数々のスマート家電を手掛けるSwitchBot(スイッチボット)は、サイドテーブル、ムードライト、ワイヤレス充電器としても使える多機能モデル『SwitchBot 空気清浄機 Table』を販売している。
空気清浄機とテーブルが一体化しており、ちょっとしたサイドテーブルとしても利用可能。テーブルにはワイヤレス充電器が内蔵されており、スマホなどを置くだけで充電できる。そしてテーブル下部にはライトが搭載されており、おしゃれなインテリアとしても機能する。
パワフルな清浄能力を備え、一台で約25畳の広い空間を除菌、消臭、集じんすることが可能。4つの機能を1台に詰め込んだ、多機能な空気清浄機となっている。
今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。
【ブラックフライデーセール情報】
- セール期間:2024年11月27日(水)0:00 ~ 12月6日(金)23:59
- 製品名:SwitchBot 空気清浄機Table
- 商品リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0DHCY37HY
- 通常価格:29,800円(税込)
- セール価格:23,840円(税込)
- 割引率:約20%OFF
ブランド | SwitchBot(スイッチボット) |
モデル名 | SwitchBot 空気清浄機 Table |
本体サイズ | テーブル:290×420×497.5mm 本体:250×250×497.5mm |
本体重量 | 約4.8kg |
通信方式 | 2.4GHz WiFi+Bluetooth 4.2 |
電源 | 100~240V、50-60Hz |
清浄時間 | 8畳を11分(「強」で運転) |
動作温度 | 0~40°C |
電源コード長さ | 1.8m |
待機時消費電力 | 1W |
適用床面積 | 最大25畳(40m2) |
運転モード | 静音・弱・中・強 |
消費電力 | 静音:3.5W 弱:8W 中:22W 強:37W |
風量 | 静音:0.6m3/分 弱:2.5m3/分 中:4.6m3/分 強:5.5m3/分 |
運転音 | 静音:20dB 弱:34dB 中:47dB 強:52dB |
今回紹介する『SwitchBot 空気清浄機 Table』は、サイドテーブル(防水)、ムードライト、ワイヤレス充電器としても使える、4つの機能を1台に詰め込んだ空気清浄機だ。
テーブル部分にはワイヤレス充電器が内蔵されており、スマホやイヤホンなど、ワイヤレス充電に対応するデバイスを置くだけで、スマートに充電を行うことが可能だ。
優れた清浄能力を備えており、これ一台で約25畳の広い空間を除菌、消臭、集じんすることが可能。循環気流×大風量で、8畳の部屋であれば約11分でキレイな空気になる。
▼コンパクトなサイズ&オシャレなフォルムで、部屋の中心に設置しても目障りに感じない。
テーブル下にはムードライトが搭載されており、空気の質に応じて発光色が変わる。アプリ上から色を自由に変更できるため、空気清浄機自体がインテリアとしても機能する。
▼空気の質を一目で把握可能。
空気の質(揮発性有機化合物の含有率)を検知して、自動的に運転出力を切り替える「自動モード」を搭載。必要な時に必要な分だけ空気清浄を行うため、省エネ・節電にもつながる。
▼優れた省エネ設計。消費電力を必要最小限に抑えることが可能。
▼アロマオイルにも対応。送り出す空気に好みの香りをプラスできる。
そして静音性にも優れており、わずか20dBの最小運転音で、眠っている子供やペットを起こしてしまう心配がない。
▼睡眠中に稼働させても、安眠を妨げることはない。
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- 空気清浄器本体
- ドライバー
- ネジ×4本
- 電源アダプタ
- テーブル
- ユーザーマニュアル
- クイックガイド
▼電源アダプタはやや大きめなサイズ。
テーブル部分
▼テーブル部分。木目の落ち着いた色調で、大きさは290mm×420mm。
▼端にはワイヤレス充電ポートが用意。
▼側面から見た様子
▼テーブルの裏面。
▼テーブル裏面には丸みを帯びたムードライトが搭載。
▼中央からは電源ケーブルが延びている。
空気清浄機部分
▼空気清浄機の本体部分。直径25cmの円柱形デザイン。
▼下部には吸気口が空いており、内蔵フィルターが見える。
▼真上から見た様子。
▼中央からは電源ケーブルが延びている。
▼手前側には操作用の物理ボタンが集約されている。
▼側面の様子。
▼側面上部にはアロマケースが用意されており、アロマオイルを垂らすことで放出される空気に香りをプラスできる。
▼後部にはニオイセンサーが内蔵。空気中のVOC(揮発性有機化合物)を検知して、空気の質を測定する。
▼背面下部には電源ケーブルを接続するポートが用意。
▼底部の様子。滑り止めが施されている。
以上の通り、空気清浄機自体はいたってシンプルな構造だ。
HEPAフィルター
後部のフタを取り外すと、フィルターを取り出すことができる。
▼購入時点でフィルターは袋に入っているので、使用開始前に取り出しておこう。
