2022年の年末より、PCゲームのダウンロード販売サイトである『Steam』のゲームを遊ぶことのできる携帯型ゲーム機『Steam Deck』(スチームデック)の日本国内向け出荷が開始されます。
2022年8月5日現在、公式サイトにて予約を受け付けています。
Steam Deckとは、Steamでおなじみのゲームや機能を、どこへでも持ち運んで遊ぶことのできるパワフルなポータブルゲーム機です。
各モデルごとの価格は以下の通り。
- 64GB eMMCモデル:59,800円
- 256GB NVMe SSDモデル:79,800円
- 512GB NVMe SSDモデル:99,800円
発売時点で3種類のモデルが用意されていますが、昨今のAAA級タイトルは容量を喰うため、外で頻繁にゲームで遊びたい方は512GBを購入することをオススメします。
▼各モデルごとの特長
64GB eMMCモデル | 256GB NVMe SSDモデル | 512GB NVMe SSDモデル |
・64GB eMMC内部ストレージ ・キャリングケース |
・256GB NVMe SSD内部ストレージ ・高速ストレージ ・キャリングケース ・限定Steamコミュニティプロフィールバンドル |
・512GB NVMe SSD内部ストレージ ・最速ストレージ ・プレミアム防眩エッチングガラス ・限定キャリングケース ・限定Steamコミュニティプロフィールバンドル ・限定仮想キーボードテーマ |
中々に値の張る価格設定となっていますが、相応のゲーミングパフォーマンスを実現する性能を擁しており、外出先でもPCゲームを本格的に遊びたい方にはうってつけのデバイスとなっています。
今回は、高性能ポータブルゲーム機『Steam Deck』の発売を記念して、本体の性能・特徴と、Steam Deckでプレイできる個人的におすすめの作品を5作品を紹介していきます。
Steam Deckの特徴と性能
コンパクトかつ高性能な携帯ゲーム機
Steam Deckはそのコンパクトな筐体サイズにもかかわらず、高スペックなデスクトップゲーミングPCに劣らない性能を備えています。
製品名称 | Steam Deck |
カラー | ブラック |
OS | SteamOS 3.0 |
プロセッサ | Zen 2+RDNA 2 |
グラフィックス | AMD RDNA 2 |
メインメモリ | 16 GB LPDDR5 |
ストレージ | 64 GB eMMC / 256 GB NVMe SSD / 512 GB高速NVMe SSD |
ディスプレイ | 7インチ, 1280×800 |
インターフェース | ・アナログスティック×2 ・デジタルパッド(十字キー) ・XYBAボタン ・背面のグリップボタン |
バッテリー容量 | 40Whrバッテリー(2~8時間のゲームプレイ) |
入力 | 45W USB Type-C PD3.0電源 |
接続 | Bluetooth 5.0(コントローラ、アクセサリ、オーディオに対応) |
本体サイズ | 298mm x 117mm x 49mm |
本体重量 | 669g |
1280×800(HD)解像度対応の7インチディスプレイを搭載。OSには独自の "SteamOS 3.0" を採用しているほか、プロセッサーにはZen2/RDNA2のカスタムAPUを搭載しており、携帯機ながら、最新ゲーム機であるPS5やXbox series X|Sに迫るパフォーマンスを発揮するスペック構成となっています。
▼公式の堂々とした謳い文句!
名前の通りSteamでのゲーミングに特化した端末となっており、端末上からSteamアカウントにログインすることで、アカウント内に所有しているゲームをダウンロードしてすぐに遊ぶことが出来ます。
▼すでに購入済みのタイトルを、Steam Deck購入後すぐに遊ぶことが可能。
▼ディスプレイは7インチ静電容量式マルチタッチ対応であり、指で直感的な操作が可能。
筐体は298mm x 117mm x 49mmというコンパクトで持ち運びやすいデザインとなっており、外出先でもSteamのPCゲームを遊べることが最大の利点でしょう。
▼ニンテンドースイッチのような外見。場所を選ばずにAAA級のPCゲームが遊べる!
ただし、ニンテンドースイッチ(398g)と比較すると約1.7倍ほどの重さ(669g)があるため、長時間持ち続けていると腕が多少疲れてくるかもしれませんね。
USB-Cポートも備えており、幅広い外部機器との接続も可能です。
BluetoothやWi-Fiによる無線通信に対応するほか、別売りで発売される「ドック」をテレビ又はモニターなどに接続することで、外部ディスプレイへの映像出力を行うことも出来ます。
▼ニンテンドースイッチのような利用方法が可能。
このように、移動中や外出先など、場所を選ばずにSteamのAAA級タイトルを楽しみたい方には、まさにうってつけの高性能携帯ゲーム機となっています!
Steam Deckで遊べる個人的おすすめ5作品
以下では、多くのSteamゲームを購入・プレイしてきた、私が個人的にチョイスした、"Steam Deckで遊びたい5作品" を紹介したいと思います!
