Teclast T50 Plusレビューのメイン画像
※ 記事内にアフィリエイト広告が含まれています

ガジェットレビュー スマホ・タブレット

『Teclast T50 Plus』レビュー、FHD+解像度・90Hzリフレッシュレート対応の高コスパ格安タブレット

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBコンテンツクリエイター。大学院理工学研究科出身。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく紹介していきます!

数多くのタブレット製品をリリースしてきたTECLASTは、最新Androidタブレットである『Teclast T50 Plus』を発売した。

11インチディスプレイ搭載の格安タブレットであり、2万円前後のリーズナブルな価格に対して実用的なスペック構成となっており、大抵のタブレット作業をスムーズにこなせるだけの性能を備えている。

今回、メーカーより本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

FHD+解像度・90Hzリフレッシュレート対応の高コスパ格安タブレット

今回紹介する『Teclast T50 Plus』は、リーズナブルな価格に対して優れたパフォーマンスを発揮する、高コストパフォーマンスなAndroidタブレットだ。

Teclast T50 Plusのアイコン画像

【Amazon期間限定セール】

  • 商品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0D5B2ST57
  • 通常価格:28,900円(税込)
  • セール価格:19,900円(税込)
  • 割引率:31%OFF
  • セール期間:2024年8月1日(木)~ 8月10(土)
ブランド Teclast
型名 T50 Plus
ディスプレイサイズ 11インチ IPSスクリーン
解像度 1920 x 1200(FHD+)
リフレッシュレート 最高90Hz
Widevine L1
OS Android 14
CPU Unisoc T620 オクタコアプロセッサー
RAM 6GB LPDDR4(10GBの仮想RAM拡張に対応)
ストレージ 256GB UFS 3.0
マイクロSDカード 対応(最大1TBまで)
SIMカード デュアルnanoSIMカード対応
対応通信規格 2.4G/5GデュアルバンドWi-Fi, Bluetooth 5.0, GPS
対応バンド 4G(TD-LTE):B34/B38/B39/B40/B41
4G(FDD-LTE):B1/B3/B5/B7/B8/B20
3G(WCDMA):B1/B2/B5/B8
2G(GSM):B2/B3/B5/B8
搭載カメラ フロントカメラ:8メガピクセル
リアカメラ:13メガピクセル
スピーカー デュアルスピーカー内蔵
バッテリー容量 8,000mAh
本体サイズ 厚さ:7.8mm
本体重量 約520g

Teclast T50 Plusのスペック画像

OSは最新のAndroid14を採用。11インチIPSディスプレイは1920×1200(FHD+)解像度に、リフレッシュレート対応は最高90Hzに対応。WidevineはL1サポートとなっており、HuluやAmazon Primeビデオなどの配信サービスにおいて高画質設定の映像を楽しめる。

Teclast T50 Plusのディスプレイ説明画像

デュアルスピーカーを内蔵しているなど、メディア視聴からゲーミングまで、幅広い用途で活用できるタブレットだ。

厚みは7.8mm、重量は約520gであり、11インチタブレットの中では薄型かつ軽量な筐体デザインとなっており、携行性にも優れている。

Teclast T50 Plusのスピーカー説明画像

CPU(SoC)には "UNISOC T620 オクタコアプロセッサー" を採用しており、6GB LPDDR4 RAM(メモリ)を搭載。ウェブサイト閲覧や動画視聴、軽めのゲームアプリ程度の用途であれば、快適にこなせる性能を備えている。なお、最大10GBの仮想RAM拡張が可能だ。

Teclast T50 PlusのCPU説明画像

ストレージは 256GB UFS 3.0を用意。必要に応じてマイクロSDカードを挿入することで最大1TBまでの拡張も可能だ。

通信規格は2.4G/5GデュアルバンドWi-Fi、Bluetooth5.0、GPSに対応。デュアルnanoSIMカードの挿入にも対応しており、4G LTE通信を行うことができる。

