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『RingConn 第2世代 スマートリング』レビュー、最大12日間バッテリー持続、AIデータ分析も備えた高性能モデル

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

香港に本社を置くヘルステック企業のRingConn(リンコン)は、同ブランドの最新スマートリングである『RingConn 第2世代』を日本国内向けに発売した。

2024夏、米国Kickstarterで18,000人以上、6億6千万円以上の支援を達成した指輪型のウェアラブルデバイスであり、日本では2025年2月18日(火)11:00より、Makuakeにて販売が開始されている。

価格情報は以下の通りだ。

カラー Makuake価格(税込) 定価
マットブラック 35,725円 52,800円
フューチャーシルバー 35,725円 52,800円
ロイヤルゴールド 35,725円 52,800円
ローズゴールド 56,050円 79,800円

2023年初頭にIndiegogoにて発売された「RingConn Gen 1」の後継にあたる第二世代モデルであり、指に装着しているだけで24時間365日、ユーザーの健康状態をスコア化・グラフ化して記録できる。

今回、提携先より本製品(ロイヤルゴールド)を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

RingConn Gen 2 スマートリングのアイコン画像

ブランド RingConn
モデル名 RingConn 第2世代
カラー マットブラック、フューチャーシルバー、ロイヤルゴールド、ローズゴールド
表面仕上げ マット仕上げ:マットブラック
光沢仕上げ:フューチャーシルバー、ロイヤルゴールド、ローズゴールド
サイズ 6~14号(USサイズ)
重量 リング:約2~3g(サイズによって異なる)
チャージケース:約80g(公称値) / 約78.96g(実測値)
リング厚さ 2.0mm
リング幅 6.8mm
ボディ素材 航空機宇宙グレードの合成チタン
エポキシ樹脂
防水防塵性能 IP68(防塵構造、水深100mで10分の耐水性)
搭載センサー 光学式心拍センサー、皮膚温度センサー、血中酸素センサー、3D加速度センサー
バッテリー容量 チャージケース:500mAh
バッテリー持続時間 サイズ6~7:約10日間
サイズ8~11:約11日間
サイズ12~14:約12日間
充電方法 リング:磁気吸着充電
チャージケース:USB Type-C 5V
充電時間 リング:約90分
チャージケース:約120分
動作温度 0℃~40℃
接続方法 Bluetooth 5.0
対応アプリ RingConn
対応OS iOS14.0以降
Android 8.0以降

▼公式紹介動画

今回紹介する『RingConn 第2世代』は、指輪型ウェアラブルデバイス(スマートリング)だ

マットブラック、フューチャーシルバー、ロイヤルゴールド、ローズゴールドの4色が用意されており、表面はマットブラックのみマット仕上げ、他3色は光沢仕上げとなっている。

▼光沢仕上げ

RingConn Gen 2のキービジュアル画像

▼マット仕上げ

マット仕上げ

サイズは6~14号(USサイズ)の9種類が用意。リング重量は約2~3g(サイズによって異なる)、厚さ2.0mm、幅6.8mmとなっている。

一般的な指輪と同等のサイズ感・重量の筐体にセンサーを内蔵しており、指に装着するだけでユーザーの睡眠や活動、バイタルデータをリアルタイムで取得し、アプリ上にスコア化・グラフ化して記録できる。

▼心拍数、心拍変動、酸素飽和度、皮膚温度など、毎日の活動中に起こる身体の変化を内蔵センサーが計測。

RingConn Gen 2の搭載センサー

専用アプリは無料で利用可能。取得したデータをAIが分析し、結果を届けてくれる。その結果を基に日々の生活習慣を見直し、改善につなげることができるだろう。

▼リングを装着した状態で眠ることで、深い眠り、浅い眠り、眼球運動、覚醒、睡眠動作といった睡眠の状態や体温、呼吸数など、詳細に計測したデータをスコア化し、視覚的に確認できるようになる。

RingConnアプリ機能

装着感はいたって自然。一般的な指輪と変わらないサイズ感・重量のため、日常生活の中で違和感なく装着し続けることが可能だ。

▼航空機宇宙グレードの合成チタンで造られたリングは指なじみも良好。

RingConn Gen 2の装着イメージ画像

▼余計な装飾のないシンプルな外観のため、様々なシーンに装着して行ける。

RingConn Gen 2の装着イメージ

IP68等級の防水防塵性能(防塵構造、水深100mで10分の耐水性)を備えているため、装着したまま手洗いや食器洗い、水泳などのアクティビティに興じたりしても問題はない。

