日本時間の2024年9月26日（木）21:00に、ドイツのベルリンにて開催されたXiaomi（シャオミ）の発表会において、「Xiaomi 14Tシリーズ」などに加えて、折りたたみスマートフォン『Xiaomi MIX Flip』もグローバル発表されました。
カラーはブラック、パープルの2種類が用意。モデルは12GB RAM + 512GB ストレージの1種類のみであり、価格は1299€（約21万円）となっています。
『Xiaomi MIX Flip』は2024年7月に発表された、Xiaomi初となる縦折り式の折りたたみスマートフォンです。Snapdragon 8 Gen 3採用、12GB LPDDR5X RAM搭載など、優れたパフォーマンスを発揮するハイエンドモデルです。
| 価格 | 1299€（約21万円）※グローバル版 |
| カラー | ブラック、パープル |
| OS | Xiaomi HyperOS(Android 14ベース) |
| ディスプレイ | メイン：6.86インチ有機EL サブ：4.01インチ有機EL |
| 解像度 | メイン：2912×1224 460ppi, HDR10+ サブ：1392×1208, 460ppi, HDR10+ |
| リフレッシュレート | 最高120Hz |
| ピーク輝度 | メイン：3,000nits サブ：3,000nits |
| CPU（SoC） | Snapdragon 8 Gen 3 オクタコアプロセッサー |
| RAM | 12GB LPDDR5X |
| ストレージ | 512GB UFS 4.0 |
| 認証機能 | 顔認証、指紋認証(側面) |
| SIMカード | デュアルSIM対応 |
| マイクロSDカード | 非対応 |
| 通信規格 | Wi-Fi 7, Bluetooth 5.4, NFC, 5G |
| 位置測位 | GPS | Glonass | Galileo | Beidou GPS: L1+L5 |
| 対応バンド | 5G SA: n1/2/3/5/7/8/12/20/26/28/38/40/41/48/66/77/78/79 5G NSA: n1/3/5/7/8/20/28/38/40/41/66/77/78/79 4G: LTE FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/66 4G: LTE TDD: B38/40/41/42/48 3G: UMTS: B1/2/4/5/6/8/19 2G: GSM: B2/3/5/8 |
| USB規格 | Type-C 2.0（PD3.0、PD2.0、Mi-FC 2.0をサポート） |
| スピーカー | ステレオスピーカー（Hi-Res & Hi-Res Audio Wireless認証）（Dolby Atmos対応） |
| カメラ | フロント：32MP(ƒ/2.0) リア：50MPメイン(Leica)(ƒ/1.7)+50MP望遠(Leica)(ƒ/2.0) |
| バッテリー容量 | 4,780mAh（67W高速充電対応） |
| 本体サイズ | 展開時：167.5 x 74.02 x 7.6mm 折りたたみ時：85.54 x 74.02 x 15.99mm |
| 本体重量 | 約192g |
6.86インチ有機ELメインディスプレイ、および4.01インチ有機ELサブディスプレイを搭載。
折りたたみ時には85.54 x 74.02 x 15.99mmのコンパクトサイズとなり、携行性に優れています。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。側面指紋認証にも対応しており、利便性は抜群です。
『Xiaomi MIX Flip』の特徴
『Xiaomi MIX Flip』は、6.86インチ有機ELメインディスプレイ、および4.01インチ有機ELサブディスプレイを搭載した折りたたみスマートフォンです。カラーはブラック、パープルの2種類が用意。モデルは12GB RAM + 512GB ストレージの1種類のみであり、ヨーロッパ価格は1299€（約21万円）となっています。
OSはXiaomi HyperOS(Android 14ベース)を搭載。
6.86インチ有機ELメインディスプレイは2912×1224解像度と最高120Hzリフレッシュレートに対応しており、美しく滑らかな映像を楽しめます。ピーク輝度は3,000nitsにも達し、明るい日中の屋外でも画面の視認性を損ねることはありません。
また、4.01インチ有機ELサブディスプレイは1392×1208解像度と最高120Hzリフレッシュレートに対応。こちらも3,000nitsのピーク輝度に対応しており、常に見やすいです。
▼折りたたんだ状態で、サブディスプレイから様々な機能を利用可能。
▼サブディスプレイには魅力的なテーマを利用可能。自由に落書きしたデザインを適用することもできます。
ステレオスピーカー（Hi-Res & Hi-Res Audio Wireless認証）（Dolby Atmos対応）を内蔵しており、満足度の高いサウンド体験が可能。
CPU（SoC）には「Snapdragon 8 Gen 3 オクタコアプロセッサー」を採用。12GB LPDDR5Xを搭載し、一般的なスマホ用途はもちろん、ヘビーなゲーミング利用にも対応できる性能を備えています。
Xiaomi MIX Flip グローバル版はAI機能も充実しており、Xiaomi独自のAI機能に加え、GoogleのAI「Gemini」や「かこって検索」にも対応しています。
ストレージは512GB UFS 4.0を用意。マイクロSDカードの挿入には対応していません。
顔認証に加えて、側面ボタンからの指紋認証に対応しており、利便性は抜群です。
NFCに対応するほか、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4、5Gなどの高速通信規格の数々にも対応。デュアルSIMカードに対応。
前面に32MP(ƒ/2.0)フロントカメラを搭載。背面には50MPメイン(Leica)(ƒ/1.7)+50MP望遠(Leica)(ƒ/2.0)の2眼構成カメラを搭載。Leicaと提携して開発されたカメラシステムを搭載しており、Leica Summilux 光学レンズのおかげで低照度環境での撮影性能が向上しています。
▼4K・60fpsの動画撮影をサポート。半分折りたたんだ状態で持つことで、まるでビデオカメラを持つかのような感覚で安定した撮影が可能となります。
4,780mAh（67W高速充電対応）のバッテリーを内蔵。長時間の連続使用、および短時間での充電が可能です。
そして筐体サイズは展開時で167.5 x 74.02 x 7.6mm、折りたたみ時には85.54 x 74.02 x 15.99mmのコンパクトサイズとなり、携行性に優れています。
防水防塵にこそ非対応なものの、ディスプレイにはXiaomi Dragon Crystal Glassを、筐体には強固なアルミニウムフレームを採用。スタイリッシュな外観と頑丈さを併せ持っています。
そして50万回以上の折りたたみに耐えられるよう設計されており、長期にわたり安心して使用し続けることが可能です。
『Xiaomi MIX Flip』グローバル版の発売日について
以上の通り、価格こそ1299€（約21万円）と高いものの、優れたスペック構成と洗練されたデザインにより、全体的に所有感の高い折りたたみスマホとなっています。
中国版の『Xiaomi MIX Flip』はすでに中国国内や香港向けに販売されていますが、グローバル版の発売日は現時点（記事執筆時点）で明らかになっていません。
ただし、AliExpressにおいてはすでに商品ページが確認できるので、近いうちに販売が開始されるのではないでしょうか。
同イベントで発表されたグローバル版の「Xiaomi 14Tシリーズ」と併せて、日本国内向けの発売に期待したいところですね。
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