2024年10月29日(火)に中国で開催されたXiaomi(シャオミ)のローンチイベントにおいて、同社の最新フラグシップスマートフォン『Xiaomi 15シリーズ』が正式発表されました。
一般販売は2024年10月31日(木)より中国で開始されます。Xiaomiの公式 Web サイト、Xiaomi Mall、および認定小売パートナーより購入可能であり、現時点で既に予約注文が受付中です。グローバル向けの発売情報については、後日発表予定とのこと。
Xiaomi 15シリーズには「Xiaomi 15」「Xiaomi 15 Pro」の2モデルが用意されており、中国市場における価格はそれぞれ以下の通りです。
▼Xiaomi 15シリーズの中国市場向け価格
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
Xiaomi 15 | 12GB RAM / 256GB | 4,499元(約96,600円) |
12GB RAM / 512GB | 4,799元(約103,000円) | |
16GB RAM / 512GB | 4,999元(約107,000円) | |
16GB RAM / 1TB | 5,499元(約118,000円) | |
Xiaomi 15 Diamond Limited Edition | 16GB RAM / 1TB | 5,999元(約129,000) |
Xiaomi 15 Pro | 12GB RAM / 256GB | 5,299元(約113,000円) |
16GB RAM / 512GB | 5,799元(約124,000円) | |
16GB RAM / 1TB | 6,499元(約140,000円) |
※価格は1元 = 21,47円換算(2024.10.30時点)
価格的には「iPhone 16シリーズ」よりもリーズナブルですが、最新CPU(SoC)の「Qualcomm Snapdragon 8 Elite」を搭載するなど、iPhone 16シリーズに引けを取らない高パフォーマンスを発揮するハイエンドモデルとなっています。
▼Xiaomi 15シリーズの中国版正式スペック
項目 | Xiaomi 15 | Xiaomi 15 Pro |
カラー | ブラック系、ホワイト系、シルバー系、グリーン系、ライラック系 | ブラック系、ホワイト系、シルバー系、グリーン系 |
OS | Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) |
Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.36インチOLED | 6.73インチAMOLED |
解像度 | 2670×1200 | 3200×1440 |
リフレッシュレート | 最高120Hz | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 最大3,200nits | 最大3,200nits |
CPU(SoC) | Snapdragon® 8 Elite | Snapdragon® 8 Elite |
RAM | 12GB / 16GB LPPDDR5x | 12GB / 16GB LPPDDR5x |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0 | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0 |
SIMカード | デュアルSIM対応 | デュアルSIM対応 |
マイクロSDカード | 非対応 | 非対応 |
認証機能 | 顔認証、画面内指紋認証 | 顔認証、画面内指紋認証 |
カメラ | フロント:32MP(f/2.0) リア:50MPメイン(f/1.6)+50MP望遠(f/2.0)+50MP超広角(f/2.2) Leica |
フロント:32MP(f/2.0) リア:50MPメイン(f/1.4)+50MP望遠(f/2.5)+50MP超広角(f/2.2) Leica |
スピーカー | ステレオスピーカー (Snapdragon Sound対応) |
ステレオスピーカー (Snapdragon Sound対応) |
バッテリー | 5,400mAh(90W有線急速充電・50Wワイヤレス急速充電対応) ※10Wリバースワイヤレスチャージ対応 |
6,100mAh(90W有線急速充電・50Wワイヤレス急速充電対応) ※10Wリバースワイヤレスチャージ対応 |
通信規格 | 5G, Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4, NFC | 5G, Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4, NFC |
対応バンド | 5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n80/n81/n83/n84/n89 4G:FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B66 4G:TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B42/B48 3G:WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 2G: GSM:B2/B3/B5/B8 |
5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79/n80/n81/n83/n84/n89 4G:FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B66 4G:TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B42/B48 3G:WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 2G:GSM:B2/B3/B5/B8 |
位置測位 | GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS (B1I+B1c+B2a), GALILEO (E1+E5a), QZSS (L1+L5) | GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS (B1I+B1c+B2a), GALILEO (E1+E5a), QZSS (L1+L5) |
搭載ポート | USB Type-C 3.2, OTG | USB Type-C 3.2 Gen2, OTG |
防水防塵規格 | IP68 | IP68 |
本体サイズ | 152.3 x 71.2 x 8.1 / 8.4 / 8.5 mm | 161.3 x 75.3 x 8.4 / 8.7 mm |
