昨今、Apple Watchを代表としたスマートウォッチが流行しています。
スマートウォッチとは、手持ちのスマートフォンと連動することで様々な機能が使える腕時計型ウェアラブル端末です。
そのためスマートウォッチは時計メーカーではなくApple、HUAWEI、Xiaomi、Samsung等のスマホメーカーが主に開発しシェアを争っています。
機種により機能は様々ですが、通話や電子決済等のスマートフォンの機能や、心拍数や消費カロリーの計測といったヘルスケアの機能を持ち合わせています。
今回は業界シェアトップを争うXiaomiから発売されている
「Xiaomi Mi Watch」を提供いただいたのでレビューいたします!
人気のスマートウォッチとなっているので気になっている方は是非とも参考にしてください!
Xiaomi Mi Watchのスペック/特長
ブランド | Xiaomi |
型名 | Mi Watch |
カラー | ブラック/ネイビーブルー/ベージュ |
バッテリー | 通常使用で16日間 420mAh |
専用アプリ | 有り |
対応OS | iOS/Android |
ディスプレイ | 1.39インチAMOLED(有機EL)454 x 454ピクセル タッチスクリーン対応 |
本体サイズ | 45.9 x 53.35 x 11.8mm |
本体重量 | 32g(ベルト除く)/57g(ベルトあり) |
防水 | 5ATM |
▼326ppiの高解像度ディスプレイが備わっています。
▼本体は32gと軽量で長時間つけていても気になりません。
▼100種以上の文字盤が揃えられています。
▼通常使用ならば16日持つ大容量バッテリーを搭載。
▼117種のワークアウトに対応しています。
▼健康状態を調べるのに便利な血中酸素濃度測定機能も備わっています。
▼睡眠、ストレス、バイタル(エネルギー)分析機能もついており、体をモニタリングすることができます。
実機レビュー
開封〜初期設定まで
▼縦長のパッケージが目を惹きます。
▼パッケージ裏の様子。
▼箱を開けると縦長に伸ばされた状態で本体が収納されています。
▼日本語対応のマニュアルも付属されていおり、一通りの操作が載っているので安心です。
▼USB-Aタイプの専用充電ケーブルが付属しています。
内容物一覧は以下の通りです。
【内容物一覧】
- スマートウォッチ本体
- 充電ケーブル
- ユーザーマニュアル
▼側面の物理キーを押して電源をつけると言語設定から始まります。
▼設定を進めるにはXiaomi Wearアプリをダウンロードする必要があります。
Mi Fitness
Beijing Xiaomi Co., Ltd無料posted withアプリーチ
▼アプリをインストールします。
▼専用アプリは会員登録が必要です。
▼アプリ登録後にデバイスを追加 ⇨ Mi Watchを選択します。
▼Mi watchとのペアリングが可能になります。
▼無事接続できるとスタートガイドが表示されます。
各種機能紹介
▼文字盤はアプリよりダウンロード可能です。さまざまなデザインがあり着せ替えだけでも楽しいです。
▼文字盤の一例です。シンプルにかっこいいデザインです。
▼HOMEボタンを2回押すとウィジェットが開きます。
▼ディスプレイ設定⇨ディスプレイ消灯オン⇨待受文字盤と進むとAlways On Display(AOD:常時待ち受け表示盤)にすることが可能です。
▼待ち受け文字盤の一例です。十分に明るく見やすいため、これは常時ON設定としておきたくなりました。バッテリー消費が激しくなる点は注意が必要です。
▼GPSが内蔵されており、ウォーキングやランニングではコース履歴まで記録されます。
各種分析機能
▼ワークアウト記録はアプリに同期されて管理されておりいつでもアプリから確認可能です。
▼睡眠記録もこのように記録されています。夜の睡眠時のみで、昼寝が計測できない点は注意が必要です。
▼エネルギー計測機能はこのように表示されます。起床時をエネルギー最大としてどれだけ体力を消費しているかが一目瞭然となります。
▼ストレス値は以下のように表示されます。1日単位はともかく、長期にわたるストレスが見られる場合はライフスタイルの改善を図るべきです。
ユニークな機能
▼音楽再生機能です。再生、スキップ、音量調節がMi Watchから可能です。