なお、紹介する作品はSteam Deckの性能で動くものを選んでいます。
①:DARK SOULS™ III(ダークソウル3)
「DARK SOULS™ III(ダークソウル3)」は、2016年3月24日にフロム・ソフトウェアから発売されたアクションRPGです。
ダークソウルシリーズの集大成で、RPGが本来持っている根本的な面白さと、高い達成感につながるゲームデザインを追求したアクションRPGです。
オンラインプレイでは、協力・敵対を最大4人までプレイが可能で、他者の世界に侵入しホストの敵対者となる闇霊は、生身のプレイヤーが操作する厄介な強敵となります。
【内容の説明】
滅びゆく終末の世界を舞台に、探索の緊張感、敵と遭遇したときの恐怖、新しい発見による喜びなど、RPGが本来持っている根本的な面白さと、高い達成感につながるゲームデザインを追求したアクションRPGです。戦技と呼ばれる武器固有の様々なアクションで、戦略性ある剣戟バトルを楽しむことができます。またシリーズ独特のオンラインネットワークで、過度なコミュニケーションなく他のプレイヤーと冒険を共有体験できます。
参照:Steam商品ページ
②:BIOHAZARD RE:2(バイオハザード re:2)
「BIOHAZARD RE:2(バイオハザード re:2)」は、カプコンから1998年に発売された『バイオハザード2』のリメイク作品です。
本作は、シリーズ屈指の傑作である『バイオハザード2』が美麗なグラフィックと新たなる展開で蘇り、多くのファンから称賛された作品です。
さらに「The 4th Survivor」や「The 豆腐 Survivor」のおまけモードもリメイクされて収録されています。
【内容の説明】
全てがプレイヤーの想像を裏切り上回る。 1998年9月にラクーンシティを襲った生物災害。 ゾンビが生者を引き裂く地獄から生還せよ。 この窮地、この恐怖、そしてこのクオリティ。 誰も見たことがないバイオハザード、 『バイオハザード RE:2 』。 シリーズ屈指の傑作、その再誕を目撃せよ。
参照:Steam商品ページ
③:モンスターハンターライズ
「モンスターハンターライズ」は、2022年1月13日にカプコンから発売されたハンティングアクションゲームです。
本作は、もともと2021年3月26日にNintendo Switchで発売された作品を、PC(Steam)向けに改良した作品です
グラフィックも4K解像度で楽しめ、ウルトラワイドディスプレイに対応し迫力あるゲームプレイを体験できます。
プレイヤーは、カムラの里に50年ぶりの災禍「百竜夜行」を、里の仲間たちと一致団結して打ち克たなければなりません。
【内容の説明】
躍動する狩猟本能! 狩猟に新風を巻き起こす、縦横無尽に躍動するアクション。思いのままに翔けあがれる、新たなフィールド。未知の興奮や驚きをもたらす、全く新しいモンスターたち。 「モンスターハンターライズ」で、かつてない狩猟体験がハンターたちを待っている!
参照:Steam商品ページ
④:The Elder Scrolls | Skyrim(ジ・エルダー・スクロールズ|スカイリム)
「The Elder Scrolls | Skyrim」は、2011年12月8日にベセスダ・ソフトワークスで発売されたアクションRPGです。
本作は、壮大な傑作ファンタジーを比類のなきスケールと奥深さ、没入感を体験できます。
物語は、名も無い囚人である主人公が「ドラゴンボーン」として覚醒し、ドラゴンと戦うことが目的となります。
広大なマップと美麗なグラフィック、なんでもできてしまう自由度の高さが話題となりました。
【内容の説明】
200以上のゲームオブザイヤーアワードを受賞したSkyrimSpecial Editionは、壮大なファンタジーを驚くほど詳細に再現します。 スペシャルエディションには、リマスターされたアートとエフェクト、ボリュームのある神の光線、動的な被写界深度、画面スペースの反射など、まったく新しい機能を備えた、高く評価されているゲームとアドオンが含まれています。
参照:Steam商品ページ
⑤:BIOHAZARD 7 resident evil(バイオハザード7 レジデント イービル)
「BIOHAZARD 7 resident evil」は、2017年1月26日にカプコンで発売されたサバイバルホラー作品です。
本作は、バイオハザードシリーズの「原点」となる「恐怖」を存分に感じることができる作品です。
従来のバイオハザードシリーズは、「バイオハザード4」からアクション性の強い作品となっていました。
ですが、今作から「バイオハザード1」で感じた、「そこにいる恐怖」というものを最初から最後まで堪能することができます。
【内容の説明】
米国南部に佇む朽ちかけた廃屋で交錯する“脅威”と“孤独”。サバイバルホラーの新たな起源を発する『7』の幕が遂に上がる。“アイソレートビュー”へフルモデルチェンジを遂げ、さらに新開発“REエンジン”によるフォトリアル表現が紡ぎ出す“恐怖”は瞬きをも妨げる。
参照:Steam商品ページ
日本での発売が待ち遠しい!
以上が、『Steam Deck』で遊べる個人的おすすめ5作品の紹介でした。
遂にSteamに対応したポータブルゲーム機が登場するということで、Steamユーザー達は大いに盛り上がっています。
ですが、現段階では日本での予約開始はいまだに発表されないのはとても残念です。
できるだけ早く、日本での予約開始アナウンスがされることを期待したいですね!
.▼こちらの記事もオススメ!
-
SteamのPCゲームが遊べる携帯ゲーム機『Steam Deck』価格・性能・インターフェースを分かりやすく紹介
海外のゲーム会社であるValve社は、PCゲームのダウンロード販売サイトである『Steam』のゲームを楽しめる、ポータブルゲーム機『Steam Deck』(スチームデック)を発売することを発表しました ...
続きを見る
-
PC(Steam)版『モンスターハンターライズ』を約15%オフで安く購入する方法を分かりやすく紹介!
注意 ※海外サイトからのゲームキーの購入は "アクティベーション不可" ・ "おま国" 等のリスクを伴います。 購入はあくまで自己責任でお願いいたします。 2022年1月13日(木)、カプコンからモン ...
続きを見る