2025年4月21日(月)、中国のVIVOは、同ブランドの最新スマートフォンである『vivo X200 Ultra』および『vivo X200s』を中国国内向けに発表しました。
『vivo X200 Ultra』の発売日は2025年4月29日(火)、『vivo X200s』の発売日は2025年4月25日(金)を予定されています。
いずれも記事執筆時点において、公式サイト等にて予約受付が開始されています。
価格はそれぞれ以下の通りです。
モデル | RAM / ストレージ | 価格 |
vivo X200 Ultra |
12GB / 256GB | 6,499元(約127,000円) |
16GB / 512GB | 6,999元(約137,000円) | |
16GB / 1TB (衛星通信版) |
7,999元(約156,600円) | |
16GB / 1TB (フォトグラファーキット) |
9,699元(約199,000円) | |
vivo X200s |
12GB / 256GB | 4,199元(約82,000円) |
12GB / 512GB | 4,699元(約92,000円) | |
16GB / 256GB | 4,399元(約86,000円) | |
16GB / 512GB | 4,999元(約97,800円) | |
16GB / 1TB | 5,499元(約107,600円) |
※価格は1元 = 19.57円換算(2025.4.24時点)
vivo X200 UltraはSoCに「Snapdragon 8 Elite」を採用。LPDDR5X Ultra RAMとUFS 4.1ストレージを搭載するなど、ウルトラハイエンド級のパフォーマンスを発揮する優れたスペック構成となっています。
2億画素を含むZEISSトリプルカメラで、プロ級の撮影が可能。Wi-Fi 7・Bluetooth 5.4・北斗衛星通信(※1TBモデル)など最新通信にも対応しています。
一方で、vivo X200sはSoCに「MediaTek Dimensity 9400+」を採用。全体的なスペック構成は、vivo X200 Ultraと比べると廉価版に位置付けられる内容ですが、ハイエンド級の十分に優れたパフォーマンスを発揮するモデルです。
項目 | vivo X200 Ultra | vivo X200s |
発売日 | 中国国内:2025年4月29日(火) | 中国国内:2025年4月25日(金) |
カラー | シルバー系、ブラック系、レッド系 | パープル系、ブルー系、ホワイト系、ブラック系 |
OS | OriginOS 5 (Android 15ベース) | OriginOS 5 (Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.82インチ LTPO AMOLED | 6.67インチ AMOLED |
解像度 | 1440×3168 | 1260×2800 |
リフレッシュレート | 最高120Hz | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 4,500nits | 5,000nits |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Elite | MediaTek Dimensity 9400+ |
RAM | 12GB/16GB LPDDR5X Ultra | 12GB/16GB LPDDR5X |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB UFS 4.1 | 256GB/512GB/1TB UFS 4.1 |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 | 非対応 |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(画面内) | 顔認証、指紋認証(画面内) |
カメラ | フロント:50MP(f/2.5) リア:50MP(f/1.7)メイン+200MP(f/2.3)望遠+50MP(f/2.0)超広角 |
フロント:32MP(f/2.0) リア:50MP(f/1.6)メイン+50MP(f/2.6)望遠+50MP(f/2.0)超広角 |
スピーカー | ステレオスピーカー内蔵 | ステレオスピーカー内蔵 |
バッテリー | 6,000mAh(90W有線急速充電、40Wワイヤレス充電、逆充電(有線&ワイヤレス)サポート) | 6,200mAh(90W有線急速充電、40Wワイヤレス充電、逆充電(有線)サポート) |
通信規格 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、4G/5G、NFC | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、4G/5G、NFC |
対応バンド | 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz; 3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B8/B6/B19; 4G TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B48; 4G FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/ B18/B19/B20/B25/B26/B28/B66; 5G: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18/n20/n25/n26/n28/n38/ n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79/n80/n81/n83/n84/n89 |
