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『Redmi Watch 3 Active』レビュー | 通話機能対応、1.83インチ画面の高コスパスマートウォッチ

2023-07-31

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

2023年7月27日(木)、Xiaomi(シャオミ)は日本国内向けに、同ブランドの最新スマートウォッチ『Redmi Watch 3 Active』の販売を開始した。

Amazonにおける記事執筆時点の販売価格は税込4,990円となっている。

1.83インチLCDディスプレイ搭載、マイク&スピーカー内蔵で通話機能にも対応。最大12日間持続するバッテリーを内蔵するなど、全体的に完成度の高い高機能スマートウォッチだ。

今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

ブランド Xiaomi(シャオミ)
モデル名 Redmi Watch 3 Active
カラー ブラック/グレー(グリーン/イエロー)
画面サイズ 1.83 インチ LCD ディスプレイ
解像度/PPI 240×280
リフレッシュレート 30Hz
最大輝度 最大450nit
内蔵センサー 心拍センサー(血中酸素レベルセンサーを含む)、加速度計
測位システム BeiDou/GPS/GLONASS/Galileo/QZSS
通信規格 Bluetooth5.3
防水規格 5ATM
対応OS Android 6.0以上、iOS 12.0以上
対応アプリ Mi Fitness
マイク 対応
スピーカー 対応
本体サイズ 46.94×38.88×10.94 mm
重量 41.67 g(付属のストラップを含む)
タッチスクリーン 指紋防止コーティングガラス
対応手首サイズ 135~200mm
バッテリー容量 289mAh
バッテリー持続期間 通常使用モード:最大12日間
ヘビーユースモード:最大8日間

▼『Redmi Watch 3』のレビュー記事はコチラ

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本体サイズは46.94×38.88×10.94 mm、重さはストラップ込みで約41.67g。メタリック仕上げのボディが特徴的で、ターニッシュとシルバーの2つのカラーが用意。もちろん、別売りのバンドを自由に付け替えることも可能だ。安価ながら、見た目的には高級感のあるスタイリッシュなデザインとなっている。

1.83インチLCDディスプレイを搭載。大きめの画面によって、メッセージ通知からワークアウトデータまで、すべて一目で確認できる。また、2.5D曲面高強度ガラスが、よりエレガントな外観と優れた耐摩耗性を実現している。

ウォッチフェイスのデザインは、専用アプリを利用して200種類以上から自由に変更・カスタマイズできる。

289mAhのバッテリーを内蔵しており、通常使用では最大12日間、ヘビーユースモードでも最大8日間の持続が可能。いちいち充電する手間を省くことが出来る。

コンパクトな筐体サイズに対して機能は充実しており、心拍数や消費カロリーの計測といったヘルスケア機能はもちろん、血中酸素レベル測定や睡眠モニタリングなどの健康管理機能をもれなく利用可能。

100種類以上のワークアウト・スポーツモードを搭載。5ATMの防水規格に対応しているため、水泳などのマリンアクティビティ測定にも利用できる。

スマートウォッチ内部にはマイク&スピーカーが内蔵されており、Bluetoothを利用した通話も可能。いちいちスマホを持たずとも、高品質な通話を行うことが出来る。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物一覧をすべて取り出した様子

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • スマートウォッチ本体
  • 充電ケーブル
  • ユーザーマニュアル

▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応している。

▼スマートウォッチ本体の外観。46.94×38.88×10.94 mmの筐体に、1.83インチの大きめなタッチディスプレイが搭載されている。

▼真横から見た様子

▼右側面にはファンクションボタンが搭載されている。

▼後ろから見た様子。ベルトは汚れが付着しづらく、柔軟な素材で造られている。

▼ベルトを展開した様子。どのような太さの手首でも装着できるようになっている。

▼ストラップはボタンを穴に留める方式。着脱がしやすい。

▼裏面の手首にあたる部分には、装着者の生体情報を読み取る端子と、充電ポートが用意。

背面根本のレバーを引くことで、ストラップを簡単に取り外すことができる。

▼ストラップを分解した様子。

このように、スマートウォッチ自体はスマートな見た目で、運動時だけでなくビジネスの場にもフィットするデザインとなっている。

マグネット式充電でバッテリーをスピード回復

本製品付属の充電ケーブルは、マグネット吸着式となっている。

充電の際は、スマートウォッチ背面のポートにケーブル端子を近づけるだけでカチッと磁石で吸着し、充電が開始される。

いちいち端子を手探りで探して接続する必要もないため、普段からストレスなく充電を開始出来る。

充電速度は非常に速く、バッテリー残量がほぼゼロに近い状態でも、20~30分ほど給電を行うことで満充電まであっという間に回復させることが可能だ。

ちなみにバッテリー自体の持ちも良く、筆者の場合は10日間に1回の頻度で、30分ほど充電を行うだけで支障なく利用できた。

いちいち頻繁にバッテリー残量を気にする必要が無い点もGOODだ。

公式アプリのインストールでスマホと同期

本製品の利用を開始する際は、スマートウォッチと連携したいスマホやタブレット端末へ、事前に公式アプリをインストールしておこう

▼公式アプリ(iOS・Android対応)

Mi Fitness (Xiaomi Wear Lite)

Mi Fitness (Xiaomi Wear Lite)
開発元:Beijing Xiaomi Co., Ltd
無料
posted withアプリーチ

側面のファンクションボタンを長押しするとスマートウォッチが起動し、ペアリングスタンバイ状態となる。

▼インターフェースは当然、日本語にも完全対応している。

アプリでQRコードを読み取り、スマホとBluetooth接続を行う。

アプリ(スマホ・タブレット端末)とのペアリングが完了すると、端末上でスマートウォッチの状態を確認したり、データの分析や機能のカスタマイズなどを行うことが可能となる。

▼本製品を使いこなすうえで必須のアプリなので、必ず初起動時にインストール&ペアリングしておこう。

快適な着け心地

本製品の装着感は実に快適であり、ベルトが手首へ柔軟にフィットする。

▼強めに締め付けた場合でも、皮膚との擦れなどはほとんど生じなかった。

▼どのような太さの手首にも柔軟にフィットする。

本体重量が約41g(ストラップ込み)と軽いため、長時間装着し続けても腕の疲れを生じなかった

そして5ATMの防水規格で設計されているため、装着した状態で手洗いを行ったり、水冷シャワーを浴びても故障することはない。

ただし温水はNGのため、風呂場やサウナ等での使用は避けよう。

このように、普段から自然な気分で装着し続けることが可能となっている。

非常に豊富な機能を利用可能

本製品には、一般的なスマートバンドやスマートウォッチ以上に豊富な機能が用意されている。

▼ホーム画面から上下左右にスワイプすることで、各アプリや機能を利用可能。

30Hzのリフレッシュレートに対応していることもあり、スワイプ時にはスムーズに画面が遷移して気持ちが良い。

画面が大きくて輝度も高いため、各アイコンや文字も実に見やすい。

天気表示やタイマー、ストップウォッチ、リモート撮影など、一般的なスマートウォッチで搭載されている機能はほぼ全て網羅されている。

▼現在地の気象情報をリアルタイムに確認可能。

▼スマホ上の音楽を遠隔操作(再生・停止・ボリューム調整・曲送り&戻し)することも可能。

ディスプレイ上に表示するウィジェットは、連携済みの公式アプリ上で自由にカスタマイズ可能だ。

バリエーション豊かなウォッチフェイス

アプリから無料のテーマをインストールすることで、スマートウォッチのホーム画面(ウォッチフェイス)のデザインを自由に変更することも可能だ。

▼公式が配布する200種類近いテーマを、オンライン上から無料でインストールすることが出来る。

クール系からビジネス系、デザイナーズ系まで幅広いバリエーションが用意されており、常に新しいテーマが更新されている。

▼デザイン性を重視するか、見やすさを重視するか、好みのテーマを適用しよう。

高度な健康管理が可能

本製品では、公式アプリと組み合わせることで高度な健康管理を行うことが出来る。

運動(ワークアウト)計測

本製品はウォーキング、ランニング、サイクリング、ウェイトリフティング、水泳など、120以上のスポーツモードに対応している。

▼メジャースポーツからマイナースポーツまで、豊富な種類のワークアウトに対応。

▼球技やウィンタースポーツなど、非常に幅広いアクティビティの計測に対応している。

運動終了後は、ワークアウトデータを保存し、アプリ上からいつでも過去の記録を閲覧することが出来る。

自身がどの程度の運動を行ったかを詳細に確認できるようになっているため、記録として積み上げていくことで、今後のモチベーション維持にもつながるだろう。

健康モニタリング機能

本製品には健康モニタリング機能が備わっており、ストレス・睡眠・心拍数・血中酸素飽和濃度などの数値を24時間監視(トラッキング)し、データとして可視化・保存しておくことが出来る。

