2025年3月8日追記
2025年3月2日(日)、Xiaomi(シャオミ)は同ブランドの最新スマートフォン『Xiaomi 15』および『Xiaomi 15 Ultra』のグローバル版を発表しました。
2024年10月に『Xiaomi 15』の中国版が、2025年2月に『Xiaomi 15 Ultra』の中国版がリリースされましたが、今回、ついにグローバル版がリリースされます。
いずれのグローバル版も2025年3月4日(火)から販売開始。
グローバル版の価格はそれぞれ以下の通りです。
▼グローバル版価格
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
Xiaomi 15 | 12GB RAM / 256GB | 1,000ユーロ(約156,600円) |
Xiaomi 15 Ultra | 16GB RAM / 512GB | 1,500ユーロ(約235,000円) |
※価格は1€ = 156.73円換算(2025.3.3時点)
中国版「Xiaomi 15」(12GB+256GB)が4,499元(約96,600円)、中国版「Xiaomi 15 Ultra」(16GB+512GB)が6,999元(約143,000円)のリリース価格であったことを考えると、グローバル版の価格設定はかなり高めと言わざるを得ません。
『Xiaomi 15』および『Xiaomi 15 Ultra』はいずれもSnapdragon® 8 Eliteを搭載したウルトラハイエンド級のモデルであり、AnTuTuベンチマークにおいて250万点~300万点近い高スコアを記録する、卓越したパフォーマンスを提供します。
▼グローバル版のスペック構成
項目 | Xiaomi 15 | Xiaomi 15 Ultra |
カラー | シルバー系、ブラック系、ホワイト系、グリーン系 | ブラック系、ホワイト系、シルバー系 |
OS | Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) | Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.36インチ OLED (Xiaomi Shield Glass) | 6.73インチ OLED (Xiaomi Shield Glass 2.0) |
解像度 | 2670×1200 | 3200×1440 |
リフレッシュレート | 最高120Hz | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 3200nits | 3200nits |
CPU(SoC) | Snapdragon® 8 Elite | Snapdragon® 8 Elite |
RAM | 12GB LPDDR5X | 16GB LPDDR5X |
ストレージ | 256GB / 512GB UFS 4.0 | 512GB / 1TB UFS 4.1 |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 | 非対応 |
認証機能 | 指紋認証、顔認証 | 指紋認証、顔認証 |
カメラ | フロント:32MP(f/2.0) リア:50MP(f/1.62)メイン+50MP(f/2.0)望遠+50MP(f/2.2)超広角 |
フロント:32MP(f/2.0) リア:50MP(f/1.63)メイン+50MP(f/1.8)望遠+200MP(f/2.6)ペリスコープ望遠+50MP(f/2.2)超広角 |
スピーカー | ステレオスピーカー内蔵(Dolby Atmos対応、Hi-Res & Hi-Res Audio Wireless認証) | ステレオスピーカー内蔵(Dolby Atmos対応、Hi-Res & Hi-Res Audio Wireless認証) |
バッテリー | 5,240mAh(90W有線急速充電サポート、50Wワイヤレス急速充電サポート) | 5,410mAh(90W有線急速充電サポート、80Wワイヤレス急速充電サポート) |
通信規格 | Wi-Fi 7, Bluetooth 6.0, 4G/5G, NFC | Wi-Fi 7, Bluetooth 6.0, 4G/5G, NFC |
対応バンド | - 5G SA: n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/75/77/78 - 5G NSA: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/75/77/78 - 4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66 - 4G: LTE TDD: B38/39/40/41/42/48 - 3G: UMTS: B1/2/4/5/6/8/19 - 2G: GSM: B2/3/5/8 Supports 4x4 MIMO |
- 5G SA: n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/71/75/77/78/79 - 5G NSA: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/71/75/77/78/79 - 4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66/71 - 4G: LTE TDD: B38/39/40/41/42/48 - 3G: UMTS: B1/2/4/5/6/8/19 - 2G: GSM: B2/3/5/8 Supports 4x4 MIMO |
搭載ポート | USB 3.2 Gen 1 | USB 3.2 Gen 1 |
防水防塵規格 | IP68 | IP68 |
