- 留守中の自宅を見守るための防犯カメラを設置したい!
- 留守番させている子供の様子を外出先から確認したい!
- 手軽に設置できるものが欲しい...
最近では新型コロナウイルスの影響で自宅学習(オンライン学習)を行っている子供が、空き巣と遭遇してしまうケースが増えている。そのため、外出先からでも自宅の様子を監視できる "防犯カメラ" や "見守りカメラ" の需要が増しつつある。
特に最近の最新機種では、外出先からでもスマートフォンやタブレット端末から自宅内の映像を確認できるため、長期間のあいだ家を空ける際や、小さな子供や要介護者のいる家庭では安心感を得ることができるだろう。
しかし防犯カメラ類には様々な種類の製品があり、どのモデルを選べば良いのか分からない方も多いと思う。
そこで今回は、初めて防犯カメラを購入する方にオススメの『SpotCam Solo 2』について紹介する。
ブランド | SpotCam |
型名 | Solo 2 |
通信方式 | Wi-Fi |
映像解像度 | 1080p(フルHD) |
画角 | 180° |
チャンネル数 | 32 |
作動電圧 | 5V |
バッテリータイプ | リチウムイオン |
耐候性 | IP65等級 |
本体重量 | 約290g |
『SpotCam Solo 2』は、台湾製の最新監視カメラだ。屋外での設置を前提としており、高い耐候性を擁している。
IP66等級の防水防塵仕様となっており、屋外に長期間さらし続けても問題ない。
カメラ解像度は1920×1080のフルHD画質に対応しており、180度の広範な視野角で自宅周辺を常に監視することが可能。自動ナイトビジョン(暗視モード)を備えているため、夜間でも明瞭に記録することが出来る。
"動体検知機能" や "自動人間追跡機能" が搭載されており、監視範囲で少しでもヒトの動きがあれば、瞬時にスマホやタブレット端末などへ即座に通知が届く。
▼リアルタイムアラート通知機能を搭載。
本体にはマイクスピーカーも内蔵されており、外出先から『SpotCam Solo 2』を通してカメラの先の人物と会話することも可能となっている。
▼留守中に宅配業者が来た場合でも応対可能だ。
撮影映像はクラウドストレージにアップロードすることが出来るため、たとえカメラ本体が壊されてしまったり、盗まれてしまった場合でも録画データを守ることが出来る。
▼なお同サービスの利用は基本無料だが、録画データを長期間保存しておきたい場合には有料プランへの加入が必要。
そして何より、本製品はリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、電源供給がなくとも最大で連続6日間の稼働が可能。そしてWi-FiおよびBluetoothの通信規格に対応しているため、完全ワイヤレスでの設置に対応している。
▼設置が簡単でコード類も目立たない。
自宅を守るうえで、この上ない安心感を得られる最新の監視カメラだ。
価格も比較的リーズナブルである点も嬉しい。
製品本体および付属品
▼外箱の様子。
▼本体および付属品がスッポリ収まっている。
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- SpotCam Solo 2
- 壁取付ビス一式(未使用)
- 取付用スタンド
- 壁取付両面テープ(未使用)
- 電源ケーブル
- 電源アダプタ
- 取扱説明書
- 簡単設定ガイド
- カメラ作動中の提示用シール
▼説明書やスタートガイドは日本語にも対応している。
▼カメラ本体。片手でスッポリ包めるほどの大きさだ。
▼本体重量も約290グラムと非常に軽い。
▼真上から見た様子。キレイな円形のデザイン。
▼本体上部には壁付けようのビス穴や、給電用のUSb Type-Cポートが用意されている。
▼本体側面には音声出力用のスピーカーが搭載されている。
このように、カメラ自体はコンパクトかつシンプルなデザインとなっている。
自宅の軒先に設置した場合でも、景観(意匠)的に目障りに感じることはないだろう。
なお、本体側面のボタンを押しつつ筐体上部を上に持ち上げることで、フタをカパッと開けることができる。
フタを開けるとリチウムイオン電池が入っており、さらに電池を取り外すと、マイクロSDカード挿入口が現れる。
録画データをマイクロSDカードに保存したい場合は、事前に挿入しておくと良いだろう。
続いて付属品について紹介する。
▼監視中を示すシール。侵入者に対して警告を与えることができる。
▼給電用のUSB Type-Cケーブル。長さが3メートルあり、やや距離のある電源からでも電気を供給することが可能だ。
▼壁や天井にカメラを取り付けるためのスタンド。
▼付属のビス(ネジ)、もしくは両面粘着シールを用いることで、壁や天井にカメラを設置できる。
▼両面粘着シール
▼ビス(ネジ)一式
▼カメラ上部の窪みはマグネットが内蔵されており、スタンドを強力な磁力で吸着させることが可能だ。
マグネットによる吸着力はかなり強く、スタンドからカメラ本体が自然に脱落してしまうことはほぼ無いだろう。
使用開始までの手順
本製品の使用を開始するまでの手順について紹介する。