▼健康状態に異常が生じた場合、即座に通知する機能も用意。

日々の健康状態が可視化されることで、体調管理を意識することができ、生活習慣を正すことで健康促進にもつながるだろう。

▼一部の計測数値は、ウォッチ上でリアルタイムに確認できる。

サードパーティデータの共有が可能

アプリでは「Strava」や「ヘルスケア」など、サードパーティから過去のデータを転送(共有)することも可能だ。

▼「Zepp Life」からのデータ転送にも対応している。

健康データ等を引き続き利用したい場合には役立つだろう。

通知連動機能がとても便利

スマートウォッチを利用している中で、個人的に最も重宝している機能が "スマホ通知連動" である。

これはスマホ上に通知された着信、メッセージ受信、その他SNSアプリ等のプッシュ通知を、スマートウォッチ上でも確認できる機能だ。

この機能を利用すると、音声着信はもちろん、メッセージ受信時に内容を確認することも可能となる。LINEやSkype、E-mailなど、メッセージアプリで届いたテキストの内容をディスプレイで確認することもできる。

▼大きな高解像度ディスプレイのおかげで、小さな文字まで明瞭に描画されて見やすい。

各種通知をスマートウォッチ上で確認できるため、スマホを出さずとも内容を把握することが出来るようになる。

各通知はバイブレーションで通知してくれるため、重要な着信やメッセージが届いた際にも、気付かずにとり逃してしまった!確認が遅れてしまった!といった事態を防ぐことが出来るだろう。

▼アプリごとに通知のON/OFFを切り替えることも可能な点も嬉しい。

実際に利用してみると、実に便利で重宝する機能だ。

スマートウォッチ上での通話にも対応

本製品にはマイク&スピーカーが内蔵されており、スマホとBluetooth連携することで、スマートウォッチ上から音声通話を行うことも可能となっている。

スピーカーおよびマイクの品質は実に良好で、スマホのスピーカー通話を行った場合と同程度の快適さで会話を楽しむことが出来た。

運動中などに急な着信があった場合でも、落ち着いて対応できる便利な機能だ。

▼なお、ダイヤル機能も搭載されている。

▼緊急SOS機能も搭載されており、右ボタンを3回連続で押すと、事前登録済みの緊急連絡先へ自動で発信することも可能だ。

『Redmi Watch 3 Active』のまとめ

今回紹介した『Redmi Watch 3 Active』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • 快適で自然な着け心地
  • 明るく、大きく、カラフルで見やすいディスプレイ
  • スムーズな操作性
  • 非常に充実した機能
  • マイク&スピーカー内蔵で通話などが可能
  • 5ATMの高い防水規格に対応
  • 長持ちするバッテリー
  • リーズナブルな価格

悪かった点

  • 決済機能に非対応

以上の通り、5,000円前後というリーズナブルな価格に対して、機能が非常に充実した高性能スマートウォッチとなっている。

血中酸素測定や睡眠モニタリング機能をはじめとした多くの健康管理ツールが用意されており、普段から自然と健康を意識出来るようになる。「Zepp Life」や「ヘルスケア」など、サードパーティから過去のデータを転送(共有)できるため、ウォッチの乗り換え時にも安心だ。

デザイン的にもスタイリッシュで高級感もあるため、女性や装着時の見た目を気にする方でも、フォーマルな場へ抵抗感なく装着していけるだろう。画面サイズも大きく、解像度&輝度が高いため、ディスプレイ上の文字が見やすい点もストレス軽減につながっている。

バッテリーの持ちも良好で、よほどヘビーに利用しない場合は、充電なしで2週間近くは充電なしで利用し続けることが可能だ。

スピーカー&マイクを搭載していることで双方向の通話が可能となっており、いちいちスマホを手元に手繰り寄せずとも、急な電話に応対できる点は実に便利。

5,000円前後の価格帯で、使い物になるスペックのスマートウォッチを探している方には、ぜひ本製品を選択肢の1つとしてオススメしたい。

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