2G GSM: 850/900/1800/1900MHz; 3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19; 4G TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B48; 4G FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/ B25/B26/B28A/B66; 5G: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n18/n25/n26/n28A/n34/n38/ n39/n40/n41/n48/n66/n77/n78 |
位置測位 | GPS:L1+L5,北斗:B1C+B1I+B2a,GLONASS:G1,Galileo:E1+E5a,QZSS:L1+L5 | GPS:L1+L5,北斗:B1C+B1I+B2a+B2b,GLONASS:G1,Galileo:E1+E5a+E5b,QZSS:L1+L5,NavIC:L1+L5 |
搭載ポート | USB 3.2 Gen 1Type-C | USB 2.0 Type-C |
防水防塵規格 | IP69/IP68 | IP69/IP68 |
本体サイズ | 163.1×76.8×8.7 mm | 160×74.3×8 mm |
本体重量 | ブラック系、レッド系:約232g シルバー系:約229g |
約203g |
全体的に、vivo X200 Ultraの方が、価格相応に優れたスペック構成となっています。
ただし、vivo X200sの方も一般的なスマホ用途はもちろん、高負荷ゲーミングをも快適にこなせるだけの性能を備えています。性能よりもコスパを重視するのであれば、vivo X200sがオススメでしょう。
『vivo X200 Ultra』のスペック&特徴
項目 | vivo X200 Ultra |
発売日 | 中国国内:2025年4月29日(火) |
カラー | シルバー系、ブラック系、レッド系 |
OS | OriginOS 5 (Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.82インチ LTPO AMOLED |
解像度 | 1440×3168 |
リフレッシュレート | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 4,500nits |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Elite |
RAM | 12GB/16GB LPDDR5X Ultra |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB UFS 4.1 |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(画面内) |
カメラ | フロント:50MP(f/2.5) リア:50MP(f/1.7)メイン+200MP(f/2.3)望遠+50MP(f/2.0)超広角 |
スピーカー | ステレオスピーカー内蔵 |
バッテリー | 6,000mAh(90W有線急速充電、40Wワイヤレス充電、逆充電(有線&ワイヤレス)サポート) |
通信規格 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、4G/5G、NFC |
対応バンド | 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz; 3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B8/B6/B19; 4G TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B48; 4G FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/ B18/B19/B20/B25/B26/B28/B66; 5G: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n18/n20/n25/n26/n28/n38/ n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79/n80/n81/n83/n84/n89 |
位置測位 | GPS:L1+L5,北斗:B1C+B1I+B2a,GLONASS:G1,Galileo:E1+E5a,QZSS:L1+L5 |
搭載ポート | USB 3.2 Gen 1Type-C |
防水防塵規格 | IP69/IP68 |
本体サイズ | 163.1×76.8×8.7 mm |
本体重量 | ブラック系、レッド系:約232g シルバー系:約229g |
『vivo X200 Ultra』にはシルバー系、ブラック系、レッド系の3つのカラーバリエーションが存在し、以下の4モデルが用意されています。
モデル | RAM / ストレージ | 価格 |
vivo X200 Ultra |
12GB / 256GB | 6,499元(約127,000円) |
16GB / 512GB | 6,999元(約137,000円) | |
16GB / 1TB (衛星通信版) |
7,999元(約156,600円) | |
