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『‎Yinone スマートウォッチ』レビュー | 1.7インチのディスプレイ搭載の2022年最新モデル

2022-06-10

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBデザイナー。理系大学院修了。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

2022年5月、Yinoneは自社ブランドの最新スマートウォッチを発売した。

1.7インチの大きめなディスプレイを搭載したモデルであり、一般的なスマートウォッチの機能を備えつつ、軽量化にも実現したモデルとなっている。

今回、提携先より本製品『‎Yinone スマートウォッチ』を提供していただいたので、実際に使用した感想を元にレビューしていきたいと思う。

ブランド ‎Yinone
画面サイズ 1.7 インチ
接続形式 Bluetooth
対応端末 iOS, Android
防水規格 IP68
バッテリー持続時間 8~10日間目安
アプリ連携 Runmefit
主な機能 血中酸素レベル測定
運動の記録
睡眠モニタリング
24時間トラッキング
音楽コントロール
アラーム
各種通知 等
本体重量 67 g

今回紹介する『‎Yinone スマートウォッチ』は、1.7インチの大きめなディスプレイを搭載したスマートウォッチだ。

Bluetooth5.0による通信に対応しており、iOS・Android端末との互換性を擁している。専用の公式アプリと連携することで、非常に多くの機能を利用することが可能だ。

▼一般的なスマートウォッチの機能はすべて揃っている。

心拍数や消費カロリーの計測といったヘルスケア機能はもちろん、血中酸素レベル測定や睡眠モニタリングなど健康管理に役立つ機能が多数用意。計測データはアプリ上で詳細に管理できるため、24時間365日体の状態をモニタリングしてもらうことが可能だ。

▼装着するだけで健康的な生活をサポート

ランニング、自転車、縄跳び、水泳、テニス、野球など多種類運動モードを選択することができ、運動中でも体の状態を追跡。IP68等級の防水規格に対応しているため、水泳などにも活用できる。

▼8~10日ほど持続するバッテリーを内蔵しているため、いちいち頻繁に充電する手間が省ける。

健康管理以外にも、天気予報、音楽コントロール、スマホ探し、計算機、遠隔撮影、ストップウォッチなど便利機能が多々用意。特にスマホへの通知をスマートウォッチ上で確認できる通知機能は重宝するだろう。

▼大事なメッセージや着信を見逃すことはない。

そして何より、非常に軽量で着け心地が良く、日常生活の中でごく自然にストレスを感じることなく利用し続けることが出来る。

高機能・快適な装着感・操作しやすい1.7インチ大画面の特徴をもつ、2022年の最新スマートウォッチとなっている。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

▼内容物をすべて取り出した様子

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • スマートウォッチ本体
  • 充電ケーブル
  • ユーザーマニュアル

▼マニュアルは日本語に完全対応しているので安心だ。

▼スマートウォッチ本体の外観。コンパクトな筐体に、1.7インチのタッチディスプレイが搭載されている。

▼真横から見た様子

▼ディスプレイ部の側面にはファンクションボタンが搭載。他にはボタン類は一切搭載されていないシンプルな構造。

▼ベルトを展開した様子。どのような太さの手首でも装着できるようになっている。

▼裏から見た様子

▼裏面の手首にあたる部分には、装着者の生体情報を読み取る端子と、充電ポートが用意。

このように、スマートウォッチ自体は非常にシンプルでスタイリッシュなデザインとなっている。

インターフェース構成自体は、従来のHUAWEIスマートウォッチとほとんど大差はない。

余計なボタンやダイヤル類が一切ないため、初めてこの手のデバイスを扱う方でも困ることはないだろう。

▼私が普段から着用している『HUAWEI WATCH FIT2』(画像右)と並べた様子。

▼『HUAWEI WATCH FIT2』(画像右)も1.74インチと大きめなディスプレイを搭載しているが、『‎Yinone スマートウォッチ』(画像左)も引けを取らない大きさだ。

▼実際に装着し比べてみた様子

▼厚みは同じくらい。非常に薄く、長時間装着し続けていても疲れを感じない。

▼他社モデルと比較しても、圧倒的な軽量化を実現できている。

マグネット式充電ケーブルでバッテリーを素早く回復

本製品付属の充電ケーブルは、マグネット吸着式となっている。

充電の際は、スマートウォッチ背面のポートにケーブル端子を近づけるだけでカチッと磁石で吸着し、充電が開始される。

いちいち端子を手探りで探して接続する必要もないため、普段からストレスなく充電を開始出来る。

そして本製品の充電速度は非常に速く、バッテリー残量がほぼゼロに近い状態でも、20~30分ほど給電を行うことで満充電まで回復させることが可能だ。

公式アプリのインストールでスマホとペアリング

本製品の利用を開始する際は、スマートウォッチと連携したいスマホやタブレット端末へ、事前に公式アプリをインストールしておこう

▼公式アプリ(iOS・Android対応)※Android版はPlayストアで "Runmefit" と検索すればヒットする。

Runmefit

Runmefit
開発元:Shenzhen Starmax Technology Co., Ltd.
無料
posted withアプリーチ

側面のファンクションボタンを長押しするとスマートウォッチが起動し、ペアリングスタンバイ状態となる。

▼アプリのインターフェースは日本語に対応しているが、一部中国語のままになっているなど、ローカライズが完ぺきではない部分が見受けられる。

アプリ(スマホ・タブレット端末)とのペアリングが完了すると、端末上でスマートウォッチの状態を確認したり、データの分析や機能のカスタマイズなどを行うことが可能となる。

