名前を打ち込んでセーブすることができます。
▼そしてバイオ4の名物でもある、武器商人との取引もVRで楽しめます。
このように、ほとんどの要素がVRに最適化されて遊びやすくなっています。
現実と同じように直感的な操作が可能なため、没入感が半端ないです!
バイオハザード4 VRの良かった所・悪かった所
私はゲームキューブで発売された時からバイオ4を何度もプレイしていて、今回はついにVR版を体験したのですが、改めて新鮮な気持ちでゲームを楽しむことができました。
そんなバイオ4 VRで遊んで感じた、良かった所と悪かった所を紹介します。
良かった所
- VRに合わせた高解像度テクスチャ
- 没入感のあるサウンド
- 武器の扱いがリアルで楽しい
- 歩きながら武器を使用できる
- アイテム画面を開かなくても回復/武器の使用ができる
- 何度も遊びたくなるゲーム性
悪かった所
- マーセナリーズやアナザーオーダーが収録されてない(2022年にマーセナリーズ実装)
- ボートなどの乗り物の操縦が難しい
- ナイフの使用で腕がつかれる
アシュリーが邪魔
未だに色あせない名作をVRで楽しもう!
以上が、『バイオハザード4 VR』をプレイした感想の紹介でした。
私が初めてプレイしたシリーズ作品がバイオ4なので、思い入れのある作品がVRで遊べてよかったです。
VRに対応することで、没入感が桁違いに上がり、怖さもかなり増しました。
皆さんも是非サバイバルホラーの名作をVRで遊んでみてください!
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