16GB / 1TB (フォトグラファーキット) |
9,699元(約199,000円) |
※価格は1元 = 19.57円換算(2025.4.24時点)
16GB RAM + 1TBストレージ版には 、衛星通信エディションとフォトグラファーキット付属パッケージが用意。
衛星通信エディションでは、地上の通信網が圏外の場所でも、北斗衛星経由でメッセージの送受信が可能です。
また、フォトグラファーキット付属パッケージでは、スマホを本格的な撮影機材へと変身させることのできるキットが付属します。
▼フォトグラファーキット
OSはOriginOS 5 (Android 15ベース)を搭載。
6.82インチ有機EL(LTPO AMOLED)ディスプレイを搭載。1440×3168解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は4,500nitsにも達し、明るい日中の屋外でもディスプレイの見やすさが保たれます。
筐体サイズは163.1×76.8×8.7 mm、重量は約232g/229gで十分携行性に優れています
IP69/IP68等級の防水防塵仕様となっており、外出先でも安心して利用可能。
CPU(SoC)には「Snapdragon 8 Elite」を採用。12GB/16GB LPDDR5X Ultra RAMを搭載し、高負荷ゲーミングにも問題なく対応できる、ウルトラハイエンド級の性能を備えています。
当サイトでも以前レビューした「Xiaomi 15 Ultra」や「realme GT7 Pro Racing Edition」などのSnapdragon 8 Elite搭載スマホは、AnTuTuベンチマークテストにおいて260~270万点の高スコアを記録しています。『vivo X200 Ultra』も恐らく同程度のスコアを記録するものと思われます。
▼参考
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【2025年最新】スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)
更新履歴 2025/05/03:ベンチマーク表に「REDMI Turbo 4 Pro」を追加しました。 2025/04/16:ベンチマーク表に「AvidPad A60」を追加しました。 2025/04 ...
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ストレージは256GB/512GB/1TB UFS 4.1を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて3D超音波式の画面内指紋認証にも対応しており、利便性は抜群です。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。
前面に50MP(f/2.5)フロントカメラを搭載。背面には50MP(f/1.7)メイン+200MP(f/2.3)望遠+50MP(f/2.0)超広角の3眼構成リアカメラを搭載。非常に優れた写真撮影能力を備えています。
▼ZEISS監修トリプルカメラを搭載。
驚異の2億画素長焦レンズを含むトリプル構成により、風景からポートレート、夜景、さらには8K動画撮影まで幅広くカバーします。
▼AIを活用した画像編集機能も充実。
そして本製品は、右側面に「専用シャッターボタン」を搭載しており、iPhone 16シリーズのように、横向き撮影時に人差し指で自然にカメラ操作できるようになっています。
6,000mAhバッテリーを内蔵し、長時間の連続使用が可能。90W有線急速充電、40Wワイヤレス充電をサポートするほか、有線&ワイヤレスによる逆充電にも対応。実用性は抜群です。
以上の通り、ハードなゲーミングから本格的な写真撮影まで、あらゆる用途に活用できるウルトラハイエンド級のスマートフォンとなっています。
『vivo X200s』のスペック&特徴
項目 | vivo X200s |
発売日 | 中国国内:2025年4月25日(金) |
カラー | パープル系、ブルー系、ホワイト系、ブラック系 |
OS | OriginOS 5 (Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.67インチ AMOLED |
解像度 | 1260×2800 |
リフレッシュレート | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 5,000nits |
CPU(SoC) | MediaTek Dimensity 9400+ |
RAM | 12GB/16GB LPDDR5X |
ストレージ | 256GB/512GB/1TB UFS 4.1 |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
認証機能 | 顔認証、指紋認証(画面内) |
カメラ | フロント:32MP(f/2.0) リア:50MP(f/1.6)メイン+50MP(f/2.6)望遠+50MP(f/2.0)超広角 |
スピーカー | ステレオスピーカー内蔵 |
バッテリー | 6,200mAh(90W有線急速充電、40Wワイヤレス充電、逆充電(有線)サポート) |
通信規格 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、4G/5G、NFC |