前面・背面にはそれぞれ8メガピクセル・13メガピクセルのカメラが内蔵。テレワークやオンライン授業用デバイスとしても活用できるだろう。

Teclast T50 Plusのバッテリー説明画像

そして大容量8,000mAhバッテリーを内蔵。外出先でも長時間の連続使用が可能だ。

仕事からウェブサイト閲覧、動画視聴用途にまで活用できる、汎用性の高い格安Androidタブレットとなっている。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

外箱の様子

箱を開けた様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • タブレット本体
  • ユーザーマニュアル
  • 電源アダプタ
  • USB Type-Cケーブル
  • SIMカードピン

▼タブレットの外観。11インチディスプレイ搭載のシンプルかつスタイリッシュな外観。

タブレット正面

▼正面中央には8MPフロントカメラが内蔵。

フロントカメラ

▼背面の様子。

タブレット背面

▼背面には13MPリアカメラを搭載。

リアカメラ

▼本体重量は約520g。11インチタブレットとしては比較的軽量。

タブレットを手に持った様子-正面

▼背面は指紋などの汚れが目立ちづらい。

タブレットを手に持った様子-背面

▼厚みは7.8mmと薄く、カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないだろう。

タブレットを手に持った様子-側面横向き

タブレットを手に持った様子-側面縦向き

続いてインターフェースについて紹介していく。

▼上部にはスピーカー1基が内蔵。

タブレット上部

▼下部には3.5mmイヤホンジャックType-Cポートスピーカー1基カードスロットが用意。

タブレット下部

▼付属のピンでスロットを開き、最大1TBまでのマイクロSDカード、もしくはデュアルnanoSIMカードを挿入することが可能だ。

カードスロットを開いた様子

▼右側面には電源ボタン音量調節ボタンが用意。

タブレット右側面

▼左側面の様子。

タブレット左側面

コンパクトかつ薄型な筐体に、充実したポート類が集約されたインターフェースとなっている

AnTuTuベンチマークテスト

本機について、スマホ・タブレット端末の性能を測ることのできる『AnTuTuベンチマークテスト』を実施してみた。

▼Android端末におけるAnTuTuベンチマークテストの実施方法はコチラを参照

Android端末でAnTuTuベンチマークテストを行う超簡単な方法(2023年時点)

スマートフォン・タブレットなどのモバイル端末のスペック(スコア)を計測することのできるツールとして、『AnTuTu Benchmark』(アンツツ ベンチマーク)というものがあります。 AnTuTuと ...

