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PC・モニター ガジェットレビュー

『Xiaomi 2K モニター A27Qi』レビュー、1万円台で圧倒的なコスパを実現、仕事からゲーミングまで幅広い用途で利用可能

2025-04-19

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

2025年2月25日(火)、Xiaomi(シャオミ)ジャパンは、同ブランドの最新モニターである『Xiaomi 2K モニター A27Qi』を日本国内で発売した。

通常販売価格は18,980円(税込)であり、公式サイトのほか、Amazonや楽天などでも購入可能となっている。

リーズナブルな価格に対して、2560×1440(WQHD)解像度、最高100Hzリフレッシュレートに対応するなど、優れたパフォーマンスを発揮する27インチ型モニターだ。

今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

▼Xiaomi 2K モニター A27Qi

Xiaomi 2K モニター A27Qiのアイコン画像

ブランド Xiaomi(シャオミ)
モデル名 Xiaomi 2K モニター A27Qi
ディスプレイ 27インチ IPS 非光沢
表示領域サイズ(対角) 684.7mm
アスペクト比 16:9
解像度 2560×1440(WQHD)
最大視野角 178°
画面占有率 90%
リフレッシュレート 最高100Hz
製品寸法(台座を含む) 612.5 × 170.0 × 453.0mm
製品重量 約4.2kg(スタンド・ベース込み)
応答速度 6ms(GTG)
輝度 250nits(標準)
コントラスト比 1000:1(標準)
色域 1670万、sRGBカバー率100%、DCI-P3 95%
角度調整 前傾・後傾
VESA規格 75×75mm
定格電力 36W
スピーカー 非搭載
パッケージ内容 ・ディスプレイモニター ×1
・台座(スタンドを含む) ×1
・ねじキット ×1
・HDMIケーブル ×1
・ACアダプター ×1
・取扱説明書 ×1
搭載ポート ・DPポート1.4 ×1
・HDMIポート ×1
・DC入力電源ポート ×1
・オーディオポート ×1

Xiaomi 2K モニター A27Qiのスペック説明画像

『Xiaomi 2K モニター A27Qi』は27インチ IPS非光沢ディスプレイを備えたモニターだ。

2560×1440(WQHD)解像度、最高100Hzリフレッシュレートの美しく滑らかな映像を楽しめる。

Xiaomi 2K モニター A27Qiのディスプレイ仕様

Xiaomi 2K モニター A27Qiのリフレッシュレート説明画像

1670万、sRGB 100%、DCI-P3 95%の色域をカバーし、178°の最大視野角により、どの角度からでも色鮮やかで深みのある映像を視聴可能。

Xiaomi 2K モニター A27Qiの色域説明画像

狭ベゼルのスタイリッシュなデザインとなっており、画面占有率は90%を誇ります。映像への没入感も高まる。

TÜV低ブルーライト認証により、ブルーライトをカットすることで眼への負担を軽減。長時間の作業用モニターとしても活用できるだろう。

TÜV低ブルーライト認証

スピーカーは非搭載。

ただし、背面にオーディオポートが用意されているため、外付けでのサウンド出力は可能。

【搭載ポート一覧】

  • DPポート1.4 ×1
  • HDMIポート ×1
  • DC入力電源ポート ×1
  • オーディオポート ×1

本体サイズは612.5 × 170.0 × 453.0mm、重量は約4.2kg。

前傾・後傾の可動範囲を備えている。

75×75mmのVESA規格をサポートしており、モニターアーム等への取り付けも可能だ。

筐体設計説明画像

▼YouTubeにショート動画を投稿しました。製品の使用感は動画でもチェックできます

製品本体および付属品

▼外箱の様子

外箱の様子

箱の中身

箱を開けた様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • ディスプレイ本体
  • スタンド
  • ベース
  • 電源アダプタ
  • HDMIケーブル
  • ネジ
  • ドライバー
  • ユーザーマニュアル

▼ベースとモニターを固定するためのネジ&ドライバーが付属。ドライバーを別途用意する必要がない点は嬉しい。

ベースとモニターを固定するためのネジ&ドライバー

▼モニターを設置するためのスタンド&ベース部分

スタンド-表

スタンド-裏

ベース-表

ベース-裏

▼ベースは非常に薄く、邪魔にならない。

ベースの厚みの確認

▼電源アダプタは比較的コンパクトなサイズ。

電源アダプタ

電源アダプタの仕様

モニター本体

▼モニター本体の外観。27インチ IPS 非光沢パネルを搭載。

モニター本体の外観-正面

▼背面の様子

モニター本体の外観-背面

▼背面中央にはVESAマウント取り付け用の穴(100×100mm)が用意。

VESAマウント取り付け用の穴(100×100mm)

