2024年7月、日本のYA-MAN(ヤーマン)は、リフトケア特化型美顔器の『リフトロジー』を発売した。
手のひらサイズのコンパクトな美顔器であり、半顔で1回1分を肌に当てることでリフトケアが可能。EMSにより、肌のたるみやもたつきをシッカリと引き締めることができる。
スタンダードモデルの“リフトロジー(YJFD1N)”と、EMSのパワーを約1.2倍強めた“リフトロジーSP(YJFD2L)”の2種のモデルが用意されている。
今回、提携先より本製品「リフトロジー(YJFD1N)」を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。
ブランド | YAMAN(ヤーマン) |
定格電源 | DC5V 1A |
消費電力 | 約4W(充電時) |
電源方式 | 充電式 |
充電時間 | 約3.5時間 |
動作時間 | 約30分 |
防水機能 | IPX5 |
本体サイズ | 114×42.5×71.5mm |
本体重量 | 約206g |
材質 | 本体:ABS メインヘッド:PET樹脂、ステンレス |
使用電池 | リチウムイオン電池 |
付属品 | ・充電用USB Type-Cケーブル ・化粧品(フローレスセラム ハイドレイティング) ・ユーザーマニュアル(保証書付き) |
今回紹介する『ヤーマン 美顔器 リフトロジー YJFD1N』は、リフトケア特化型の美顔器だ。
リフト筋と呼ばれる大小頬骨筋にフィットする7つの湾曲電極を配置した立体的なヘッドが特徴。7つの湾曲電極は低周波と高周波EMSが出力し、顔の上をタッピングする刺激を与え、機器を動かすことなく肌に置くだけで狙った筋肉にアプローチできる。
EMSとは?
EMS(Electrical Muscle Stimulation、電気筋肉刺激)は、微弱な電流を肌に流し、顔の筋肉に直接刺激を与える技術です。この刺激によって筋肉が収縮し、フェイスラインの引き締めやリフトアップ効果が期待されます。
また、デュアルヒーター機能も搭載しており、温めながら筋肉を刺激できる。
▼表層から深層まで温めながらケアすることで、心地よいリフトケアを実現。
半顔1分でアラーム音が鳴り、2分で全顔のリフトケアが完了。フェイスモードのほか、二の腕や脇腹、ふくらはぎなどのケアもできるボディモードも備えている。
ライフスタイルに合わせて気軽にケアできる美顔器であり、ユーザーレビューでは高い満足度が報告されている。
製品本体および付属品
▼外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧は以下の通り。
【内容物一覧】
- 充電用USB Type-Cケーブル
- 化粧品(フローレスセラム ハイドレイティング)
- ユーザーマニュアル(保証書付き)
▼ユーザーマニュアルはもちろん日本語に完全対応。図付きで扱い方も理解しやすい。
▼化粧品(フローレスセラム ハイドレイティング)が付属。美顔器を利用する前に顔全体に塗り込むことで、EMSの浸透度を最大限に向上させることができる。
リフトロジー美顔器本体
▼リフトロジー美顔器本体の外観。
▼正面中央には電源/温感レベル選択ボタン、モード選択ボタン、EMSレベル選択ボタンが用意。
▼右側面の様子。
▼右側面のキャップを外すと、充電用のType-Cポートが現れる。
▼裏面の様子
▼上部の様子。メインヘッドには電極とフォト発光部が内蔵されている。
▼下部のサブヘッド。
リフトロジーの本体サイズは114×42.5×71.5mm、重量は約206gであり、軽量かつコンパクト。携行性に優れたサイズで、長時間手に持ち続けても、腕が疲れづらい。
▼光沢が見られる、高級感のあるフォルム。
所有感をくすぐられる、スタイリッシュでオシャレなデザインとなっている。
強力なEMSで短時間リフトケア
実際に本製品を使用して、顔のリフトケアを行ってみた。
手順①:顔全体を加湿する
本製品の扱い方は非常に簡単だ。
まず、付属の化粧品(フローレスセラム ハイドレイティング)を手に取り、顔全体に塗り込む。
▼付属のフローレスセラムや市販の化粧水で肌を湿らせておかないと、リフトロジーの効果を最大限に感じられないので、美顔器使用時には必ず使うようにしよう。
手順②:リフトロジーの電源を入れる
続いて、リフトロジーが正面左の電源ボタンを長押しして、電源を入れる。
リフトロジーが起動すると、メインヘッドが発光する。
▼綺麗なエメラルドグリーンの発光。
手順③:モードを選択する
リフトロジーを起動したら、中央のモード選択ボタンを押してモードを選択する。
初起動時にはFACEモードになっており、ボタンを押すごとにFACE⇒BODY⇒FACE・・・の順で切り替わる。
▼現在のモードは、正面中央に点灯表示される。
なお、BODYモード時には発光部の色が赤色になる。
手順④:温感レベルを選ぶ
電源/温感レベル選択ボタンを押して、温感レベルを1~3から選択する。
▼ランプの点灯数で、現在の温感レベルがわかる。