まず最初に、専用アプリである『SpotCam』をスマホ・タブレット端末にインストールする。
本アプリを使用することで、カメラの各種パラメータを調節できるほか、外出先からでもLET・Wi-Fi回線経由でカメラ映像をリアルタイムで確認することが可能となる。
▼初回起動時にはアカウントの作成&ログインが必要となる。
▼ログイン後、機器一覧から『SpotCam Solo 2』を選択しよう。
続いて機器側の用意に入る。
満充電状態のカメラ側面のペアリングボタンを長押しすると、LEDランプが点灯してペアリングスタンバイ状態となる。
この状態でアプリ側を確認すると、ペアリング(接続)手順に進むことが可能だ。
▼接続されると、カメラ映像をアプリ上で確認できるようになる。
▼ペアリング完了。
ペアリングが完了すると、すぐに映像の録画が開始される。
以上の数ステップでカメラのセットアップが完了する。
非常にシンプルで、この手のツールを初めて扱う方でも簡単に設置することができるだろう。
フルHD解像度の綺麗な映像を撮影可能
実際に自宅の軒先にカメラを設置して、映像を撮影してみた。
▼電源は最寄りの部屋から取っている。
▼実際に撮影した様子。
実際にカメラを設置して映像を確認してみたが、フルHD解像度の映像は鮮明かつクリアに描画されており、玄関に近づく人物の顔までがクッキリと撮影できていた。
Live映像を離れた場所からでもアプリ上で確認することが可能。映像の遅延もほとんど見られなかった。
▼アプリ上でリアルタイム映像を確認している様子。
なお、アプリ上のカメラアイコンをタップすることで、その瞬間の映像をスナップショットとして撮影・保存しておくことも可能だ。
▼カメラの前で激しいうごきを見せても、気になる残像などはほとんど見られなかった。
以上の通り、映像自体はクリアかつ鮮明であり、侵入者の顔をとらえる防犯カメラとしての目的は十分に果たせていると言えるだろう。
豊富なオプション機能が用意
公式アプリの設定画面からは、豊富なオプション機能を利用することができる。
▼アラート機能なスケジューリング機能など、カメラの機能を最大限に生かすことの出来る機能が揃っている。
▼マイクボリュームやタイムゾーンなど、基本的な設定もここで行うことが可能だ。
▼動きを検知するとアラートを発したり、バッテリー残量低下をアラートで通知する機能も用意。
▼スケジュール設定では、ストリーミング録画時間をスケジューリングすることで、バッテリー残量の節約を図る事も可能となっている。
不審者をリアルタイムで通知するアラート機能
設定画面には『メールアラート機能』が用意されている。
この機能をONにした状態でメールアドレスを登録することで、カメラに不審な動きが映った場合、即座に登録アドレス宛に通知が届けられるようになる。
▼実際にはこのような通知が届く。
カメラの視野内に少しでも入ると、上記のようにスナップショット付きの通知が送られてくる。
もしカメラを破壊されたり盗難された場合でも、スナップショットを証拠として警察に提出することができるだろう。
防犯カメラとしては、かなり実用的で優秀な機能であると言える。
カメラの利便性をさらに向上させるオプション機能も用意
そして本製品には、カメラの利便性をさらに向上させることの出来る有料オプション機能が、多数用意されている。
▼室内サービスパック等を契約することで、見守りカメラとしても利用することが可能となる。
また、録画データをクラウドストレージ上に長期間保存したい場合には、有料プラン契約が必要となる。
▼無料プランでは7日間のみしか映像データが保持されない。
必要に応じて、各種プランへの加入を検討すると良いだろう。
『SpotCam Solo 2』のまとめ
今回紹介した『SpotCam Solo 2』について、特長をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- コンパクトかつスタイリッシュなデザイン
- マイクロSDカードの挿入に対応
- 完全スタンドアローン状態での使用が可能
- フルHD解像度対応のクリアな映像を録画可能
- 不審な動きをリアルタイムで通知
- 充実したオプション項目
悪かった点
- 有線使用時にはケーブルが邪魔になる
- 便利な機能を利用するためには有料プランへの加入が必要
- 公式アプリの動作が不安定
以上のように、初心者でも簡単に扱うことの出来る、高性能な防犯カメラとなっている。
デザインもコンパクトかつスタイリッシュであり、軒先に設置しても目障りに感じることはないだろう。
録画映像の品質も高く、不審者の顔までをクリアに映し出すことが可能だ。クラウドストレージへのアップロードサービスも提供しており、カメラ自体が盗まれたり壊されたりした場合でも安心だ。
そして何より、外出先でも不審者の通知をリアルタイムかつ写真付きで受け取れるため、安心して家を空けておくことができるだろう。
なるべく手ごろに、なおかつ強固に留守中の自宅を守りたい方には、是非オススメしたい一品だ。
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