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『Zaopin Z1 PRO 4K』レビュー、NORDIC 52840チップ&PAW3395センサー搭載の高性能マウス

2024-09-15

レイ(管理人)

最新ガジェット大好きなWEBコンテンツクリエイター。大学院理工学研究科出身。国内外の企業と提携し、年間200以上のガジェットをレビューしています。日々の暮らしを豊かで楽しいものにする電子機器や家電などを、分かりやすく丁寧に紹介します。

数多くの高性能マウスをリリースしてきたZaopinは、NORDIC 52840チップ&PAW3395センサー搭載の高性能マウス『Zaopin Z1 PRO』をリリースした。

わずか約53gの超軽量デザインとなっており、4Kバージョンは0.250msという驚異的な応答速度を記録。瞬時の反応で勝敗が分かれるプロゲーミングなどにも適したマウスとなっている。

今回、提携先より本製品(4K Version・ブルー色)を提供していただいたので、実際に使用した感想を基にレビューしていきたいと思う。

Zaopin Z1 PRO Three Mode 4K PAW3395 Mouse
Zaopin
モデル名 Zaopin Z1 PRO Three Mode 4K PAW3395 Mouse
カラー ホワイト, ブラック, レッド, ピンク, オレンジ, ブルー, ローズピンク, イエロー
マウスセンサー PixArt PAW3395
コントロールチップ Nordic 52840
解像度 最大26000DPI
DPI設定 400-800-1600-2400-3200-6400
IPS 650
アクセラレーション 50G
LOD 1mm/2mm
リターンレート 125-250-500-1000-2000-4000Hz
対応接続方法 無線(Bluetooth5.0、2.4Ghz)/ Type-C有線
バッテリー容量 500mAh
本体サイズ 110×62×38.5mm
本体重量 約53g

今回紹介する『Zaopin Z1 PRO 4K』は、フラグシップセンサー PAW3395 を搭載した超軽量マウスだ。ハイエンドセンサーとデュアルコアメインコントロールチップセットを搭載しており、最大感度26000DPI、650IPSのトラッキング速度を実現。

マウス内蔵センサーのイメージ画像

コントロールチップにはNordic 52840を採用しており、低消費電力で駆動することで長時間の連続使用が可能に。通信速度や範囲、安定性の向上にも貢献している。

内蔵コントロールチップNordic 52840のイメージ画像

接続方法は無線(Bluetooth 5.0、2.4Ghz)/ Type-C有線の3種類に対応。高速かつ安定して遅延のないマウス体験が可能となっている。

4Kバージョンは0.250msという驚異的な応答速度を記録。有線接続モードだけでなく、付属の2.4GHzワイヤレスレシーバーを利用した無線接続時にも同様の高速応答速度でマウスを利用できる。

ホイールエンコーダーには「TTC Silver」を採用。

ホイールエンコーダーには「TTC Silver」を採用

500mAhバッテリーを内蔵しており、連続100時間以上の駆動が可能。

また、公式ソフトを利用することで、ボタン割り当て、明るさ、DPIライトカラー、LEDエフェクトなどを変更できる。

製品本体および付属品

▼外箱の様子

外箱の様子

箱を開けた様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧

内容物一覧は以下の通り。

【内容物一覧】

  • マウス本体
  • ユーザーマニュアル
  • USB Type-Cケーブル
  • 専用ポーチ
  • 予備ソール
  • 2.4GHzワイヤレスレシーバー