続きを見る

結果として、約32.7万点のスコアを記録した。

AnTuTuベンチマークテスト結果

2万円前後の格安タブレットの中では、非常に優れたスコアを記録できている。一般的なタブレット用途に用いる分には、十分に実用的な性能のモデルだ。

ゲームアプリに関しても、設定を抑えることである程度スムーズに動作できるだろう。

大抵のタブレット用途はスムーズにこなせる

タブレットを起動した様子

本機のパフォーマンスを確認するため、ウェブサイト閲覧時・動画視聴時の動作について検証した。

ウェブブラウジングは実に快適であり、画像が多めのサイトや、処理の重いサイトであっても スムーズに閲覧することが出来た。

▼ほとんどのウェブサイトが素早く表示される。

ウェブサイト閲覧の様子1

画像やスクリプト多めのサイトでも、読込時やスクロール時にカクつきを感じることは無く、閲覧に支障をきたすことはなかった。

ウェブサイト閲覧の様子2

▼1920×1200(FHD+)解像度のディスプレイでは、細かな文字まで鮮明に描画されるので読みやすく、目が疲れない。

ウェブサイト閲覧の様子3

▼最高90Hzのリフレッシュレートに対応しているため、ページスクロールなども滑らかに描画される。

リフレッシュレート設定画面

また、YouTubeやネットフリックスなどの動画サイトを閲覧した場合においても、スピーディかつスムーズに動画を再生することが可能であった。

▼高画質映像を、スムーズに視聴することが出来る。

ゲーム動画視聴の様子1

▼IPSディスプレイの発色は良好。実写からアニメまで、色鮮やかで満足度の高い視聴体験が可能だ。

ゲーム動画視聴の様子2

アニメ動画視聴の様子

WidevineはL1サポートとなっており、HuluやAmazon Primeビデオなどの配信サービスにおいて高画質設定の映像を楽しめる。

Widevine確認画面

なお、設定より最大10GBの仮想RAM拡張が可能となっている。

メモリ拡張設定画面

以上の通り、一般的なタブレット作業に関しては、支障なく利用できることが確認できた。

スピーカー性能はそこそこレベル

本機のスピーカー品質について確認してみた。

スピーカー品質の確認

上下に計2基のスピーカー(デュアルスピーカー)を内蔵していることもあり、音圧はそこそこ強めであった。

中~高音域に関しては明瞭に出力される一方で、低音に関してはつぶれてしまっていた。サウンドに立体感もない。

音質は悪くはないが、それほど良いとも言えない、と言ったところだ。満足度の高いサウンドを楽しみたい場合は、3.5mmジャックを利用して外付けスピーカー等を利用すると良いだろう。

カメラ性能は実用的

また、本機に搭載されているカメラについても確認した。

▼実際にフロント(前面)カメラで撮影した画像。

フロントカメラで自撮りした写真

全体的に画質がクリアで、人物の表情から背景の様子に至るまで明瞭に映し出すことが出来ていた。発色に関しても肉眼で見た場合に近い印象を受ける。

激しく動いても残像などはほとんど発生せず、ウェブ会議やオンライン授業に利用しても全く問題ない品質だろう。

▼実際にリア(背面)カメラで撮影した画像。

リアカメラでフィギュアを撮影した写真

リアカメラで観葉植物を撮影した写真

リアカメラで観葉植物を撮影した写真-ズーム

▼屋外撮影(1倍)

屋外撮影-1倍

▼屋外撮影(5倍)

屋外撮影-5倍

▼屋外撮影(10倍)

屋外撮影-10倍

背面カメラについて、フロントカメラ以上に鮮明で美しい写真を撮影することが可能であった。発色はフロントカメラよりも良く、肉眼で見た場合に近い自然な色合いを実現できている。

さすがに10倍ズーム時には画質が荒くなるが、5倍ズーム程度であれば十分に鮮明さを保って写真を撮影することが可能であった。

旅行時の記念撮影用としては心もとないが、単純な映像記録用デバイスとしては活用できるだろう。

ゲーミング性能の確認

本機を用いて各種ゲームアプリを遊んだ際のパフォーマンスについても確認していく。

『統合版マインクラフト(旧PE)』プレイ時

まずは『統合版マインクラフト(旧PE)』の場合について。

ワールドを作成して実際にプレイしてみたが、スムーズで快適に移動することが出来た。

▼チャンク読み込み時にもそこまで重さを感じることはない。

マインクラフトプレイの様子4

マインクラフトプレイの様子2

▼カクつきもなく、スムーズに移動可能。処理の重くなりがちなバイオームでもスムーズに操作できた。

マインクラフトプレイの様子3

マインクラフトプレイの様子1

アドオンを導入したり、友人らと多人数マルチサーバーに参加した場合でも、スムーズなゲームプレイを楽しむことができるだろう。

『PUBG』プレイ時

続いて『PUBG』の場合について。

まずグラフィッククオリティに関しては『HD』まで選択できた。

PUBGの画質設定画面

実際にいくつかの試合に参加してみたが、たまにテクスチャの読み込み遅延が発生する程度であり、大人数のプレイヤーが密集する場所においても、スムーズなゲームプレイが可能であった。