電源ボタンDC電源ポート3.5mmオーディオジャックHDMIポートDP(ディスプレイポート)が用意。

インターフェース

なお、本製品はスピーカー非搭載のため、サウンド出力のためには3.5mmジャックを使用するなどして外部サウンドデバイスに接続する必要がある。

▼背面下部には、スタンド取り付け用のポートが用意。

スタンド取り付けポート

このように、実にシンプルかつスタイリッシュなデザインとなっている。

▼スタンド&ベース非装着時のモニター重量は、実測で約3,440g。

ベース非装着時のモニター重量計量の様子

ベース非装着時のモニター重量

モニターの設置手順

モニターを組み立てる手順はいたって簡単だ。

まず、モニター背面下部に、スタンドを挿し込む。

スタンドを持つ様子

スタンドを取り付けた様子

続いて、付属のドライバー&ネジを利用して、スタンド底部にベースを取り付ける。

ベースを持つ様子

ベースをドライバーで固定する様子

ベースを取り付けた様子

これだけで、モニターの組み立ては完了だ。

▼実際に組み立てた様子。安定性は優れており、ちょっとやそっとの揺れで倒れることは無い。

実際にモニターを組み立てた様子

▼筐体外観(360度)

▼モニター本体は薄型で、奥行きの場所も取らない。

モニターを設置した様子-真上視点

▼側面の様子。

モニターを設置した様子-真横視点

モニターの可動域は、前傾・後傾のみ。

▼前傾時前傾時

▼後傾時後傾時

▼ベース装着時のモニター重量は、実測で約4,149g。

 

ベース&スタンド装着時のモニター重量計量の様子
ベース&スタンド装着時のモニター重量

組み立て完了状態でも約4kgとそこまで重くないため、モニター設置位置を移動させる際もラクだ。

▼片手で持ち運ぶことも可能。

組み立て済みモニターを片手で持つ様子

VESA規格対応のブラケットを使って、ミニPCをモニター背面に固定設置することで、非常にコンパクトかつスタイリッシュな作業空間を実現できる。

ブラケット取り付けの様子

ミニPCをモニター背面に取り付けた様子

ミニPCをモニター背面に取り付けた様子-真上視点

ミニPCをモニター背面に取り付けた様子-真横視点

このように、モニター本体自体は非常にシンプルで無駄のないデザインとなっている。一般的な会社のオフィスに設置しても違和感はないだろう。

滑らかで鮮明な描画

ディスプレイに映像を映している様子

2560×1440(WQHD)解像度対応のIPSディスプレイで映し出される映像は、実に綺麗で見やすい。

▼ディスプレイの表示情報。100Hzリフレッシュレートに対応。

ディスプレイの表示情報

2560×1440(WQHD)解像度により、ウェブサイト閲覧時でも細かな文字まで鮮明に描画される。非光沢IPSパネルを採用しているため、画面への映り込みも気にならず、目が疲れづらい。

ウェブサイト閲覧の様子1

ウェブサイト閲覧の様子2

▼178度の広い視野角に対応しており、角度をつけて画面を観た場合も、視認性が損なわれることはない。

視野角の確認-左側

視野角の確認-⇒側

YouTube等で動画を再生してみたが、1670万色表示(8bitカラー)・sRGBカバー率100%・DCI-P3カバー率95%に対応していることもあり、深みのある色鮮やかな映像を楽しむことができた。

▼IPSパネルの発色は良好。

ゲーム動画視聴の様子1

ゲーム動画視聴の様子2

また、デジタルルクスメーター「Vici LX1336B」を使用して、明るさ設定を最大(100)に設定した際の画面輝度についても確認してみた。

まず画面中央の輝度は315nits前後を得られた。

輝度測定-画面中央

また、画面端の方の輝度は261nits前後であった。

輝度測定-画面端

同価格帯の一般的なモニターと比べると、輝度はやや高めとなっている。ただし、画面端との輝度差が17%ほどあるため、「色ムラ・輝度ムラ」に敏感なクリエイティブ用途等ではややマイナスかもしれない。

