PC使用時に、モニターや手元が暗くて見づらく感じたことは無いだろうか。
画面が暗いと視力の低下につながり、手元が暗いとミスタッチを起こすことがある。
そこで今回は、モニター上に設置して、リモコンからのワイヤレス操作でPC周囲を明るく照らすことの出来る『Quntis モニターライト』（HY214-QU）について、提携先より提供していただいたのでレビューしていきたいと思う。
| ブランド名 | Quntis |
| 製品モデル | LI-HY-0214-GY |
| 適合するモニターの厚さ | 0.5cm～3.2cm |
| 電源 | USB給電式 |
| ワット数 / 電圧 | 5W / DC 5V |
| 光源タイプ | LED（正面ライト72 + 背面ライト12 = 84PCS） |
| リモコン電源 | 単三電池×3 |
| 色温度 | 正面ライト：2700K/3300K/4100K/5200K 背面ライト：3600K |
| 本体サイズ | 20×400mm |
| 本体重量 | 約440g |
今回紹介する『Quntis モニターライト』（HY214-QU）は、バー（棒）型のデスクライトだ。
USB給電式で、モニター上に設置することで、モニター画面および手元を明るく照らすことができる。
モニター画面側だけでなく背面にもライトを搭載しており、計3種類の照明モードに対応。
▼多彩な照らし方が可能。
▼演色評価数（CRI）：Ra＞95 の照明光で自然な色合いを実現。
従来のバーライトと比べて照度が35%増加しているほか、画面への映り込みを80%軽減。独特なライトフードのデザインでLEDの光が直接目に届くのを防ぐ。
そして2.4GHz無線接続対応のリモコンが付属しており、ワイヤレスで遠隔から点灯のON/OFF、照度の調節、色温度の調整などを行うことができる。
▼バックライトも調光可能。
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- モニターライト本体
- ユーザーマニュアル
- リモコン
- 単三電池×3
- USB Type-Cケーブル
- クリップ
▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応している。
▼バーライトをモニター上に設置するためのクリップ。
バーライト本体
▼バーライト本体。長さは40cm。
▼正面側には72PCSのLEDが仕込まれている。
▼背面側の様子。
▼背面側にも12PCSのLEDが仕込まれているほか、給電用のType-Cポートが用意。
▼本体重量は約440gと非常に軽量。
▼直径は2cmほど。
このように、バーライト自体はシンプルなデザインとなっている。
リモコン
本製品には、ライト遠隔操作用のリモコンが付いている。
▼リモコンの外観。タッチ操作式のボタンが多数搭載。
▼手にすっぽりと収まるほどのサイズ。
▼底部のフタを取り外して、単三電池を装着できる。
▼電池を装着し、正面の電源ボタンをタッチするとランプが点灯する。
▼マイナス（ー）プラス（＋）ボタンをタッチして明るさや色温度を調節。
▼上部のランプ点灯数で調節具合を確認可能。
▼左右のアイコンをタッチして、調節する対象を明るさ⇔色温度に変更。
▼そして電源ボタンの下のアイコンをタッチすることで、背面ライトを点灯させることができる。
モニターライトの設置
モニターライトを設置してみる。
まず、バーライトをクリップに挿入する。
▼挿入した様子。
続いて、クリップ背面に見えるバーライトのType-Cポートに、USBケーブルを接続する。
そしてクリップをモニター上部へ引っ掛けるカタチで設置する。
▼USBケーブルはモニターライトに隠れるカタチで背面に伸びているため、視界の邪魔にならない。
▼設置時の安定性は良好。ちょっとやそっとの衝撃で落ちることは無い。0.5cm～3.2cmの厚みのモニターに対応している。
▼設置した様子。
モニターライト自体がスタイリッシュなデザインのため、設置しても全体的に違和感がない。
モニター前部に引っ掛けるツメの大きさも最小限に抑えられているため、ディスプレイに映る映像を邪魔しない。
ディスプレイから手元まで明るくて見やすくなる