▼ユーザーマニュアルは英語・中国語のみに対応。

ユーザーマニュアル

▼予備ソールが付属。消耗した際に貼り換えることができる。

予備ソール一式

▼4K Versionには、4K対応の2.4GHzワイヤレスレシーバーが付属。

4K対応の2.4GHzワイヤレスレシーバー

4K対応の2.4GHzワイヤレスレシーバーのType-Cポート

▼収納ポーチが付属。マウス本体および付属品を収納して持ち運ぶ際に便利。

専用ポーチ

専用ポーチにマウスを入れた様子

マウス本体

▼マウス本体の外観。今回のレビューではブルー色を提供していただいた。

マウスの外観-真上

▼110×62×38.5mmの筐体サイズで約53gという超軽量設計。

マウスを手に持つ様子-表

マウスを手に持つ様子-裏

マウスを手に持つ様子-側面

▼前方には左ボタン右ボタンホイールが用意されているほか、現在のマウスの状態を示すLEDインジケータも内蔵されている。

左ボタン、右ボタン、ホイール

▼正面には給電&有線接続用のType-Cポートが用意。

正面のType-Cポート

▼左側面にはサイドボタンが2つ用意。「進む・戻る」の機能を利用可能。

マウス外観-左側面

▼右側面の様子。

マウス外観-右側面

▼手前側の様子。

マウス外観-手前

▼底部の様子。

底部の様子

接続切替ボタンセンサーDPI調整ボタンが用意。

接続切替ボタン、センサー、DPI調整ボタンが用意。

▼筆者が普段使用しているロジクールのワイヤレスマウス(左)と並べた様子。

筆者が普段使用しているロジクールのワイヤレスマウス(左)と並べた様子

実際に『Zaopin Z1 PRO 4K』を手に持ってみると、あまりの軽量さに驚かされる。筆者が普段から試用しているワイヤレスマウスの半分以下の重さしかなく、マウスを持ったまま手を動かした際の手首への負荷が段違いに軽減された。

ゲーミングマウスとして真価を発揮するモデルだが、ウェブライターなどの作業用デバイスとしても適していると感じた。

3種類の接続方法に対応

接続前のマウスの様子

本製品は3種類の接続方法に対応しており、いずれの場合も接続手順は非常に簡単だ。

有線接続の場合

有線接続の場合、USB Type-CケーブルでマウスとPCを接続するだけで、あっという間に使用可能状態となる。

有線接続したマウス

▼有線接続時にはマウスの充電も行われる。

充電中のマウス

最も安定した状態でマウスを利用したい場合には、有線接続の方法をとると良いだろう。

2.4Ghz無線接続の場合

2.4Ghz無線接続を行う場合、まず付属の2.4GHzワイヤレスレシーバーをPCに接続する。

付属の2.4GHzワイヤレスレシーバーをPCに接続した様子

そしてマウス底部の接続切替ボタンを「2.4G」にセットする。

マウス底部の接続切替ボタンを「2.4G」にセットした様子

すると即座にPCとの無線接続が完了し、マウスを利用できる状態となる。

▼無線接続時には、レシーバーが点灯する。

レシーバーが点灯している様子

2.4GHzワイヤレスレシーバーを利用した無線接続時にも、0.250msという驚異的な応答速度で利用できる。

Bluetooth接続の場合

Bluetooth接続を行う場合、まずマウス底部のスイッチを「BT」に合わせる。

マウス底部のスイッチを「BT」に合わせた様子

そしてマウスの左ボタン、右ボタン、ホイールを同時に3~5秒間ほど押し続ける。

マウスの左ボタン、右ボタン、ホイールを同時に押した様子

するとペアリングモードに入り、LEDインジケータが点滅し始める。

この状態でPC側において「Zaopin」を選択することで、接続が完了してマウスを利用できるようになる。

マウス接続ウィンドウ

以上の通り、計3種類の接続方法に対応しているほか、スイッチ切り替えで接続方法を瞬時に変更できる。用途や場所に応じて柔軟に使い分けたい場合には実に便利な設計だと言える。

非常に快適な使い心地

実際に『Zaopin Z1 PRO 4K』を利用して、PCゲームなどをプレイしてみた。

▼実際にプレイしている様子(やや音ズレあり)

マウスの滑り心地が実に滑らかで、手にほとんど力を入れていないにもかかわらず、デスク上をスイスイと移動させられるため、長時間プレイしていても手首の疲れを感じることは無かった。