本体サイズ | 152.3mm×71.2mm×8.08mm (シルバー色:152.3mm×71.2mm×8.48mm) |
161.3mm×75.3mm×9.35mm (シルバー色:161.3mm×75.3mm×9.48mm) |
本体重量 | ブラック, ホワイト, グリーン:約191g シルバー:約192g |
ブラック, ホワイト:約226g シルバー:約229g |
以上の通り、CPU(SoC)やRAMの仕様は同じであるものの、カメラ性能に関しては『Xiaomi 15 Ultra』の方が圧倒的に優れています。
基礎性能自体には大差はないため、よほどカメラ性能を重視しないのであれば『Xiaomi 15』を選んでも良いでしょう。
グローバル版『Xiaomi 15』のスペック&特徴
▼Xiaomi 15グローバル版のスペック構成
項目 | Xiaomi 15 |
カラー | シルバー系、ブラック系、ホワイト系、グリーン系 |
OS | Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.36インチ OLED (Xiaomi Shield Glass) |
解像度 | 2670×1200 |
リフレッシュレート | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 3200nits |
CPU(SoC) | Snapdragon® 8 Elite |
RAM | 12GB LPDDR5X |
ストレージ | 256GB / 512GB UFS 4.0 |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
認証機能 | 指紋認証、顔認証 |
カメラ | フロント:32MP(f/2.0) リア:50MP(f/1.62)メイン+50MP(f/2.0)望遠+50MP(f/2.2)超広角 |
スピーカー | ステレオスピーカー内蔵(Dolby Atmos対応、Hi-Res & Hi-Res Audio Wireless認証) |
バッテリー | 5,240mAh(90W有線急速充電サポート、50Wワイヤレス急速充電サポート) |
通信規格 | Wi-Fi 7, Bluetooth 6.0, 4G/5G, NFC |
対応バンド | - 5G SA: n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/75/77/78 - 5G NSA: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/75/77/78 - 4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66 - 4G: LTE TDD: B38/39/40/41/42/48 - 3G: UMTS: B1/2/4/5/6/8/19 - 2G: GSM: B2/3/5/8 Supports 4x4 MIMO |
搭載ポート | USB 3.2 Gen 1 |
防水防塵規格 | IP68 |
本体サイズ | 152.3mm×71.2mm×8.08mm (シルバー色:152.3mm×71.2mm×8.48mm) |
本体重量 | ブラック, ホワイト, グリーン:約191g シルバー:約192g |
グローバル版の「Xiaomi 15」にはシルバー系、ブラック系、ホワイト系、グリーン系の4つのカラーバリエーションが存在し、12GB +256GB / 12GB+512GBの2モデル展開となっています。
▼洗練されたナノスケールの銀メッキ装飾が施されたシルバー色。
OSは最新のXiaomi HyperOS 2S(Android 15ベース)を搭載。
筐体サイズは152.3mm×71.2mm×8.08mm(シルバー色:152.3mm×71.2mm×8.48mm)、重量は約191g(シルバー色:約192g)とであり、携行性に優れています。
防水防塵規格はIP68に対応。
6.36インチ有機ELディスプレイを搭載。2670×1200解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は3,200nitsにも達し、明るい日中の屋外でも画面の視認性が損なわれることはありません。
▼ディスプレイには「Xiaomi Shield Glass」を採用し、優れた耐衝撃性と耐摩耗性を実現。
▼ベゼル幅がわずか1.38mmに抑えられており、映像への没入感を最大限に引き出します。
ステレオスピーカーを内蔵。Dolby Atmos対応、Hi-Res & Hi-Res Audio Wireless認証により、優れた音質のサウンドを楽しめます。
CPU(SoC)には「Snapdragon 8 Elite オクタコアプロセッサー」を採用。 12GB LPDDR5X RAMを搭載し、ヘビーなゲーミングを含め、あらゆるスマホ作業を快適にこなせる性能を備えています。
以前レビューした「realme GT7 Pro Racing Edition」や「OnePlus 13」と同じくSnapdragon 8 Eliteを採用。上記2モデルはAnTuTuベンチマークテストにおいていずれも270~280万点台(実測値)を叩き出したので、Xiaomi 15 Ultraも同様の高スコアが期待できます。
▼参考
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【2025年最新】スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)
更新履歴 2025/03/07:ベンチマーク表に「Xiaomi 15 Ultra」を追加しました。 2025/03/06:ベンチマーク表に「OPPO Find N5」を追加しました。 2025/02/ ...