とはいえ、実際に使用している中での体感差は、映像の暗部やグラデーションに敏感なシーン以外ではほとんど気にならなかった。

ベゼル幅は一般的なレベル

本製品のベゼル幅(非描画部分)は約8mmであり、一般的な厚みであると言える。

ベゼル幅(非描画部分)は測定の様子

狭額縁(フレームレス)とは言い難いが、一般的な用途において気になる厚みではない。

ベゼル幅の確認

ベゼル幅の確認-全体

もしも同価格帯で、極薄ベゼルのスタイリッシュなモニターを望むのであれば、同時期にリリースされた「KTC H24F8」が個人的には最もオススメだ。

高リフレッシュレート&高解像度で快適ゲーミング

モンハンワイルズ起動画面

ディスプレイは2560×1440(WQHD)解像度、最高100Hzリフレッシュレートに対応しており、非常に滑らか&高精細な描画でゲームを楽しめる。

実際に100Hz出力でPCゲームをプレイしてみたところ、一般的な60Hzモニターと比べて、はるかに滑らかな映像でゲームを楽しむことができた。

▼激しいアクション(動き)やエフェクトなどもヌルヌル描画されるため、ゲームプレイ時の爽快感が圧倒的に増す。

モンハンワイルズプレイの様子

後述するモニター設定より、応答速度を標準・高速・さらに高速・最速の4段階で調整可能。激しい動きでもモーションブラー等は発生せず、画面酔いなどもしづらい。

▼PCゲームプレイの様子①

▼PCゲームプレイの様子②

※サウンドは外付けスピーカーから出力

この価格帯のモニターとしては、実に満足度の高いゲーミング体験を提供してくれた。

家庭用ゲーム機も快適にプレイ可能

続いて、家庭用ゲーム機と接続して遊んでみた。

▼PS5と接続。

PS5と接続した様子

▼PS5接続時の映像出力情報。解像度は1920×1080にリサイズされてしまう。

PS5の映像出力情報

PS5のような最新世代機と接続した場合でも、美麗な映像でゲームを楽しむことができた。

PS5ゲームプレイの様子

▼PS5ゲームプレイの様子①

▼PS5ゲームプレイの様子②

▼ニンテンドースイッチ接続時

ニンテンドースイッチ接続時の様子

▼Switchゲームプレイの様子①

▼Switchゲームプレイの様子②

家庭用ゲーム機では100Hz高リフレッシュレートの恩恵は限定的だが、それでも鮮明かつ発色の良い映像でゲームを楽しめた。

メニュー画面

背面の電源ボタンを押すと、オプション画面を呼び出すことができる。

メニュー画面2

▼メニュー画面右上から、現在の映像出力情報を確認できる。

映像出力情報

オプション画面では、明るさやコントラストと言った一般的な設定から、ゲーミング用の機能まで、豊富な項目が用意されている。

▼ブルーライト軽減を含め、複数のモードが用意。

メニュー画面3

▼応答速度も4段階で調節可能。

メニュー画面4

▼HDRのオン/オフ切り替えも可能。

メニュー画面5

メニュー画面1

以上の通り、一般的な映像品質設定の項目は揃っている。

『Xiaomi 2K モニター A27Qi』のまとめ

Xiaomi 2K モニター A27Qiのアイコン画像

今回紹介した『Xiaomi 2K モニター A27Qi』について、特長をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • スタイリッシュな筐体デザイン
  • 27インチモデルの中では比較的軽量な部類
  • 2560×1440(WQHD)解像度&100Hzリフレッシュレート対応
  • 組み立てが簡単
  • 目が疲れない非光沢パネル採用
  • リーズナブルな価格

悪かった点

  • 多少の輝度ムラがある
  • 可動域は前傾・後傾のみ

以上の通り、仕事からゲーミングまで、幅広い用途で活用できる高コスパモニターとなっている。

18,000円台というリーズナブルな価格に対して、2560×1440(WQHD)解像度&100Hzリフレッシュレートに対応。2K相当の解像度に対応した27型モデルで2万円未満というのは、かなり頑張った価格設定と言える。

作業領域が広く、文字もくっきり表示されるため、事務作業やWeb閲覧などにはうってつけ。100Hzリフレッシュレート対応により、ゲーミングでもそこそこ満足度の高い体験を提供してくれるだろう。非光沢IPSパネルを採用しているため、画面への映り込みも気にならず、目が疲れづらい。

ドライバーが同梱されており、組み立ても容易。VESA規格対応でモニターアーム等の接続も可能なため、幅広いシーンで利用できるだろう。

多少の輝度ムラがあるものの、よほど本格的なクリエイティブ用途で使用しない限りは、気になることはない。

安価で実用的なスペックのモニターを求めている方には、ぜひオススメしたい一品となっている。

▼YouTubeにショート動画を投稿しました。製品の使用感は動画でもチェックできます

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