2025年3月8日追記
2025年2月27日(木)、、Xiaomi(シャオミ)は同ブランドの最新スマートフォンである『Xiaomi 15 Ultra』を中国国内で正式発表しました。
記事執筆時点ですでにXiaomi中国公式サイト等から購入可能となっています。2025年3月2日(日)にはグローバル版のリリースも予定されているとのこと。
中国市場における価格は以下の通りです。
▼Xiaomi 15 Ultraの中国市場向け価格
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
Xiaomi 15 Ultra(通常版) |
12GB / 256GB | 6,499元(約133,000円) |
16GB / 512GB | 6,999元(約143,000円) | |
16GB / 1TB | 7,799元(約160,000円) | |
Xiaomi 15 Ultra(デュアルサテライト版) |
16GB / 1TB | 7,999元(約165,000円) |
※価格は1元(CNY) = 20.52円換算(2025.2.28時点)
CPU(SoC)には「Snapdragon 8 Elite」を採用。価格的にはiPhone 16と並ぶ、ウルトラハイエンドモデルとなっています。
LPDDR5X RAM と UFS 4.1 ストレージを採用し、6,000mAhの大容量バッテリーを内蔵。そして背面には2億画素のカメラを含む、Leicaコラボの4眼構成リアカメラを搭載するなど、大盤振る舞いのスペック構成となっています。
項目 | Xiaomi 15 Ultra |
カラー | ホワイト系、ブラック系、クラシックブラック&シルバー、グリーン系 |
OS | Xiaomi HyperOS 2(Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.73インチ LTPO AMOLED (Xiaomi Shield Glass 2.0) |
解像度 | 1440×3200 |
リフレッシュレート | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 3200 nits |
CPU(SoC) | Snapdragon 8 Elite オクタコアプロセッサー |
RAM | 12GB / 16GB LPDDR5X |
ストレージ | 256GB / 512GB / 1TB UFS 4.1 |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
認証機能 | 顔認証、超音波指紋認証(画面内) |
カメラ | フロント:32MP(f/2.0) リア:50MP(f/1.6)メイン+200MP(f/2.6)ペリスコープ望遠+50MP(f/1.8)望遠+50MP(f/2.2)超広角 |
スピーカー | ステレオスピーカー内蔵(Dolby Atmos対応) |
バッテリー | 6,000mAh(90W有線急速充電サポート、80W急速ワイヤレス充電サポート、10Wワイヤレスリバース給電サポート) |
通信規格 | Wi-Fi 7, Bluetooth 6.0, 4G/5G, NFC |
対応バンド | 【5G】 n1 / n2 / n3 / n5 / n7 / n8 / n12 / n20 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n48 / n66 / n77 / n78 / n79 / n80 / n81 / n83 / n84 / n89 【4G】 FDD-LTE:B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 / B17 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28 / B66 TDD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42 / B48 ※LTE B41(2496-2690 194MHz) 【3G】 WCDMA:B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19 【2G】 GSM:B2 / B3 / B5 / B8 |
位置測位 | GPS (L1+L5), BDS (B1I+B1c+B2a), GALILEO (E1+E5a), QZSS (L1+L5), NavIC (L5), GLONASS |
搭載ポート | USB Type-C 3.2 Gen 2 |
防水規格 | IP68 |
本体サイズ | 161.3×75.3×9.4 mm |
本体重量 | 約226g(ホワイト系・ブラック系) 約229g(クラシックブラック&シルバー、グリーン系) |
非常に強力なパフォーマンスを発揮するCPU(SoC)と、明所から暗所まで高精細な写真撮影を可能にする高画素カメラを搭載しており、本格的な写真撮影からゲーミングまで、幅広い用途で活躍してくれるウルトラハイエンドモデルとなっています。
『Xiaomi 15 Ultra』の特徴
『Xiaomi 15 Ultra』にはホワイト系、ブラック系、クラシックブラック&シルバー、グリーン系の4つのカラーバリエーションが存在しており、以下の4モデル展開となっています。
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