IP68等級の防水防塵性能

RingConn Gen 2が水没に耐えるイメージ画像

指輪自体は充電式であり、付属のチャージケースに収納するだけで磁気吸引充電が開始される。一度の充電で最大12日間もバッテリーが持続するため、いちいち充電する手間を省ける点は嬉しい。

デザイン性・機能性・利便性のいずれにも優れたスマートリングとなっている。

※本製品はウェルネス・フィットネス用途であり、医療機器ではない。診断・治療・予防目的には使用できない点に注意したい。

サイジングキットでリングサイズを確認

『RingConn 第2世代』を購入する前に、RingConnが提供・販売しているサイジングキットを使用して、自身に最適なリングサイズを確認しておく必要がある。

▼サイジングキット

サイジングキット

サイジングキットの中身

サイジングキットには6~14号(USサイズ)のダミーリングが入っている。実際に自身の指にはめてピッタリのサイズを確認しよう。

▼なお、利き手ではないほうの手の人差し指、中指、薬指のいずれかで装着することが推奨されている。

装着指の確認

ちなみに筆者(179cm・90kg)は左手人差し指で試着し、10号を選択した。

そしてサイジングキットには筐体カラーの見本素材も付いており、リングの色合いや質感を確認できるようになっている。

▼リングの正式注文前に色合いや質感を確認しておける点は嬉しい。

素材確認用パネル

このサイジングキットを用いて、自身に最適なサイズ・色を選択しよう。

『RingConn 第2世代』製品本体および付属品

サイジングキットで決定した色・サイズで注文を行うと、『RingConn 第2世代』本体のパッケージが届けられる。

▼外箱の様子

外箱の様子

箱を開けた様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • チャージケース
  • リング本体
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル

▼ユーザーマニュアルは日本語にも完全対応。

ユーザーマニュアル

スマートリング本体

▼RingConn 第2世代本体の外観。今回は10号・ロイヤルゴールド色を使用している。

RingConn Gen 2本体の外観-真上視点

RingConn Gen 2本体の外観-斜め上視点

RingConn Gen 2本体の外観-真上視点-ズーム

RingConn Gen 2の外観-縦向き

▼光沢仕上げの筐体は綺麗に輝いており、所有感とそこそこの高級感も感じられる。

RingConn Gen 2を指でつまむ様子

▼リングの厚みは2.0mm、幅は6.8mm。10号の直径は実測で約2.4mmであった。

RingConn Gen 2を指でつまむ様子-中央

RingConn Gen 2を手に平に載せる様子

▼リング内側には、生体情報を読み取るための高精度センサー(光学式心拍センサー、皮膚温度センサー、血中酸素センサー、3D加速度センサー)が内蔵されている。

リング内側のセンサー

▼リングの重さは、実測で約2.55gであった。

リング重量計測の様子

▼筆者の結婚指輪(右・シルバー)と比べた様子。

筆者の結婚指輪(右・シルバー)と比べた様子

▼一般的な指輪と比べると、RingConn 第2世代の方がサイズ感・厚みともに存在感がある。

筆者の結婚指輪(右・シルバー)と比べた様子-斜め視点

このように、リング自体はいたってシンプルかつスタイリッシュなデザインだ。

チャージケース

パッケージには、指輪の充電&収納用を兼ねたチャージケースが付属する。

▼チャージケースの外観

チャージケースの外観

チャージケース自体も手のひらサイズのコンパクトさであり、携行性に優れている。

チャージケースを指でつまむ様子-正面

チャージケースを指でつまむ様子-側面

▼正面には充電状況を知らせるためのLEDインジケーターが用意。

チャージケースのLEDインジケーター

▼後部には給電用のType-Cポートが用意。

チャージケースのType-Cポート

▼底部は滑り止め用のゴム足となっている。

チャージケースの外観-底部

▼チャージケース本体(リング除く)は、実測で約78.96g

チャージケース計量の様子

フタを開けると、中央にリングの充電用磁気ポートが確認できる。

チャージケースのフタを開けた様子

中央にリングを近づけると磁力でパチッとはまり、リングを収納・充電できる。

チャージケースにリングを収納した様子

自然で違和感のない装着感

実際にRingConn 第2世代を装着してみた。

前述した通り、本製品は利き手ではないほうの手の人差し指、中指、薬指のいずれかで装着することが推奨されている。

▼筆者は左手・人差し指に装着した。

RingConn Gen 2を装着する様子

RingConn Gen 2を装着した様子

▼センサー搭載部を下側(指の腹側)に合わせる。

RingConn Gen 2を装着した様子-手前正面視点

RingConn 第2世代は自然な着け心地を実現しており、軽量設計のため、長時間装着しても指の疲れを感じることはなかった。

RingConn Gen 2を装着した様子-正面

▼リング裏側のセンサー類があたる感触はほとんどなく、違和感は皆無。

RingConn Gen 2を装着した様子-側面

▼指を曲げた際も、曲げづらさを感じることはない。

RingConn Gen 2を装着した様子-指を曲げた状態-側面

RingConn Gen 2を装着した様子-指を曲げた状態-上部

見た目的にも、余計な装飾のないシンプルなデザインのため、どのような服装にも合わせやすい。特に今回使用した光沢仕上げのロイヤルゴールド色では、高級感すら感じさせてくれる。