▼HEPAフィルター。花粉、最近、ウイルス、フケ、アレルゲンなどを高度に除去する。内蔵された活性炭により、ペット臭などのニオイも強力に取り除く。
▼加湿器内部の様子
▼内側には大きな吸気口が空いている。
空気清浄機 Tableの組み立て
空気清浄機 Tableの組み立て手順はいたって簡単だ。
まず最初に、空気清浄機上部と、テーブル下部の電源ケーブルを接続する。
そしてテーブルを空気清浄機中央に合わせて、ひねって取り付ける。
あとは、テーブルと空気清浄機の接続部分に空いている穴に、付属のネジを挿入してドライバーで固定する。
ただ、この穴が奥まった場所に位置しており、ネジを穴に入れること自体がまず難しい。
▼非常に狭く奥まった場所に位置するネジ穴。筆者は取付時にネジを誤って空気清浄機内部に落としてしまい、取り出すのに苦労した。
ネジを紛失しないよう、取付時には注意した方が良いだろう。
ネジを締め終えたら、組み立ては完了だ。
▼組み立てた様子。
▼設置面から天板までの高さは497.5mm。
▼290mm×420mmのテーブル部分にはそこそこの広さがあり、いろいろなオブジェクトを飾っておける。
組み立てた後の全体重量は約4.8kgと比較的軽く、両手でテーブルの端を掴んでラクラクと移動させることが可能だ。
あとは電源ケーブルを空気清浄機背面のポートに接続すれば、使用を開始できる。
アプリとの連携
本格的な利用を開始する前に、スマホアプリとのペアリングを完了させよう。
▼公式無料アプリ(iOS・Android対応)
アプリインストール後、「デバイスの追加」より「空気清浄機 Table」を選択する。
すると近くの『SwitchBot 空気清浄機 Table』が認識され、ペアリング画面に進める。
▼空気清浄機は2.4GHzのWi-Fiのみに対応。5Gは非対応なので注意したい。
画面の指示に従って接続を完了させると、トップ画面に空気清浄機 Tableが追加され、アプリ経由での操作が可能となる。
アプリ連携の手順はいたって簡単なため、この手のデバイスの扱いになれていない方でも、問題なく初期設定を完了できるだろう。
▼トップ画面。空気清浄機の遠隔操作や詳細な設定・調整を行うことが可能となる。
一度連携を完了させれば、外出先からでもスマホ上で空気清浄機 Tableを操作することができる。
以上で、空気清浄機 Tableの使用準備は完了だ。
空気清浄機 Tableの起動
事前準備が完了したら、上部の電源ボタンを押して空気清浄機 Tableを起動しよう。
空気清浄機 Tableが起動すると、ムードライトが点灯し、空気清浄機本体からキレイな空気が放出され始める。
初期設定時は、ムードライトの点灯色は空気の質(キレイさ)に応じて変化する。
▼ムードライトの色と対応する空気質
ムードライトの色 | 空気質 | 風量(自動モード) |
青 | 良い | 弱 |
緑 | 普通 | 中 |
オレンジ | 悪い | 強 |
赤 | 不健康 | 極めて強 |
ライトの色を見れば、一目で空気の質を把握できる点は便利だ。
なお、運転モードを「自動モード」にしておけば、空気の質に応じて風量を自動調整することが可能となっている。
▼空気の質(揮発性有機化合物の含有率)を検知して、自動的に運転出力を切り替える「自動モード」。必要な時に必要な分だけ空気清浄を行うため、省エネ・節電にもつながる。
風量・運転モードの切り替えが可能
空気清浄機に搭載された各物理ボタンを押すことで、風量・運転モード・タイマーなどを切り替えることができる。
▼風量切替ボタンを押すことで、出力を弱⇒中⇒強の3段階で切り替え可能。
風量は、静音:0.6m3/分、弱:2.5m3/分、中:4.6m3/分、強:5.5m3/分。
▼運転モード切替ボタンを押すことで、自動モード⇒ペットモード⇒静音モードで切り替えられる。
静音モードでの運転時には、稼働音が非常に静かになる。わずか20dBの最小運転音で、眠っている子供やペットを起こしてしまう心配がない。
一方で、「中」以上の風量に設定した場合、空気の噴出力がかなり強くなり、フォーという風の音もかなり大きくなる。
▼稼働音の確認「静音モード」20dB
▼稼働音の確認「弱」34dB
▼稼働音の確認「中」47dB
▼稼働音の確認「強」52dB
上動画を観ても分かる通り、「静音モード」もしくは「弱」出力であれば、稼働音が気になることはない。
就寝時に近くで稼働させても、安眠を妨げることはないだろう。
濁った空気が漂う室内を「強」モードで一気に清浄し、ライトの点灯色をみて空気質の改善を確認したら、「静音モード」もしくは「弱」出力に設定して空気の綺麗さを保つと良いだろう。
切タイマーを搭載
本製品には切タイマーが搭載されており、2時間・4時間・6時間の3段階で設定できる。
切り忘れを防止でき、無駄に電気代がかさむ事態を防ぐことができるだろう。
安定したワイヤレス充電が可能
テーブルにはワイヤレス充電器が内蔵されており、ワイヤレス充電に対応するデバイスを置くだけで、安定した充電をおこなうことができる。
▼置くだけでスマホを充電できる。いちいちケーブルをつなぐ必要がない点が便利だ。
▼ワイヤレスイヤホンのチャージケースなども充電可能。
▼ワイヤレス充電ポートには輪っか状の滑り止めが施されており、デバイスが滑り落ちてしまうのを防ぐことができるようになっている。