▼カメラシャッター機能です。遠隔でシャッターが切れるため、スマホで集合写真を撮る場合などで大活躍します。
▼気圧測定も可能です。雨天時や登山時などで気圧が気になる場合も確認できますね。
▼コンパス機能も搭載されています。外出時や部屋の間取り確認等で使う場合があるかもしれません。
▼かなり便利なスマホ探索機能です。部屋の中で見失ったスマホから大音量の通知音を出せるため、見つけるための大きな助けとなります。
実際に使用した感想(良い点)
ここからは、本製品を実際に使用した感想について紹介していきます。
質感が良くデザインがカッコいい
まず、シンプルに円形のデザインがかっこいいです。
ローエンドスマートウォッチは4角形のデザインが多い中、こちらは腕時計寄りの円形のデザインで美しいディスプレイ表示も相まりファッション性も高いです。
またバンドの質感も他のスマートウォッチとは違いシボが入っており肌触りが良いです。
さまざまなシーンに合い、ビジネス用としても普通の腕時計より知的な印象が出せるとためおすすめできます。
一通りの機能を備え、高品質で使いやすいUI
採用されている機能は何れも高品質で使いやすくおかしな挙動はありません。
便利なAOD機能から〜普段から使うようなアラーム・タイマー機能までスマートウォッチに欲しいものは一通りあり、まさに万能機種と言えるでしょう。
また、画面の明るさも自動調整されており、暗い場所でも視認性も非常に高いのも便利なポイントです。
豊富な各種機能がiOSでも使える!
上述してきたさまざまな機能がAndroidやXiaomi製品だけでなく、iOSでも使用可能です!
とくに日本ではiPhoneユーザーが多いため大変嬉しいポイントとなります。
これはXiaomi製スマートウォッチの大きな強みとなっていますね。
高品質に対し破格の価格設定
本製品は14000円弱とミドルレンジ〜ハイエンドの中間あたりの価格帯です。
しかし、本製品より上位機能があるスマートウォッチはかなり限定されています。
この価格帯で高品質の機能が数多く取り揃えられている機種は他に見当たらず、スマートウォッチ界で一石を投じた革命的な製品となっています。
気になった点
総じて大満足な製品のため、ほぼ気になる点はありませんが強いて言えばという観点で以下になります。
バッテリー持ちは説明より劣る/急速充電非対応
LPではバッテリー持続15日間とされていましたが、一定期間使用してみたところ、
AODオフの場合で8=10日程度、 AODオンの場合は3~4日程度でした。
十分に使えるバッテリー量ではありますが、説明より劣っているのはやや残念に思いました。
また、ライバルのHUAWEI社製スマートウォッチの特長である急速充電対応では無いため、充電には2時間程度の時間はかかります。
Xiaomi Mi Watchまとめ
今回紹介した『Xiaomi Mi Watch』の特徴を以下にまとめました。
良かった点
- 質感とデザインがとにかく良い
- 豊富な便利機能と高品質UI
- iOSでも問題なくほぼ全ての機能が使える
- スマートウォッチの歴史を変えた破格の価格設定
悪かった点
- 実際のバッテリー持続はスペック値よりも劣る
以上の通り、1万円台前半のスマートウォッチとしては非常に豊富な機能でほぼ全ての面で高品質となっており大変お勧めできます。
個人的にはデザインの時点でテンションが上がるような大満足な一品でした。
この製品に限らずスマートウォッチは多数発売されていますが、豊富な機能とオシャレさが欲しい方は是非とも本製品の購入を検討してみてはいかがでしょうか。
▼こちらの記事もオススメ
-
『Xiaomi Redmi Watch 2 Lite』レビュー | 高コスパで実用性の高いスマートウォッチ
最近では、ウェアラブルデバイスの代表として、Apple Watchなどの "スマートウォッチ" が大きな人気を集めている。 スマートウォッチは心拍数や消費カロリーの計測といったヘルスケア機能が充実して ...
続きを見る
-
『HUAWEI Band 6』レビュー | コスパ最強のスマートウォッチ!入門用としてもオススメ
※2022.6.11追記:新モデル『Band 7』のレビュー記事を投稿しました。 昨今、Apple Watchを代表としたスマートウォッチが流行しています。 スマートウォッチとは、手持ちのスマートフォ ...
続きを見る