RingConn Gen 2を装着した状態-ズーム

RingConn Gen 2を装着した状態-パーの形

▼結婚指輪(薬指)と一緒に装着した様子。さすがに一般的な指輪と比べると大きくて目立つが、一緒に装着しても見た目的には違和感はない。

結婚指輪(薬指)と一緒に装着した様子

結婚指輪(薬指)と一緒に装着した様子-ズーム

▼3gにも満たない計量設計のため、装着したままタイピングなどの作業を行っても、全く支障は無かった。

装着したままタイピングを行う様子

IP68の防水防塵仕様

RingConn 第2世代はIP68等級の防水防塵仕様となっており、水深100mで10分の水没にも耐えられる。そのため、運動時に汗が付着したり、手洗いや食器洗い、水泳時に装着していても壊れることはない。

▼水に濡れて大丈夫なので、日ごろから安心して装着し続けられる。

RingConn Gen 2に水を当てる様子

公式アプリとの同期

リングを公式アプリと連携する手順について紹介する。

まず、スマホに公式アプリをインストールしておこう。

▼公式アプリ(iOS・Android対応)

RingConn

RingConn
開発元:Shenzhen Ninenovo Technology Limited
無料
posted withアプリーチ

リングをチャージケースに収納した状態でアプリを起動すると、アプリ上で検出される。

リング検出画面

あとは画面の指示に従って操作することで、リングとの接続(ペアリング)が完了する。

スマホとのペアリングの様子

あとは、リングを指に装着することで、即座にユーザーの健康状態の記録が開始される。

▼なお、動作中はたまにリング内側のランプが点滅することはあるものの、駆動音は皆無。熱も一切感じられないので、装着したまま生活していてもストレスを感じることはなかった。

RingConn Gen 2による健康管理の様子

▼リング設定画面。リングのバッテリー残量を確認することも可能。

アプリメイン画面

アプリと同期することで、様々な計測データをスマホ上で確認できるようになる。

各種初期設定

RingConn 第2世代の本格利用を開始する前に、アプリ上で各種初期設定を完了させておくことをオススメしたい。

位置情報

位置情報の利用を有効化しておくことで、リングに関する情報(位置情報、電池残量、時刻など)が約15分おきに同期されるようになる。

位置情報の設定画面

位置情報確認画面

リングの紛失を避けるためにも、位置情報はオンにしておくと良いだろう。

目標設定

RingConn 第2世代では、身体の活動記録も可能となっている。

睡眠に加えて、1日の目標歩数やカロリー消費目標、活動目標時間等を設定することが可能。毎日の生活の中で意識的に運動を心がけられるようになるだろう。

目標設定画面

仮眠&運動自動認識

装着者の仮眠や運動が開始されたことを自動的に認識し、記録できる機能も用意されている。

特に運動モード自動認識機能では、ウォーキングやランニングなどの運動モードを自動的に識別し、心拍数を持続的に監視してくれる。

▼リングの消費電力は上がるが、より詳細な健康監視を行いたい場合はオンにすると良いだろう。

機能管理画面

通知設定

きちんと装着できていない等の原因によりデータが検出されていない場合、もしくはリングのバッテリー残量が低下している場合に、スマホへ通知を送ることのできる機能も用意されている。

