2022年9月に発売されて以降、世界中で非常に高い人気を誇るReFa(リファ)の高級フィンガーアイロン『ReFa FINGER IRON』(リファ フィンガーアイロン)。
※記事執筆時点で型番:RE-AI02Aの生産は終了しており、新たにマイナーチェンジモデル「ReFa FINGER IRON ST」が販売中。
誰でも簡単・キレイ・ダメージレスで仕上がる独自のテクノロジーとメソッドで、欲しいニュアンスが一瞬でつくれるコードレス式のヘアアイロンとなっている。
今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。
ブランド | ReFa(リファ) |
モデル名 | ReFa FINGER IRON(リファ フィンガーアイロン) |
型番 | RE-AI02A |
カラー | ホワイト, ピンク, ブラック |
ヘアタイプ | ストレート・カール両方 |
材質 | PET、ポリカーボネート、スチール、炭素 |
電源 | バッテリー式 |
消費電力 | 約36W |
温度設定 | 2段階(160 ⁄ 180 ℃) |
自動オフ機能 | 搭載 |
充電時間 | フル充電:約4時間半 |
使用時間 | フル充電:約30分 |
本体サイズ | 約191×37×29mm(キャップ含まず) |
本体重量 | 約160g(キャップ・充電用USBケーブル含まず) |
『ReFaフィンガーアイロン』は、ReFaが前髪に、毛先に、トップに。少しあるだけで差がつく指ひとつまみ分の毛束のニュアンスを生み出すプロフェッショナルのテクニックに着目し、誰でも簡単・キレイ・ダメージレスで仕上がる独自のテクノロジーとメソッドで望み通りの髪をつくりだせるように設計したヘアアイロンだ。
プロフェッショナルは、全体のスタイリングをつくり込まなくても、前髪・毛先・トップの毛束1cmを操るだけで、こなれ感や小顔効果を演出する。そんなプロフェッショナルだけがもつテクニックをReFaが研究し、解き明かし、その手を、その眼を、そのセンスを誰もが自由に使えるように、この『ReFaフィンガーアイロン』で再現している。
カーボンレイヤープレートはベースに高密度炭素を使用。髪にムラなく熱を伝えてキレイな形をつくり出す。
▼毛束1cmを誰でも簡単につかめるように、加熱プレートを指先サイズで開発。髪の間にするっと入る薄さやクッション性にもこだわり、指先感覚を再現している。
濡れた髪のまま高温のプレートをあてると、水蒸気爆発が起こりキューティクルを傷つける。しかし『ReFaフィンガーアイロン』のカーボンレイヤープレートは熱の伝わり方がマイルドなため、水蒸気爆発を防ぎ、髪を傷つけにくい。
そして本製品は充電式のコードレス設計のため、コンセントが近くにないテーブルや化粧室でも、さっと出してすぐに使うことが可能。いつでもどこでも、メイクとヘアがワンセットでできるため、1日中自信がもてる私へと近づくだろう。
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- ヘアアイロン本体
- 耐熱キャップ
- USB Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
- ギャランティーカード
▼マニュアルは日本語に完全対応。
▼製品ごとの番号が登録されたギャランティーカードが付属。故障しても新品と交換してもらえるなど、ReFaの手厚いアフターサポートを受けることが出来る。
▼耐熱キャップが付属。使用後・非使用時にアイロン先端を保護できる。
ヘアアイロン本体
▼ヘアアイロン本体の外観。約191×37×29mm、約160gの非常にコンパクトかつ軽量な筐体サイズ。
▼キャップを外した様子。
▼後部には給電用Type-Cポートに加えて、開閉スイッチが用意。
開閉スイッチを解除側に入れると、アイロンが展開され使用形態となる。
非常にコンパクトかつ軽量なデザインのため、カバンなどに入れて外出先にもラクラク持ち運べる。
▼ズボンのポケットにもラクラク入るサイズ感。
▼プレートには、ReFaの独自技術で作り上げられた「カーボンレイヤープレート」を採用。
カーボンレイヤープレートはベースに高密度炭素を使用。髪にムラなく熱を伝えてキレイな形をつくり出すことができる。
扱い方は非常にシンプル
本製品の扱い方は、他の一般的なヘアアイロンと同様、非常にシンプルだ。
まず最初にUSB Type-Cケーブルを用いて、ヘアアイロンを充電する。
▼充電中は白色ランプが点灯。
本製品の利用を開始するためには、一度バッテリーをフル充電する必要がある。フル充電にかかる時間は約4時間半と長め。カバンに入れたまま外出などをしてフル充電状態でない時に使用すると、「暖かくならない」「充電が切れる」といった現象が生じるので要注意だ。
▼もしフル充電を待っている時間がない場合は、充電ケーブルを挿したまま使用することが可能となっている。
フル充電完了後、アイロン中腹のスイッチをスライドさせることで、プレートの加熱温度を調節できる。
本製品では2段階(160 ⁄ 180 ℃)の温度調節に対応。現在の加熱温度は、ディスプレイ上に赤字で表示されている。