Xiaomi 15 Ultra(通常版) |
12GB / 256GB | 6,499元(約133,000円) |
16GB / 512GB | 6,999元(約143,000円) | |
16GB / 1TB | 7,799元(約160,000円) | |
Xiaomi 15 Ultra(デュアルサテライト版) |
16GB / 1TB | 7,999元(約165,000円) |
※価格は1元(CNY) = 20.52円換算(2025.2.28時点)
ブラック系の筐体背面はグリップ力に優れたテクスチャ加工となっているのに対し、ホワイト系はエッチング加工がなされています。
筐体はIP68の防水仕様となっており、フレームはCNC加工されたアルミニウム製で優れた耐久性を実現。アウトドアな場面でも安心して利用可能です。
なお、Xiaomi 15 Ultra用の特別なアクセサリーとして「传奇典藏版(伝説のクラシックエディション)」と呼ばれるプロフェッショナル撮影キットも用意されています。これは、取り外し可能な金属製の指グリップや交換可能なシャッターボタンを備えるほか、2000mAhの内蔵バッテリーを搭載しており、スマートフォンの充電もサポートするという優れもの。
▼Xiaomi 15 Ultraの撮影体験をさらに向上させるためのアクセサリー。
OSはXiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース)を搭載。
6.73インチ有機ELディスプレイを搭載。1440×3200解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は3,200nitにも達し、明るい日中の屋外でもディスプレイの見やすさが保たれます。
ディスプレイには「Xiaomi Shield Glass 2.0」を採用しており、透明性を維持しつつ、優れた耐落下性と耐傷性を実現しています。
▼Dolby Atmos対応のステレオスピーカーを内蔵。満足度の高いメディア視聴体験を提供します。
CPU(SoC)には「Snapdragon 8 Elite オクタコアプロセッサー」を採用。 12GB / 16GB LPDDR5X RAMを搭載し、ヘビーなゲーミングを含め、あらゆるスマホ作業を快適にこなせる性能を備えています。
以前レビューした「realme GT7 Pro Racing Edition」や「OnePlus 13」と同じくSnapdragon 8 Eliteを採用。上記2モデルはAnTuTuベンチマークテストにおいていずれも270~280万点台(実測値)を叩き出したので、Xiaomi 15 Ultraも同様の高スコアが期待できます。
▼参考
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【2025年最新】スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)
更新履歴 2025/03/07:ベンチマーク表に「Xiaomi 15 Ultra」を追加しました。 2025/03/06:ベンチマーク表に「OPPO Find N5」を追加しました。 2025/02/ ...
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ストレージは256GB / 512GB / 1TB UFS 4.1を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて超音波指紋認証(画面内)にも対応しており、利便性は抜群です。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。
なお、2種類の衛星通信方式に対応した「双卫星版」(デュアルサテライト版)も用意されており、モバイル通信やWi-Fi通信の圏外でも、衛星経由で通信を行うことができます。
そして前面に32MP(f/2.0)フロントカメラを搭載。背面には50MP(f/1.6)メイン+200MP(f/2.6)ペリスコープ望遠+50MP(f/1.8)望遠+50MP(f/2.2)超広角の4眼構成リアカメラを搭載。
Leicaコラボのカメラは4基ともすべて最大30fpsの8K動画撮影をサポートするほか、フロントカメラも含め、すべてのカメラで最大60fpsの4K動画撮影が可能。非常に優れた写真・動作撮影性能を実現しています。
6,000mAhバッテリーを内蔵。長時間の連続使用、および短時間での充電が可能です。
90W有線急速充電、80W急速ワイヤレス充電、10Wワイヤレスリバース給電をサポートしています。
日本国内向けの発売にも期待
『Xiaomi 15 Ultra』は記事執筆時点ですでにXiaomi中国公式サイト等から購入可能となっています。2025年3月2日(日)にはグローバル版のリリースも予定されているとのこと。
価格相応のスペック構成を備えた、ウルトラハイエンドモデルとなっています。特にカメラ性能が突出しており、撮影性能を重視してスマホを選んでいる方にとって、必見のモデルとなるでしょう。
前モデルの「Xiaomi 14 Ultra」は2024年5月に日本国内向けに発売されているため、今回の『Xiaomi 15 Ultra』についても日本向けリリースを大いに期待したいところです。
今後の情報に注目です。
2025年3月8日追記
【参照元】
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