快適な着け心地

本製品の装着感は実に快適であり、ゴム製のベルトが手首へ柔軟にフィットする。

▼強めに締め付けた場合でも、皮膚との擦れなどはほとんど生じなかった。

▼どのような太さの手首にも柔軟にフィットする。

本体重量が約67g、と軽いため、長時間装着し続けても腕の疲れを生じなかった

▼全体的にコンパクトなサイズのため邪魔にならず、見た目的にもスタイリッシュがあるため、他人に見られても気にならない。

このように、普段から自然な気分で装着し続けることが可能となっている。

充実した機能が搭載

本製品には豊富な機能が用意されている。

▼ホーム画面から左右にスワイプすることで、事前に設定しておいたウィジェットが表示される。

ホーム画面に表示するウィジェットは、連携済みの公式アプリ上で自由にカスタマイズ可能だ。

ヘルスケア機能全般からアラーム、メッセージ&着信通知、天気予報、そのほか便利機能など、一般的なスマートウォッチで利用できるほとんどの機能が用意されている。

音楽コントロール機能も用意されており、ペアリング中のデバイスに対して音楽再生/停止/送り/戻し/ボリューム調節などの操作を行うことが可能だ。

バリエーション豊かな時計版

アプリから無料のテーマをインストールすることで、スマートウォッチのホーム画面(時計盤)のデザインを自由に変更することも可能だ。

▼公式が配布するテーマを、オンライン上から無料でインストールすることが出来る。

▼いずれもクオリティが高く、カワイイ系から大人系まで、多種多様なバリエーションが配布されている。

▼デザイン性を重視するか、見やすさを重視するか、自身の好みに応じて好みのテーマを適用しよう。

運動(ワークアウト)計測機能

本製品はランニング、自転車、縄跳び、水泳、テニス、野球など、非常に多くのスポーツアクティビティの計測に対応している。

筆者はテストとして、日課のウォーキングで計測機能を利用してみた。

▼ウォーキング中の様子。タイム・距離・心拍数・消費カロリーなどをリアルタイムで計測。

▼運動終了後は、ワークアウトデータを保存し、スマホアプリ上でいつでもデータを確認することが出来る。

▼GPS機能を利用したルートトラッキング情報も閲覧可能だ。

このように、自身がどの程度の運動を行ったかを逐一確認できるようになっている。

視覚的に自身の実績を確認することで、日々の継続するモチベーションにつながるだろう。

その他の健康管理機能も充実

アクティビティ記録以外にも、睡眠モニタリング機能やストレス計測など、日々の健康習慣を改善・向上させることができる健康管理機能が豊富に用意されている。

特に睡眠モニタリングは、睡眠時間や平均心拍数、睡眠中の血中酸素濃度などを確認できる。睡眠時無呼吸症候群に気を付けている方にもオススメの機能だ。

日毎の睡眠時間が可視化されることで、体調管理を意識することができ、バラついた睡眠時間を正すことで健康促進にもつながるだろう。

通知連動機能が非常に便利

スマートウォッチを利用している中で、個人的に最も重宝している機能が "スマホ通知連動" である。

これはスマホ上に通知された着信、メッセージ受信、その他SNSアプリ等のプッシュ通知を、スマートウォッチ上でも確認できる機能だ。

▼同機能を利用するためには、アプリ上で各種通知をONにしておく必要がある。

この機能を利用すると、音声着信はもちろん、メッセージ受信時に内容を確認することも可能となる。

▼LINEやSkype、E-mailなど、メッセージアプリで届いたテキストの内容をディスプレイで確認することも可能。

▼SNSの通知も確認することが出来る。

▼いちいちスマホを開かずに、着信やメッセージ受信履歴を確認できる点は実に便利だ。

このように、各種通知をスマートウォッチ上で確認できるため、スマホを出さずとも内容を把握することが出来るようになる。

各通知はバイブレーションで通知してくれるため、重要な着信やメッセージが届いた際にも、気付かずにとり逃してしまった!確認が遅れてしまった!といった事態を防ぐことが出来るだろう。

実際に利用してみると、実に便利で重宝する機能となっている。

『‎Yinone スマートウォッチ』のまとめ

今回紹介した『‎Yinone スマートウォッチ』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • 軽量で快適な装着感
  • スタイリッシュで主張しすぎないデザイン
  • 操作しやすく、見やすい1.7インチの大画面
  • 豊富な機能が用意
  • 非常に便利な通知機能
  • 長寿命バッテリー

悪かった点

  • アプリや本体インターフェースに一部、日本語の怪しい部分がある
  • これといって特筆すべき点が無い
  • 他ブランドモデルと比べて、価格がやや割高

以上の通り、1.7インチの見やすく操作しやすい大画面を搭載しつつ、快適な装着感を実現した最新モデルのスマートウォッチとなっている。

一般的なスマートウォッチの機能はほとんど搭載しており、初めてスマートウォッチを購入した方でも満足度の高い体験が可能だろう。

一方で、他ブランドモデルと比較して、これといって特別な点が見当たらないもの事実だ。

しかも、同程度の機能を搭載した『Xiaomi Redmi Watch 2 Lite』が7,000円前後で購入できてしまうことを考えると、1万円超えの本製品はどうも割高に感じられてならない。

確かに優れたスマートウォッチではあるが、コストパフォーマンスを求めているのであれば、個人的には以前紹介した『Xiaomi Redmi Watch 2 Lite』や『HUAWEI WATCH FIT2』あたりを推したいところだ。

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