加熱中は温度表示が点滅しているが、プレートが目標温度に達すると点滅が点灯に代わり、使用可能状態となる。
このように、初めて本製品に触れる方でも、直感的かつシンプルに利用できる設計となっている。
無駄なボタン類が無いため、混乱することもないだろう。
▼USB端子があれば車内でも充電できる。
充電が開始されない場合
仮にUSBケーブルを接続しても充電が行われない場合、アイロンに内蔵されたリチウムイオン電池の接触不要等が原因として考えられる。
▼アイロンを展開した状態で内部カバーを外すことで、リチウムイオン電池を取り外せる。
正常に充電を行えない場合など、一度電池を取り外して再挿入するなどを試してみると良いだろう。
簡単・キレイ・ダメージレスで仕上がる
実際に本製品を用いて、前髪をストレートに伸ばしてみた。
アイロンを髪に当ててみたところ、非常にスムーズに髪がプレートの間を通っていくのを感じた。
ヘアアイロンによっては、たまにプレートに髪が引っ掛かって痛い思いをしたり、髪を傷つけてしまうこともある。しかし本製品の場合、高密度炭素によってつくられた繊細な「カーボンレイヤープレート」のおかげで、まるで何も挟んでいないかのような軽さで髪を伸ばすことが出来ていた。
▼髪を挟んでいても、無理矢理伸ばしている感がなく、引っ張り感や痛みは皆無であった。
密度炭素とヒーターと低反発コートの三層構造が水・熱・圧のダメージを抑えてツヤ髪へと導いてくれる。
そして指先型カーボンレイヤープレートのおかげで、難しいテクニックなしで小顔や華奢見せを演出できるうえ、うねり・ツヤなし・トップのボリューム不足といった悩みも解消。ショートヘアからロングヘアまで、幅広いスタイルづくりに活躍してくれる。
▼ただストレートに伸ばすだけでなく、手首を軽く捻ることで、髪に綺麗なカーブを描かせることも可能。指先サイズのプレートのおかげで、髪を細かくアレンジできる。
▼約3分間のアイロン後
ReFaフィンガーアイロンを短時間使うだけで、湿気と寝ぐせでクネクネだった筆者の髪に、綺麗なストレートを描かせることが出来た。
アイロン後の髪を触ってみると、パサパサしておらず、潤いを保つことが出来ていた。カーボンレイヤープレートがマイルドに熱を伝え、髪の水分を飛ばしすぎずに保持するので、毛先までしっとりまとめることができる。毎日使いたいものであるため、髪へのダメージを最小限に抑えられる点は嬉しい。
そして本体重量が軽いおかげで、使用中に腕が疲れたり、手が痛くなることも無かった。
後ろ髪などのボリュームゾーンは以前紹介した『ReFaストレートヘアアイロン』を、前髪など細かな調整(アレンジ)を加えたい部分には本製品(フィンガーアイロン)をといった使い分けをすると良いだろう。
『ReFaフィンガーアイロン』のまとめ
今回紹介した『ReFaフィンガーアイロン』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- スタイリッシュなデザイン
- コンパクトかつ軽量で、持ち運びにも適したサイズ感
- 指先サイズでアレンジが効きやすいカーボンレイヤープレート
- 最大180度の加熱に対応
- 簡単・キレイ・ダメージレスで髪が仕上がる
- USB ケーブル直刺しで、充電が足りていなくても使用可能
悪かった点
- フル充電までの時間が長すぎる(約4.5時間)
- 使用可能時間が短い(フル充電状態で最大約30分)
- プレートの加熱時間が長い(1分以上かかる)
- フル充電状態でないと、プレートが十分に加熱されない
以上の通り、ショートヘアからロングヘアまで、幅広いスタイルづくりに活躍してくれるフィンガーアイロンとなっている。
コンパクトかつ軽量で、持ち運びにも適したサイズのため、カバンに入れて外出先にラクラク持ち運ぶことができるだろう。充電端子が汎用性の高いType-Cである点もGOOD。
最大180度の加熱に対応している一方で、簡単・キレイ・ダメージレスで髪を仕上げることが可能。毎日使いたいものであるため、髪へのダメージを最小限に抑えられる点は嬉しい。
一方で、フル充電までの時間が長すぎる(約4.5時間)点は完全が必要であると感じた。フル充電状態でないと、プレートが十分に加熱されないため、充電が足りていない場合はいちいち数時間もの充電を余儀なくされる。
また、プレートの加熱時間も長い。望んだ温度までプレートが加熱するまで優に1分以上はかかるため、アイロンをサッと使用したい場面ではイライラさせられる。
正直、この価格帯でこの性能では、コスパ的にあまり満足できるものではないと感じた。半額以下のノーブランドポータブルアイロンを所有しているが、そちらの方が利便性的には優れていると感じた。
自宅で常時ケーブルに接続した状態で、後ろ髪などのボリュームゾーンは以前紹介した『ReFaストレートヘアアイロン』を、前髪など細かな調整(アレンジ)を加えたい部分には本製品(フィンガーアイロン)をといった使い分けをする場合にはオススメできる。しかし持ち運び用のコードレスアイロンを探している方には、別の製品をオススメしたい。
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