通知設定画面

▼なお、リングの充電が完了した場合にも通知を受けることができる。

リングの充電が完了した場合の通知

健康状態の包括的な記録が可能

RingConn 第2世代を指に装着して生活しているだけで、健康状態を包括的に記録できる。

▼筆者も入浴時以外は、睡眠時も含めて常にリングを装着し続け、データを記録してみた。

睡眠時にスマートリングを装着している様子

健康状態は、睡眠・リラックス状態(ストレス値)・活動・バイタルサイン状態の4つのパラメーターに分かれてスコア化され、アプリ上にグラフが生成される。

▼スコアとグラフにより、自身の健康状態(心身のバランス)を視覚的に把握することが可能。

アプリ上に生成された健康グラフ

なお、各パラメーターはおもに以下の計測データによりスコア化される。

パラメーター 計測データ
バイタルサイン ・心拍数
・酸素飽和度
・心拍変動
・睡眠呼吸率
・睡眠皮膚温度
活動 ・歩数
・消費活動カロリー
・一日のカロリー(基礎代謝+活動消費量)
・立位時間数
・一日の活動強度
・活動比率
・運動記録
睡眠 ・睡眠時間
・横になっている時間
・睡眠時間の割合
・睡眠段階
・睡眠心拍数
・覚醒%)
・急速眼球運動(%)
・軽度睡眠(%)
・深度睡眠(%)
・心拍数
・心拍変動
・酸素飽和度
・皮膚温度
・呼吸率
・仮眠
ストレス ・一日のストレス値
・ストレス比率
・睡眠ストレス

アプリトップ画面では、一日の健康情報を一目で把握することが可能。

アプリトップ画面の健康情報

そして各項目ページでは、さらに詳細なデータを確認することができる。

バイタルサイン

バイタルサイン(生命体微)」では、心拍数や酸素飽和度、皮膚温度、呼吸率などのバイタル(身体)データを確認できる。

▼バイタルサインの顕著な変動を感知可能。

バイタルサインの確認画面1

▼バイタルデータは24時間グラフ化されるため、変動を視覚的に確認しやすい。

バイタルサインの確認画面2

バイタルサインの確認画面3

バイタルサインの確認画面4

バイタルサインの確認画面5

もちろん、このデータ自体を医療行為等に直接使用することはできないが、日常の運動習慣を管理したり、生活習慣を見直すための参考にはなるだろう。

活動

活動」では、消費カロリーや歩数、運動強度など、日々の身体の活動データを確認できる。

活動記録画面1

▼消費カロリーは、基礎代謝と活動消費量とで分かれて表示される。

活動記録画面2

▼立っている時間を確認できるほか、一日の活動強度を、時間を横軸とする散布図で視覚化してくれる。

活動記録画面3

活動記録画面4

なお、運動を計測した際のデータも「活動」内に記録される

運動記録

▼RingConn 第2世代を装着した状態で運動を行うことで、計測データが「活動」内に記録される。

運動記録の様子

▼運動データを単体で確認することも可能。

運動計測データ確認画面1

運動計測データ確認画面2

▼なお、アクティビティデータは「Appleヘルスケア」や「Google Fit」等と共有できる。

データ管理画面

この「活動」のデータを基に、日々の生活の中でどの時間帯の活動が足りていないのか、もしくは活動しすぎているのかを把握でき、より健康的な生活を実現するための助けとなるだろう。

また、運動データを確認し、脂肪燃焼時間や有酸素・無酸素運動の割合を把握することで、次回以降に、より効果的な運動を実現するための調整を行うことができる。

睡眠

睡眠」では、リングを装着したまま就寝した際に記録されたデータを確認できる。

▼睡眠の質をスコア化し、影響や原因、改善案の提案までを示してくれる。

睡眠の確認画面1

睡眠の確認画面2

▼覚醒時間や急速眼球運動、レム睡眠/ノンレム睡眠の割合も確認可能。これらを基に睡眠の質を算出している。

睡眠の確認画面3

▼睡眠中の心拍数や酸素飽和度も測定。

睡眠の確認画面4

睡眠の確認画面5

睡眠の確認画面6

▼仮眠をとった場合は、その情報も記録される。

睡眠の確認画面7

▼そして、睡眠時の呼吸の様子もモニタリングしてくれる。

睡眠時の呼吸モニタリングデータ

睡眠中の様子は、なかなか自分自身では把握しづらい。

しかしRingConn 第2世代の記録データを確認することで、自分の睡眠がどのように推移しているのか、どの程度の質を確保できているのかを視覚的に確認することが可能となる。

実際に睡眠時に計測してみたところ、夜中に目が覚めてしまった様子がキチンと記録されていたり、就寝時間と起床時間がピッタリ合っていたため、計測精度は十分に高いものと思われる。

高度なAI技術を活用し、新しいディープラーニングモデルを採用することで実に優れた睡眠トラッキングを実現している。これほど詳細な睡眠監視ができるスマートリングも珍しいのではないだろうか。