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ストレージは256GB / 512GB UFS 4.0を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて画面内指紋認証にも対応。利便性は抜群です。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。
前面に32MP(f/2.0)フロントカメラを搭載。背面には50MPメイン(f/1.6)+50MP望遠(f/2.0)+50MP超広角(f/2.2)のLeica(ライカ)監修3眼構成リアカメラを搭載しており、近景から遠景まで、非常に鮮明な写真撮影が可能です。
5,240mAhのバッテリーを内蔵。90W有線急速充電・50Wワイヤレス急速充電をサポートしており、わずかな時間であっという間にバッテリー残量を回復できます。
グローバル版『Xiaomi 15 Ultra』のスペック&特徴
項目 | Xiaomi 15 Ultra |
カラー | ブラック系、ホワイト系、シルバー系 |
OS | Xiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース) |
ディスプレイ | 6.73インチ OLED (Xiaomi Shield Glass 2.0) |
解像度 | 3200×1440 |
リフレッシュレート | 最高120Hz |
ピーク輝度 | 3200nits |
CPU(SoC) | Snapdragon® 8 Elite |
RAM | 16GB LPDDR5X |
ストレージ | 512GB / 1TB UFS 4.1 |
SIMカード | デュアルnanoSIMサポート |
マイクロSDカード | 非対応 |
認証機能 | 指紋認証、顔認証 |
カメラ | フロント:32MP(f/2.0) リア:50MP(f/1.63)メイン+50MP(f/1.8)望遠+200MP(f/2.6)ペリスコープ望遠+50MP(f/2.2)超広角 |
スピーカー | ステレオスピーカー内蔵(Dolby Atmos対応、Hi-Res & Hi-Res Audio Wireless認証) |
バッテリー | 5,410mAh(90W有線急速充電サポート、80Wワイヤレス急速充電サポート) |
通信規格 | Wi-Fi 7, Bluetooth 6.0, 4G/5G, NFC |
対応バンド | - 5G SA: n1/2/3/5/7/8/12/20/25/26/28/38/40/41/48/66/71/75/77/78/79 - 5G NSA: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/71/75/77/78/79 - 4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/32/66/71 - 4G: LTE TDD: B38/39/40/41/42/48 - 3G: UMTS: B1/2/4/5/6/8/19 - 2G: GSM: B2/3/5/8 Supports 4x4 MIMO |
搭載ポート | USB 3.2 Gen 1 |
防水防塵規格 | IP68 |
本体サイズ | 161.3mm×75.3mm×9.35mm (シルバー色:161.3mm×75.3mm×9.48mm) |
本体重量 | ブラック, ホワイト:約226g シルバー:約229g |
グローバル版の『Xiaomi 15 Ultra』にはブラック系、ホワイト系、シルバー系の3つのカラーバリエーションが存在しており、16GB +512GB / 16GB+1TBの2モデル展開となっています。
ブラック系の筐体背面はグリップ力に優れたテクスチャ加工となっているのに対し、ホワイト系はエッチング加工がなされています。
筐体はIP68の防水仕様となっており、フレームはCNC加工されたアルミニウム製で優れた耐久性を実現。アウトドアな場面でも安心して利用可能です。
なお、Xiaomi 15 Ultra用の特別なアクセサリーとして「Photography Kit Legend Edition(撮影キット レジェンドエディション)」と呼ばれるプロフェッショナル撮影キットも用意されています。これは、取り外し可能な金属製の指グリップや交換可能なシャッターボタンを備えるほか、2000mAhの内蔵バッテリーを搭載しており、スマートフォンの充電もサポートするという優れもの。