モニターライトを点灯させると、ディスプレイ部から手元までが非常に明るくなり、視認性が圧倒的に向上する。
▼下手に室内灯を点けるよりも明るくなる。
さらに背面ライトを点灯させると、モニター上部まで明るくすることができる。
▼背面ライトも同時に転倒させた様子。周囲が均一に照らされている。
▼モニターライトの非点灯時と比べると、明るさの違いは一目瞭然だ。
▼モニターライトを点灯すると手元も一気に見やすくなる。
本製品は従来のバーライトと比べて照度が35%増加しているほか、画面への映り込みを80%軽減することに成功。正面から見ても、モニター画面にLEDの光はほとんど映り込んではいなかった。
そして独特なライトフードのデザインのおかげで、LEDの光が直接目に届くのを防いでいる。
▼ユーザー側からは高原が直接見えず、目が痛くなったり疲れることは無かった。
便利なリモコン
そしてリモコンによる遠隔操作が非常に便利だ。
いちいちモニターライト本体を触らずとも、手元のコンパクトなリモコンをタッチするだけで、各種機能を利用できる。
▼操作している様子
明るさに加えて、色温度を4段階（2700K/3300K/4100K/5200K）で調節可能。気分や部屋の雰囲気に応じてピッタリの色合いを実現できる。
▼暖色（2700K）
▼寒色（5200K）
リモコンの反応性は良好。操作に対するバーライトの遅延もほとんどなかった。
何よりサイズがコンパクトで、電池可動のワイヤレス式のため、デスク上に設置しても場所を取らず邪魔に感じられない点がGOOD。
▼狭いデスク上に設置しても邪魔に感じない。
以上の通り、機能性・利便性・デザイン性のいずれも優れたモニターライトとなっている。
『Quntis モニターライト』のまとめ
今回紹介した『Quntis モニターライト』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- スタイリッシュなデザイン
- コンパクトで場所を取らないリモコン
- リモコンでスムーズな遠隔操作が可能
- USB給電式
- LED光源が直接目に届かない
- 画面からの照り返しがほとんどない
- 明るさ・色温度のシームレスな調節が可能
悪かった点
- リモコンは電池を入れると、正面灯がずっと点灯している点が気になる
以上の通り、機能性・利便性・デザイン性のいずれの点においても優れたモニターライトとなっている。
見た目がスタイリッシュでモニター上に設置しても違和感が無く、コードも目立ちづらいため、意匠性にこだわる方にもオススメだ。
最高輝度にするとかなり明るくなり、下手に室内灯を点けるよりも手元が見やすくなった。
そして何より、リモコンを利用した遠隔操作が非常に便利だ。いちいちモニターライト本体を触らずとも、手元のコンパクトなリモコンをタッチするだけで、各種機能を利用できる。明るさだけでなく色温度もシームレスに調節可能。気分や部屋の雰囲気に応じてピッタリの色合いを実現できる。何よりサイズがコンパクトで、電池可動のワイヤレス式のため、デスク上に設置しても場所を取らず邪魔に感じられない点がGOOD。
一方で、リモコンは電池を入れると、正面灯がずっと点灯している点が気になった。電源を切っても点灯したままのため、電池の持続時間に影響を及ぼさないのか心配になった。
何はともあれ価格もリーズナブルであり、PC用のモニターライトを探しているのであれば、現時点で間違いなく選択肢の１つに入れても良い製品だろう。
▼こちらの記事もオススメ
-
-
『Innocn 49C1R』レビュー | 49インチ・5K解像度・最高120Hz対応の曲面スーパーウルトラワイドモニター
モニターの開発を手掛けるInnocnは、同社が手掛けるブランドの最新ゲーミングモニター『Innocn 49C1R』について、2023年10月より販売開始した。 5K デュアルQHD (5120×144 ...
続きを見る
-
-
『Pixio PXC327 Advanced』レビュー | 32インチの高性能な湾曲ゲーミングモニター
モニターの開発を手掛けるPixioは、同社が手掛けるブランドの最新ゲーミングモニター『Pixio PXC327 Advanced』について、2023年2月より販売開始した。 2560x1440（WQH ...
続きを見る