本体重量 | 約189 / 191 / 192 g | 約213 / 219g |
いずれも10万円超えの価格に見合うだけのスペック構成であり、非常に優れた基礎性能と、高品質なカメラ、そして高速通信規格の数々に対応することで、あらゆるスマホ作業を快適にこなせるモデルとなっています。
なお、Xiaomi 15には「Xiaomi 15 Diamond Limited Edition」と呼ばれる特別モデルが用意されています。価格はやや高いものの、ダイヤモンドが埋め込まれたミドルフレーム、光沢のあるワニ皮の質感のレザーパネルを備えた高級感あふれるモデルとなっています。
▼Xiaomi 15 Diamond Limited Edition
以下、Xiaomi 15シリーズを各モデルごとに紹介していきます。
『Xiaomi 15』のスペック&特徴
▼Xiaomi 15の中国版正式スペック
項目 | Xiaomi 15 |
カラー | ブラック系、ホワイト系、シルバー系、グリーン系、ライラック系 |
OS | Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.36インチOLED |
解像度 | 2670×1200 |
リフレッシュレート | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 最大3,200nits |
CPU(SoC) | Snapdragon® 8 Elite |
RAM | 12GB / 16GB LPPDDR5x |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0 |
SIMカード | デュアルSIM対応 |
マイクロSDカード | 非対応 |
認証機能 | 顔認証、画面内指紋認証 |
カメラ | フロント:32MP(f/2.0) リア:50MPメイン(f/1.6)+50MP望遠(f/2.0)+50MP超広角(f/2.2) Leica |
スピーカー | ステレオスピーカー (Snapdragon Sound対応) |
バッテリー | 5,400mAh(90W有線急速充電・50Wワイヤレス急速充電対応) ※10Wリバースワイヤレスチャージ対応 |
通信規格 | 5G, Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4, NFC |
対応バンド | 5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n80/n81/n83/n84/n89 4G:FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B66 4G:TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B42/B48 3G:WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 2G: GSM:B2/B3/B5/B8 |
位置測位 | GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS (B1I+B1c+B2a), GALILEO (E1+E5a), QZSS (L1+L5) |
搭載ポート | USB Type-C 3.2, OTG |
防水防塵規格 | IP68 |
本体サイズ | 152.3 x 71.2 x 8.1 / 8.4 / 8.5 mm |
本体重量 | 約189 / 191 / 192 g |
「Xiaomi 15」にはブラック系、ホワイト系、シルバー系、グリーン系、ライラック系などのカラーバリエーションが存在し、特別仕様のDiamond Limited Editionと合わせて、以下の5モデルが用意されています。
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
Xiaomi 15 | 12GB RAM / 256GB | 4,499元(約96,600円) |
12GB RAM / 512GB | 4,799元(約103,000円) | |
16GB RAM / 512GB | 4,999元(約107,000円) | |
16GB RAM / 1TB | 5,499元(約118,000円) | |
Xiaomi 15 Diamond Limited Edition | 16GB RAM / 1TB | 5,999元(約129,000) |
Xiaomi 15には「Xiaomi 15 Diamond Limited Edition」と呼ばれる特別モデルが用意されています。価格はやや高いものの、ダイヤモンドが埋め込まれたミドルフレーム、光沢のあるワニ皮の質感のレザーパネルを備えた高級感あふれるモデルとなっています。
▼Xiaomi 15 Diamond Limited Edition
最も基本的な構成のモデルで約96,600円であり、「iPhone 16シリーズ」と比べるとリーズナブルな価格設定となっています。
OSは最新のXiaomi HyperOS 2S(Android 15ベース)を搭載。
筐体サイズは152.3 x 71.2 x 8.1 / 8.4 / 8.5 mm、重量は約189 / 191 / 192 gと薄型かつ軽量であり、携行性に優れています。防水防塵規格はIP68に対応。通常モデルの背面には、サンドブラスト加工が施されたガラス素材を採用しています。
6.36インチ有機ELディスプレイを搭載。2670×1200解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は3,200nitsにも達し、明るい日中の屋外でも画面の視認性が損なわれることはありません。
ステレオスピーカーを内蔵。Snapdragon Soundをサポートしています。
CPU(SoC)には最新の「Snapdragon® 8 Elite」を採用。AnTuTuベンチマークテストにおいて300万点超えのスコアを記録すると言われている最新CPU(SoC)であり、かなり優れたパフォーマンスを期待できます。RAMは12GB / 16GB LPPDDR5xを搭載。
ストレージは256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて画面内指紋認証にも対応。利便性は抜群です。
5G, Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4などの高速通信規格に対応。
前面に32MP(f/2.0)フロントカメラを搭載。背面には50MPメイン(f/1.6)+50MP望遠(f/2.0)+50MP超広角(f/2.2)のLeica(ライカ)監修3眼構成リアカメラを搭載しており、近景から遠景まで、非常に鮮明な写真撮影が可能です。