▼Xiaomi 15 Ultraの撮影体験をさらに向上させるためのアクセサリー。
OSはXiaomi HyperOS 2 (Android 15ベース)を搭載。
6.73インチ有機ELディスプレイを搭載。1440×3200解像度と最高120Hzのリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は3,200nitにも達し、明るい日中の屋外でもディスプレイの見やすさが保たれます。
ディスプレイには「Xiaomi Shield Glass 2.0」を採用しており、透明性を維持しつつ、優れた耐落下性と耐傷性を実現しています。
ステレオスピーカーを内蔵。Dolby Atmos対応、Hi-Res & Hi-Res Audio Wireless認証により、優れた音質のサウンドを楽しめます。
CPU(SoC)には「Snapdragon 8 Elite オクタコアプロセッサー」を採用。16GB LPDDR5X RAMを搭載し、ヘビーなゲーミングを含め、あらゆるスマホ作業を快適にこなせる性能を備えています。
以前レビューした「realme GT7 Pro Racing Edition」や「OnePlus 13」と同じくSnapdragon 8 Eliteを採用。上記2モデルはAnTuTuベンチマークテストにおいていずれも270~280万点台(実測値)を叩き出したので、Xiaomi 15 Ultraも同様の高スコアが期待できます。
▼参考
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【2025年最新】スマホ&タブレットのAnTuTuベンチマークスコアまとめ(実測値)
更新履歴 2025/03/07:ベンチマーク表に「Xiaomi 15 Ultra」を追加しました。 2025/03/06:ベンチマーク表に「OPPO Find N5」を追加しました。 2025/02/ ...
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ストレージは512GB / 1TB UFS 4.1を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて超音波指紋認証(画面内)にも対応しており、利便性は抜群です。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0、5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。
そして前面に32MP(f/2.0)フロントカメラを搭載。背面には50MP(f/1.63)メイン+50MP(f/1.8)望遠+200MP(f/2.6)ペリスコープ望遠+50MP(f/2.2)超広角の4眼構成リアカメラを搭載。
非常に優れた写真・動作撮影性能を実現しています。
5,410mAhバッテリーを内蔵。長時間の連続使用、および短時間での充電が可能です。
▼90W有線急速充電、80W急速ワイヤレス充電にも対応。
日本向けの発売にも大いに期待
『Xiaomi 15』および『Xiaomi 15 Ultra』のグローバル版は、いずれも2025年3月4日(火)から販売開始。
グローバル版の価格はそれぞれ以下の通りです。
▼グローバル版価格
モデル | RAM/ストレージ | 価格 |
Xiaomi 15 | 12GB RAM / 256GB | 1,000ユーロ(約156,600円) |
Xiaomi 15 Ultra | 16GB RAM / 512GB | 1,500ユーロ(約235,000円) |
※価格は1€ = 156.73円換算(2025.3.3時点)
中国版「Xiaomi 15」(12GB+256GB)が4,499元(約96,600円)、中国版「Xiaomi 15 Ultra」(16GB+512GB)が6,999元(約143,000円)のリリース価格であったことを考えると、グローバル版の価格設定はかなり高めと言わざるを得ません。
スペック構成は中国版と大きくは変わりないですが、バッテリー容量がやや低くなっているなどの違いはあります。
なお、いずれも現時点で日本向けの販売は明らかにされていません。
前モデルの「Xiaomi 14 Ultra」は2024年5月に日本国内向けに発売されているため、今回の『Xiaomi 15 Ultra』についても日本向けリリースを大いに期待したいところです。
今後の情報に注目です。
2025年3月8日追記
【参考】
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