対応バンド | 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz; 3G WCDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19; 4G TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B48; 4G FDD-LTE: B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B18/B19/ B25/B26/B28A/B66; 5G: n1/n2/n3/n5/n7/n8/n18/n25/n26/n28A/n34/n38/ n39/n40/n41/n48/n66/n77/n78 |
位置測位 | GPS:L1+L5,北斗:B1C+B1I+B2a+B2b,GLONASS:G1,Galileo:E1+E5a+E5b,QZSS:L1+L5,NavIC:L1+L5 |
搭載ポート | USB 2.0 Type-C |
防水防塵規格 | IP69/IP68 |
本体サイズ | 160×74.3×8 mm |
本体重量 | 約203g |
『vivo X200s』にはパープル系、ブルー系、ホワイト系、ブラック系の4つのカラーバリエーションが存在し、以下の4モデルが用意されています。
モデル | RAM / ストレージ | 価格 |
vivo X200s |
12GB / 256GB | 4,199元(約82,000円) |
12GB / 512GB | 4,699元(約92,000円) | |
16GB / 256GB | 4,399元(約86,000円) | |
16GB / 512GB | 4,999元(約97,800円) | |
16GB / 1TB | 5,499元(約107,600円) |
※価格は1元 = 19.57円換算(2025.4.24時点)
OSはOriginOS 5 (Android 15ベース)を搭載。
6.67インチ有機EL(AMOLED)ディスプレイを搭載。1260×2800解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は5,000nitsにも達し、明るい日中の屋外でもディスプレイの見やすさが保たれます。
筐体サイズは160×74.3×8 mm、重量は約203gで十分携行性に優れています
IP69/IP68等級の防水防塵仕様となっており、外出先でも安心して利用可能。
CPU(SoC)には「MediaTek Dimensity 9400+」を採用。12GB/16GB LPDDR5X RAMを搭載し、ハイエンド級の性能を備えています。
同時期に発表された「realme GT7」と同じSoCを採用しており、AuTuTuベンチマークテストでは200万点超えの高スコアを期待できます。
▼参考
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【2025年最新】スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)
更新履歴 2025/05/03:ベンチマーク表に「REDMI Turbo 4 Pro」を追加しました。 2025/04/16:ベンチマーク表に「AvidPad A60」を追加しました。 2025/04 ...
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ストレージは256GB/512GB/1TB UFS 4.1を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて画面内指紋認証にも対応しており、利便性は抜群です。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。
前面に32MP(f/2.0)フロントカメラを搭載。背面には50MP(f/1.6)メイン+50MP(f/2.6)望遠+50MP(f/2.0)超広角の3眼構成リアカメラを搭載。優れた写真撮影能力を備えています。
▼ZEISS監修トリプルカメラを搭載。OIS光学手ぶれ補正を搭載し、ポートレートから望遠までプロ級の仕上がりを実現できます。
▼天気変換や人物削除など、AIを活用した画像編集機能も充実。
6,200mAhバッテリーを内蔵し、長時間の連続使用が可能。90W有線急速充電、40Wワイヤレス充電をサポートするほか、有線逆充電にも対応。実用性は抜群です。
X200 Ultraは4月29日、X200sは4月25日に発売
『vivo X200 Ultra』の発売日は2025年4月29日(火)、『vivo X200s』の発売日は2025年4月25日(金)を予定されています。
いずれも記事執筆時点において、公式サイト等にて予約受付が開始されています。
vivo X200 UltraはSoCに「Snapdragon 8 Elite」を採用。LPDDR5X Ultra RAMとUFS 4.1ストレージを搭載するなど、ウルトラハイエンド級のパフォーマンスを発揮する優れたスペック構成となっています。
2億画素を含むZEISSトリプルカメラで、プロ級の撮影が可能。Wi-Fi 7・Bluetooth 5.4・北斗衛星通信(※1TBモデル)など最新通信にも対応しています。
一方で、vivo X200sはSoCに「MediaTek Dimensity 9400+」を採用。全体的なスペック構成は、vivo X200 Ultraと比べると廉価版に位置付けられる内容ですが、ハイエンド級の十分に優れたパフォーマンスを発揮するモデルです。
ヘビーなゲーミングから本格的な写真撮影まで、あらゆる用途に活用できる2モデルとなっています。
現時点でグローバル版の情報はありませんが、今後の続報に期待です。
【参照元】
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