5,400mAhのバッテリーを内蔵。90W有線急速充電・50Wワイヤレス急速充電をサポートしており、わずかな時間であっという間にバッテリー残量を回復できます。なお、10Wリバースワイヤレスチャージにも対応しており、緊急時のモバイルバッテリー代わりとしても役立ちます。
『Xiaomi 15 Pro』のスペック&特徴
▼Xiaomi 15 Proの中国版正式スペック
項目 | Xiaomi 15 Pro |
カラー | ブラック系、ホワイト系、シルバー系、グリーン系 |
OS | Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.73インチAMOLED |
解像度 | 3200×1440 |
リフレッシュレート | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 最大3,200nits |
CPU(SoC) | Snapdragon® 8 Elite |
RAM | 12GB / 16GB LPPDDR5x |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0 |
SIMカード | デュアルSIM対応 |
マイクロSDカード | 非対応 |
認証機能 | 顔認証、画面内指紋認証 |
カメラ | フロント:32MP(f/2.0) リア:50MPメイン(f/1.4)+50MP望遠(f/2.5)+50MP超広角(f/2.2) Leica |
スピーカー | ステレオスピーカー (Snapdragon Sound対応) |
バッテリー | 6,100mAh(90W有線急速充電・50Wワイヤレス急速充電対応) ※10Wリバースワイヤレスチャージ対応 |
通信規格 | 5G, Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4, NFC |
対応バンド | 5G:n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n20/n26/n28/n38/n40/n41/n48/n66/n77/n78/n79/n80/n81/n83/n84/n89 4G:FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B66 4G:TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41/B42/B48 3G:WCDMA:B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 2G:GSM:B2/B3/B5/B8 |
位置測位 | GPS (L1+L5), GLONASS (G1), BDS (B1I+B1c+B2a), GALILEO (E1+E5a), QZSS (L1+L5) |
搭載ポート | USB Type-C 3.2 Gen2, OTG |
防水防塵規格 | IP68 |
本体サイズ | 161.3 x 75.3 x 8.4 / 8.7 mm |
本体重量 | 約213 / 219g |
「Xiaomi 15 Pro」にはブラック系、ホワイト系、シルバー系、グリーン系などのカラーバリエーションが存在し、以下の5モデルが用意されています。
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
Xiaomi 15 Pro | 12GB RAM / 256GB | 5,299元(約113,000円) |
16GB RAM / 512GB | 5,799元(約124,000円) | |
16GB RAM / 1TB | 6,499元(約140,000円) |
OSは最新のXiaomi HyperOS 2S(Android 15ベース)を搭載。
6.73インチAMOLEDディスプレイを搭載。Xiaomi 15(6.36インチ)よりもやや大きめです。3200×1440解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は3,200nitsにも達し、明るい日中の屋外でも画面の視認性が損なわれることはありません。
ステレオスピーカーを内蔵。Snapdragon Soundをサポートしています。
CPU(SoC)には、Xiaomi 15と同じく最新の「Snapdragon® 8 Elite」を採用。AnTuTuベンチマークテストにおいて300万点超えのスコアを記録すると言われている最新CPU(SoC)であり、かなり優れたパフォーマンスを期待できます。RAMは12GB / 16GB LPPDDR5xを搭載。
ストレージは256GB / 512GB / 1TB UFS 4.0を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて画面内指紋認証にも対応。利便性は抜群です。
5G, Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4などの高速通信規格に対応。
前面に32MP(f/2.0)フロントカメラを搭載。背面には50MPメイン(f/1.4)+50MP望遠(f/2.5)+50MP超広角(f/2.2) のLeica(ライカ)監修3眼構成リアカメラを搭載。望遠レンズにはXiaomi 14 Ultraと同じく、ソニーのIMX858センサーを採用。近景から遠景まで、非常に鮮明な写真撮影が可能です。
6,100mAhの大容量バッテリーを内蔵。90W有線急速充電・50Wワイヤレス急速充電をサポートしており、わずかな時間であっという間にバッテリー残量を回復できます。なお、10Wリバースワイヤレスチャージにも対応しており、緊急時のモバイルバッテリー代わりとしても役立ちます。
これだけの大容量バッテリーを備えつつ、筐体サイズは161.3 x 75.3 x 8.4 / 8.7 mm、重量は約213 / 219gと薄型かつ軽量であり、携行性に優れています。防水防塵規格はIP68に対応。
2024年10月31日(木)より中国にて販売開始、日本国内向けの発売にも期待
Xiaomi 15シリーズの一般販売は、2024年10月31日(木)より中国で開始されます。
Xiaomiの公式 Web サイト、Xiaomi Mall、および認定小売パートナーより購入可能であり、現時点で既に予約注文が受付中です。グローバル向けの発売情報については、後日発表予定とのこと。
前モデルの「Xiaomi 14 Ultra」は日本国内向けに投入されたため、Xiaomi 15シリーズの日本向け展開にも大いに期待したいですね。
なお、Xiaomi 15シリーズが発表された同日には、同ブランドのハイスペックタブレット『Xiaomi Pad 7シリーズ』も発表されています。こちらも、日本向けの展開が期待されます。
今後の情報に注目です。
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