PUBGプレイの様子4

PUBGプレイの様子1

▼画質もそこそこ良い。普通にプレイする分には支障のないレベルだと言える。

PUBGプレイの様子5

PUBGプレイの様子2

▼11インチディスプレイは、探索や索敵を行う際に役立つ大きさだ。

PUBGプレイの様子6

PUBGプレイの様子3

『原神』プレイ時

最後に "激重" ゲームとしても有名な『原神』の場合について。

非常に重いゲームアプリとして有名な『原神』であるが、本機では設定を抑えることでプレイすること自体は可能であった。

原神プレイの様子4

▼画質設定はデフォルト状態で "最低" に設定されており、デバイス負荷は "スムーズ" の状態。

原神の画質設定画面-最低画質

▼画質設定を "" に設定した場合、デバイス負荷は "やや高い" となり、プレイ中にカクつきやフレームレート低下が目立つようになる。

原神の画質設定画面-低画質

▼画質設定を "" に設定した場合、さすがに映像がカクカクになってしまい、まともなゲームプレイはできなかった。

原神の画質設定画面-中画質

画質設定を "最低~低" に設定すれば、原神でもある程度スムーズなパフォーマンスで遊ぶことが出来た。

原神プレイの様子2

多少のカクつきを感じることもあるが、ゲームプレイ自体に支障をきたすレベルではなかった。

原神プレイの様子3

原神プレイの様子1

本製品は8,000mAhの大容量バッテリーを内蔵している。

実際に使用してみたところ、動画視聴、ウェブブラウジング、少々のゲームアプリ起動などを日中に行ってみたが、3日間ほど(計14時間ほど)は充電なしでも利用し続けることが可能であった。

▼バッテリーセーバーを利用すれば、より長いタブレット利用が可能になる。

バッテリー設定画面

外出先に持参した場合、充電せずとも1日間は余裕でバッテリーがもつだろう。

『Teclast T50 Plus』のまとめ

Teclast T50 Plusのアイコン画像

今回紹介した『Teclast T50 Plus』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • リーズナブルな価格
  • メディア視聴に適した11インチ大画面
  • 1920×1200(FHD+)解像度、90Hzリフレッシュレートに対応
  • 11インチモデルの中では薄型&軽量なデザイン
  • 一般的なタブレット用途はスムーズ
  • 長持ちする6,000mAh大容量バッテリー
  • 3.5mmオーディオジャックを搭載
  • 実用的なカメラ性能

悪かった点

  • 特になし

以上の通り、2万円前後の格安タブレットとしては十分に優れたパフォーマンスを発揮するモデルとなっている。

基本性能が優れており、ウェブサイト閲覧や動画視聴はもちろん、マイクラやPUBG、原神クラスのゲームアプリでも画質設定を調節することでそこそこスムーズに動作した。

1920×1200(FHD+)解像度、90Hzリフレッシュレートに対応。Widevine L1をサポートするなど、メディア視聴に適した設計がなされている。

カメラ性能もそこそこ良質。フロントカメラの残像も気にならず滑らかに撮影できるため、ウェブ会議やオンライン授業用として十分活用できるレベルだろう。

そして何より8,000mAH大容量バッテリーの持ちが良く、普通にウェブブラウジングなどに使用している分には、丸1日充電しなくても大丈夫であった。11インチモデルの中では軽量かつ薄型設計のため、携行性に優れている点も嬉しい。

2万円前後の低価格帯で実用的なスペックのタブレットを求めている方であれば、間違いなく選択肢に加えても良い一品であると言える。

【Amazon期間限定セール】

  • 商品ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/B0D5B2ST57
  • 通常価格:28,900円(税込)
  • セール価格:19,900円(税込)
  • 割引率:31%OFF
  • セール期間:2024年8月1日(木)~ 8月10(土)

▼こちらの記事もオススメ

Teclast M50Sレビューのメイン画像
『Teclast M50S』レビュー、1万円台でAnTuTu24万点超えの高コスパモデル

数多くのタブレット製品をリリースしてきたTECLASTは、最新Androidタブレットである『Teclast M50S』を発売した。 10.1インチディスプレイ搭載の格安タブレットであり、1万円台のリ ...

続きを見る

『Teclast P50』レビュー | Android14搭載の10.95インチ格安タブレット

数多くのタブレット製品をリリースしてきたTECLASTは、最新Androidタブレットである『Teclast P50』を発売した。 10.95インチディスプレイ搭載の格安タブレットであり、一般的なタブ ...

続きを見る

この記事をシェアする

ガジェットレビュー 一覧

  • この記事を書いた人

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBコンテンツクリエイター。大学院理工学研究科出身。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく紹介していきます!

-ガジェットレビュー, スマホ・タブレット
-, , , , , ,