空気を綺麗にしつつ、スマホ等も同時に充電できる便利な設計だ。
なお、空気清浄機の電源をオフにした状態でも、空気清浄機に電源コードが接続されていれば、ワイヤレス充電を行うことができる。
アプリ上から豊富な機能を利用可能
そして本製品は、アプリ上に非常に豊富な機能が用意されており、空気清浄機 Tableの能力を最大限に活用することが可能となる。
▼メイン画面では、稼働中に空気の質を確認可能。
▼空気清浄機本体のボタンよりも詳細な切タイマーを設定することが可能。
▼設定項目一覧
ライト&サウンド
空気清浄機 Tableのムードライトの明るさや電子音の調節が可能。睡眠時の使用を考慮して、ライトを完全にOFFにすることもできる。
そして、ムードライトの点灯色を手動で切り替えることもできる。
▼好みの色に設定可能。スタイリッシュな筐体デザインとあわせて、インテリアとしても機能するだろう。
チャイルドロック
チャイルドロック機能をオンにすることで、子供が勝手に触って運転モードが切り替わってしまうのを防ぐことができる。
▼なお、筐体のチャイルドロックボタンを3秒間長押しすることでも設定できる。
おやすみ期間
おやすみ期間として設定した時間帯のあいだ、空気清浄機 Tableは消音・消灯状態で稼働するようになる。こちらも、睡眠時に空気清浄機を利用したい場合に役立つ項目だ。
ワイヤレス充電設定
ワイヤレス充電のオン/オフを切り替えることができる、よほどの理由がない限りは、オンのままで良いだろう。
サードパーティサービス
Alexa、Googleアシスタント、Siri、IFTTT、SmartThingsなどのスマートスピーカーと連携することで、音声での空気清浄機操作が可能となる。
そして「Matter」にも対応しており、SwitchBotのみならず、Matterに対応する他社製品との連携も可能となっている。
※Matter対応のためには、「SwitchBot ハブ2」もしくは「SwitchBot ハブミニ」(Matter対応)と併用する必要があるので注意。
NFC
NFC対応スマホなどのデバイスを空気清浄機にかざすことで、スムーズに設定を変更できる。
スケジュール設定
加湿器の運転スケジュールを設定できる。
運転時間に加え、決まった曜日に繰り返し稼働させることも可能なため、空気清浄機の付け忘れ、切り忘れを防ぐことができるだろう。
お手入れ
各パーツのメンテナンス状況を確認できる。お手入れまでの目安時間が表示されており、空気清浄機を常にクリーンな状態で利用するためには重要な項目だ。
『SwitchBot 空気清浄機 Table』のまとめ
今回紹介した『SwitchBot 空気清浄機 Table』について、特徴をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- シンプルかつスタイリッシュなデザイン
- テーブルと一体化したユニークな設計
- 4つの機能を1台に詰め込んだ多機能モデル
- インテリア性のあるムードライト
- ワイヤレス充電器を内蔵
- アプリ上から豊富な機能を利用可能
- パワフルな空気清浄能力
- 優れた静音性(「静かモード」~「弱出力」設定時)
- スマートスピーカーと連携可能
悪かった点
- テーブルと空気清浄機本体との接続部に、ネジをとめづらい
以上の通り、空気清浄機・サイドテーブル・ムードライト・ワイヤレス充電器の4つの機能を一台に詰め込んだ多機能モデルとなっている。
空気清浄機とテーブルが一体化しており、ちょっとしたサイドテーブルとしても利用可能。テーブルにはワイヤレス充電器が内蔵されており、スマホなどを置くだけで充電できる。
下部にはライトが搭載されており、おしゃれなインテリアとしても機能する。点灯色で空気の質を把握できるほか、アプリ上で色を自由に変更することも可能だ。
パワフルな清浄能力を備え、一台で約25畳の広い空間を除菌、消臭、集じんすることが可能。静音性にも優れており、「静かモード」~「弱出力」設定時であれば、就寝時にそばで稼働させても、安眠を妨げることは無いだろう。
そして公式アプリと連携することで、スマホから非常に多彩な機能を利用できる。外出先からでも4G/5G通信により遠隔で空気清浄機の状態を確認したり、動作を制御することが可能だ。
数ある空気清浄機の中でも、非常に機能の充実したモデルとなっている。
空気清浄機にデザイン性と多機能性を求めている方には、ぜひオススメしたい一品だ。
本製品と他のSwitchBot製品を揃えることで、快適なスマートホーム環境を実現してみてはいかがだろうか。
【ブラックフライデーセール情報】
- セール期間:2024年11月27日(水)0:00 ~ 12月6日(金)23:59
- 製品名:SwitchBot 空気清浄機Table
- 商品リンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0DHCY37HY
- 通常価格:29,800円(税込)
- セール価格:23,840円(税込)
- 割引率:約20%OFF
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