▼人間工学に基づいたエルゴノミクス形状で握りやすくデザインされているおかげで、手のひらにも柔軟にフィットする。

手のひらにも柔軟にフィットするマウス

ホイールの操作感も良好。小気味の良い押し心地でマウス利用を楽しめた。

左ボタン、右ボタンの範囲は十分に広く、咄嗟に操作を要求される場合でも押し損じるような事態は発生しなかった。

▼実際に使い心地を確認している様子

ゲーミングはもちろん、普段利用、仕事利用、クリエイティブ利用まで幅広い用途に活用できるマウスとなっている。

ホコリ等の汚れが付着しづらい

純正ソールに汚れが付着しづらい点も嬉しい。

▼筆者が普段使用しているマウス(黒)との底部の比較。

筆者が普段使用しているロジクールのワイヤレスマウス(左)と並べた様子-裏側

▼筆者が普段使用しているマウスは、裏にすぐホコリが溜まってしまう。

汚れたマウスの裏側

▼『Zaopin Z1 PRO 4K』の場合、裏にホコリが溜まりづらく、常に綺麗な状態で使用できる。

綺麗なマウスの裏側

DPIの調整が可能

底部に用意されているDPIボタンを押すことで、マウスのDPI(Dots Per Inch)をスムーズに調整することが可能だ。

底部に用意されているDPIボタン

※DPI … マウスをどれだけ動かすと画面上のマウスポインターがどれだけ動くかを表す数値

DPIボタンを押すごとにDPIが一定の間隔で変化し、LEDインジケータの点灯色も変化する。

DPIの数値と対応する点灯色は以下表の通り。

DPI 点灯色
400 赤色
400DPI
800 緑色
800DPI
1600 青色
1600DPI
2400 黄緑色
2400DPI
3200 オレンジ色
3200DPI
6400 シアン色
6400DPI

公式ソフトで詳細なカスタマイズが可能

公式が配布している無料ソフトを利用することで、より詳細なカスタマイズを行うことが出来る。

▼公式サイトより、Z2対応のソフトをダウンロード。

対応ソフトのダウンロード画面

ダウンロードしたインストーラを起動すると、インストールが始まる。

インストール後、ソフトを起動すると接続中のマウスが表示される。

ソフトを起動すると接続中のマウスが表示される

公式ソフト上では、ボタン割り当て、明るさ、DPIライトカラー、LEDエフェクト、LoD(Lift-off Distance)設定などを変更できる。

ソフトメイン画像

▼各ボタンの機能を、自由にカスタマイズ可能。

ボタン機能編集画面

ボタン機能編集画面2

▼連射機能を設定することもできる。

連射機能の設定画面

▼DPIの数値やLED点灯色も自由にカスタマイズ可能。

DPI設定画面

▼そして、マクロの編集も可能となっている。

マクロ編集画面

Zaopin Z1 PROを最大限まで使いこなしたい方は、インストールして機能を試してみても良いだろう。

『Zaopin Z1 PRO 4K』のまとめ

今回紹介した『Zaopin Z1 PRO 4K』について、特徴をまとめると以下の通りだ。

良かった点

  • 人間工学に基づいてデザインされた、握りやすいフォルム
  • 超軽量デザイン
  • スムーズな操作感覚
  • DPIのスムーズな切り替えが可能
  • 3種類の接続方法に対応
  • 超高速応答
  • ゲーミングだけでなく、普段利用、仕事利用にも適している
  • 公式ソフトでより詳細なカスタマイズが可能

悪かった点

  • 特になし

以上の通り、デザイン・機能性・拡張性のいずれも優れたゲーミングマウスとなっている。

人間工学に基づいてデザインされた超軽量な筐体は、実に握りやすく、操作しやすい。

見た目的にもスタイリッシュで洗練されており、ゲーミング然としていないため、仕事場・オフィスで利用しても浮くことは無いだろう。

計3種類の接続方法に対応しているほか、スイッチ切り替えで接続方法を瞬時に変更できる。用途や場所に応じて柔軟に使い分けたい場合には実に便利な設計がなされている。

そして価格も比較的リーズナブルであり、コストパフォーマンスの面でも優れた一品だと言える。

ゲーミングから仕事まで、幅広い用途に活用できる高性能マウスを探している方は、ぜひ本製品を利用してみてはいかがだろうか。

Zaopin Z1 PRO Three Mode 4K PAW3395 Mouse
Zaopin

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