ストレス

ストレス」では、その名の通り自身が感じているストレスを数値化して確認できる。

▼自身のストレス状態が基準値と比較してどの程度に位置しているかを一目で把握可能。

ストレス確認画面1

▼24時間のストレス値がグラフ化されるため、どの時間帯にどの程度のストレスを感じているかが分かりやす。

ストレス確認画面2

▼前述した「睡眠」の計測データを基に、睡眠時のストレス値も算出される。

ストレス確認画面3

睡眠品質と同じく、ストレス値に関しても自分自身ではなかなか把握しづらい。

RingConn 第2世代を装着することで、ストレスの程度を数値化・グラフ化し、自分が無意識のうちにどの程度のストレスを感じているのかが分かるようになる。

特に時間帯別のストレス値を把握することで、ストレスの原因を特定し、解消を図ることも可能となる。

"ストレスは万病のもと" と言われるように、ストレスを上手に管理・解消していくことで、心身の健康状態の改善につながるだろう。

AIによるデータ分析

アプリ下部の「AI」をタップすることで、AIに自身の計測データを分析してもらうことができる。

AIボタン

Ai機能の起動画面

用意されている定型質問をタップすることで、AIが直近の計測データを基に、分析した結果、アドバイス等を回答してくれる。

AIによる分析画面

また、「週間・年間レポート」では、過去1週間・1年間の計測データを基に、より詳細な分析内容やアドバイスを確認することができる。

週間・年間レポート

▼AIによる週間レポートの内容。

週間レポート-ストレス

週間レポート-睡眠呼吸

週間レポート-活動分析

せっかくスマートリングを装着して健康データを記録しても、データをきちんと分析して改善につなげることができないと意味がない。

RingConn 第2世代の場合は、このようなAI機能を利用することで、問題点や改善案などを具体的に示してくれるため、今後の行動に移しやすくなる。

スマートリングを活用した生活習慣改善・健康管理促進といった点では、非常に有用性の高い機能であると言える。

AIによる健康計画

AIに健康計画を管理してもらい、日々の目標を達成していくことで、意識的に健康促進を図ることができる機能も用意されている。

AIによる健康計画機能

健康データを記録したは良いものの、改善のためにどの程度の行動をとればいいのか分からない」という方は、このAI健康計画を参考にすると良いだろう。

1週間以上長持ちするバッテリー

RingConn 第2世代は、リング自体に約10~12日間ものあいだ持続するバッテリーを備えている。

実際に筆者が10号のリングを使用してみたところ、連続使用時間が7日間を超えてもいまだにバッテリーが持続している。

いちいちリングを外して充電する手間を省くことができる点は嬉しい。

なお、バッテリー残量が低下した場合でも、チャージケースに収納することで、約90分で満充電を完了できる。

充電中のリングの様子

入浴時などにリングを外して充電しておけば、バッテリーが途切れることなく毎日の健康データを記録し続けられるだろう。

『RingConn 第2世代 スマートリング』のまとめ

RingConn Gen 2 スマートリングのアイコン画像

今回紹介した『RingConn 第2世代 スマートリング』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • シンプルかつスタイリッシュなデザイン
  • 指触りが良く、高級感もある筐体素材
  • 自然で違和感のない装着感
  • 包括的な健康データの記録が可能
  • アプリ機能はすべて無料で利用可能
  • AIによる計測データ分析を提供
  • 「AI健康計画」で改善プランを立てやすい
  • 優れたバッテリー持続力

悪かった点

  • 一般的な指輪と比べると大きいため、スマホ等を使用している時にカチカチと当たる時がある

以上の通り、指に装着しているだけで、健康状態を包括的に記録できる高性能スマートリングとなっている。

航空機宇宙グレードの合成チタンで構成されたリングは見た目的にも質感的にも高級感があり、軽量設計のため、長時間装着し続けても指の疲れを感じることはなかった。

装着感も自然で違和感がないため、睡眠時にできるだけ装着物を減らしたい筆者でも、リングを装着したまま安眠することができた。IP68の優れた防水仕様のおかげで、手洗いの際にいちいち外す必要がなく、装着時のストレスを軽減できている。

指に装着しているだけで、睡眠・リラックス状態(ストレス値)・活動・バイタルサイン状態までを細かく記録できる。スコアとグラフにより、自身の健康状態(心身のバランス)を視覚的に把握できるほか、AIによる要約機能も用意されており、問題点を見直すことで、日々の生活習慣の改善につなげやすい。

そして何より、バッテリー持続力が非常に優れており、筆者が実際に1週間以上装着し続けてもバッテリーは持続している。いちいち外して充電する手間を省くことができる点も、ウェアラブルデバイスとしての実用性を底上げしている。

自身の健康状態や活動を高精度で24時間管理したい場合には、ぜひオススメしたいスマートリングだ。

※本製品はウェルネス・フィットネス用途であり、医療機器ではない。診断・治療・予防目的には使用できない点に注意したい。

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