ただし、安全のために使い始めはレベル1から使用しよう。
手順⑤:EMSレベルを選ぶ
最後に、右側のEMSレベル設定ボタンを押して、EMSレベルを設定する。
▼ランプの点灯・点滅数で、現在のEMSレベルがわかる。
▼EMSレベルの判別方法
こちらも、安全のために使い始めはレベル1から使用しよう。
手順⑥:肌にあてる
以上が完了したら、いよいよ肌に当てて引き締めを行おう。
なお公式サイトによると、FACEモードでは以下の順でメインヘッドをあてると効果的だ。
推奨される順番
- 首 10秒止め
- 顎下(フェイスライン下) 10秒止め
- 頬 20秒止め(口角と耳を結ぶ線上が目安の位置)
- こめかみ 5秒止め
- おでこの際 5秒止め
- 頬 10秒(肌表面を優しくスライド)
リフトロジーの発光しているメインヘッドを肌に軽くあてると、EMSにより顔の表情筋が刺激され、勝手にピクピクと痙攣する感覚を楽しめる。
▼リフトロジーをあてている様子
上動画を観ても分かる通り、リフトロジーをあてている部分の表情筋が刺激され、ピクピクと痙攣している。使用中は肌の奥からチクチクとした刺激を感じる。もし痛みを憶える場合には、EMSレベルを調節すると良いだろう。
▼口の端の筋肉がピクピクしている
一つの箇所をあて終わったら、上述した推奨順を参考に次の部位へあてていこう。
▼目の横にあてている様子。瞼が勝手にピクピクする。
なお、リフトロジーを起動してから1分でアラームが鳴るので、鳴ったらもう片方の顔のケアに移ろう。
半顔1分、顔全体で2分の仕様が推奨されている。
もし1セット(2分)で物足りなさを感じる場合には、再度1セットを繰り返そう。
リフトロジーを利用し終わったら、電源ボタンを再度長押しして電源をオフにする。
使用後に心地よいスッキリ感と引き締め感がある
リフトロジーを顔全体に使用した後には、心地よいスッキリ感と引き締め感があった。
▼顔全体のたるみ・もたつきが引き上げられたような、爽快感を楽しめる。
実際に使用前後の顔の状態を比べてみたところ、表情がパリッと引き締まっており、口周りのたるみも心なしか軽減された感覚を得られた。
一度使用しただけで、エステティシャンにタッピングされたような心地よさを感じられた。1セットわずか2分のため、時間のない出勤前の朝でも使用しやすくて嬉しい。なお、本製品はIPX5等級の防水規格に対応しているため、風呂場でシャワーを浴びながら使用して時短を図ることも可能だ。
毎日継続して使用しやすい点も、本製品の大きな魅力の一つと言える。
▼短時間で手軽に大きな効果を得られる、魅力的な美顔器。
長持ちするバッテリー
本製品はType-C充電式のバッテリー稼働タイプであり、約30分の連続使用が可能となっている。
実際に使用した場合、1日1セット(2分)の使用頻度であれば、2週間に1回のみ充電を行うだけで済んだ。
▼バッテリー残量は、正面下部のランプ点灯数で把握できる。
いちいち充電する手間を省くことができる点も嬉しい。
『ヤーマン 美顔器 リフトロジー YJFD1N』のまとめ
今回紹介した『ヤーマン 美顔器 リフトロジー YJFD1N』について、特徴をまとめると以下の通りだ。
良かった点
- スタイリッシュで高級感のあるデザイン
- コンパクトかつ軽量で、優れた携行性
- 充電式でワイヤレス利用が可能
- パッケージに専用化粧品が付属
- 顔・体のいずれにも使用可能
- 1セット2分の短時間で、優れた引き締め効果
- IPX5等級の防水仕様
- 長時間持続するバッテリー
悪かった点
- 持ち運びや収納用のポーチ等が付属してほしかった
- ヘッドを肌に当てる角度が、最初は分かりづらい
以上の通り、短時間で心地よいスッキリ感と引き締め感を楽しめる、高性能なリフトケア特化型美顔器となっている。
リフトロジーの本体サイズは114×42.5×71.5mm、重量は約206gであり、軽量かつコンパクト。携行性に優れたサイズで、長時間手に持ち続けても、腕が疲れづらい。見た目的にも高級感があり、所有感をくすぐられる。
扱い方も簡単で、1セットわずか2分の短時間で、優れた引き締め効果を実感できる。時間のない出勤前の朝でも使用しやすくて嬉しい。なお、本製品はIPX5等級の防水規格に対応しているため、風呂場でシャワーを浴びながら使用して時短を図ることも可能だ。毎日継続して使用しやすい点も、本製品の大きな魅力の一つと言える。
そしてバッテリーも長持ちするため、いちいち充電する手間を省くことができる。
専用化粧品が付属するなどパッケージが充実している点も嬉しいが、個人的にはリフトロジー持ち運びや収納用のポート等が付属してほしかったところだ。
また、ヘッドを肌に当てる角度が、最初は分かりづらい。手探りで最も効果を感じられる角度を自分自身で研究すると良いだろう。
毎日継続しやすく、効果的な美顔器を探しているのであれば、ぜひオススメしたい一品だ。
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