ゲーミングスマホROG Phone 6が中国・グローバルにて発表されました。
ゲーミングスマホでは8+ Gen 1一番乗り
ROG Phone 6はゲーミングスマホとしては初となるSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しています。
TSMC 4nmプロセスを採用しており、Samsung製だった888や8 Gen 1よりも性能や効率が大きく改善されています。
最大18GBものLPDDR5メモリを搭載し、ストレージはUFS 3.1で512GBまであります。
ベイパーチャンバーやグラフェンシートは従来モデルよりさらに大きくなっており、強力に放熱してくれます。
ただ、やはり性能が高い分長時間プレイ時の発熱はどうしても大きくなるため、冷却ファンを取り付けることを推奨しているようです。
Samsung製165Hzリフレッシュレート対応画面
ROG Phone 6はSamsung製6.78インチAMOLEDディスプレイを搭載しています。
リフレッシュレートはなんと165Hzにまで対応しており、タッチサンプリングレートは720Hzでタッチレイテンシーは23msだとされています。
Corning Gorilla Glass Victusが採用されているため、衝撃に強くなっています。
フロントステレオスピーカー搭載
ROG Phone 6は左右ではなくフロントにステレオスピーカーを搭載しており、より迫力あるサウンドでゲームを楽しめます。
Snapdragon Sound・aptX Adaptiveに加えてaptX Losslessにまで対応しているため、対応イヤホンなら低遅延で高音質な音楽再生も可能です。
ゲーミングスマホなので当然ながら3.5mmイヤホンジャックも搭載しています。
IPX4防水です。
トリガーキーで簡単操作
ROG Phone 6はL・Rトリガーを搭載しているため、画面を触らずともコントロールできるようになっています。
指で見にくくなったりタッチするまでのラグが発生したりすることがないので、よりゲームに集中しやすくなります。
ジャイロスコープでエイムする機能まであります。
X軸バイブ & 6000mAhバッテリー搭載
臨場感を際立たせる縁の下の力持ち、バイブレータも強化されています。
X軸バイブを採用し、消費電力は20%削減しつつも振動加速は80%改善されたそうです。
バッテリーは6000mAhで、42分で満充電できる65W USB PD急速充電に対応しています。
独自規格ではなくUSB PDで65W、というところが嬉しいですね。
SONY IMX766カメラを搭載
ROG Phone 6はSONY IMX766をメインカメラとしています。
SONY IMX766は13万円以上するハイエンドスマホOPPO Find X5 Proにも採用されるほど安定した撮影性能を持っているため、ゲーミングスマホながらも十分綺麗な写真を撮影できます。
中国版だと
- 5G SA: N1/N3/N5/N8/N28, SA & NSA: N41/N77/N78/N79
- FDD-LTE Bands: 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900),18(800),19(800),26(850), 28(700)
- TD-LTE Bands: 34(2000), 38(2600), 39(1900), 40(2300), 41(2500), 42(3500), 48(3600)
- CDMA Bands: BC0 800MHz
- WCDMA Bands: 800 (19)/ 900(8)/ 850(5/6) / 1700(4) / 1900(2) / 2100(1)
- EDGE/GPRS/GSM (850, 900, 1800, 1900 MHz)
という対応バンドです。
ROG Phone 6はヨーロッパでは12GBメモリ/256GBストレージが999ユーロ、背面ディスプレイ「ROG Vision」を搭載したROG Phone 6 Proは18GBメモリ/512GBストレージが1,299ユーロとなっています。
中国では8GBメモリ/128GBストレージが3999元、12GBメモリ/256GBストレージが4999元などで販売され、グローバル版より3.6万円ほど安く購入できます。
中国版はテンセントコラボで格安になっているものの言語やGoogle Playストアの対応はちゃんとしていますし、歴史的な円安の中とはいえ最高レベルのゲーミングスマホが8万円台で手に入るというのは凄いです。
グローバル版の発売日は未定で、中国版は7月12日に販売されます。